加西のため池めぐり 〜ミーハー的白鳥見学記〜06.1/15

この日は、ちょっぴしカゼ気味なので、魚捕りはやめて、新聞に載っていた、加西市に
来ているハクチョウを見に行くというミーハー根性的な動き方に決定いたしました。
(カゼ気味なら出かけるのを控えればという御意見は受け付けておりません)
最初に新聞に載っていた池を訪れると、そこには地元の保護会の方々がいらっしゃって、
"今は別の池にいますよ"と親切に教えて頂いたので、いつものように迷ったりせず、
スムーズなスタートとなった次第です。保護会の方、本当にありがとうございました。

 <1>加西市某所の溜池 

  
場所は別に書いてもいいのでしょうが、なんとなく秘しておくとして、目的の池へ。
さっそく、予想外にたくさんのハクチョウの群れに出会えました。100羽近いかな?
そして、予想外にたくさんの撮影者がいて、警戒心からかハクチョウはちょっと遠めでした。
しばらくみてると、時折羽ばたく個体がいるので、かなり粘ってようやく数枚撮影できました。

  
この池にいるのはほとんどがコハクチョウで、成鳥(左)、幼鳥(右)ともたくさん観察する
ことができましたが、今年は数羽飛来しているというオオハクチョウはこの日は
見れませんでした。双眼鏡を忘れたので、気付かなかっただけかもしれませんが…

  
池にはヒシの実(左)がたくさん浮いて、黒いベルトを作っていました。
近くでは、冬ならではの花、ヤブツバキ(右)も満開でした。

  
その後、しばらく近くの山裾を散策。フユイチゴ(左)の色鮮やかな実や、
小さな実をつけはじめたツルグミ(右)などを見つけました。

  
冬になると毎年、ちょっと勉強をはじめてすぐに挫けるシダ植物。この日も多種をみれました。
まずは、このあたりではどこにでもあるコシダ(左)と、真っ赤に紅葉したタチシノブ(右)。

  
コハシゴシダらしいもの(左)もみつけました。そして、わりと珍しいと思うんですが、
イワイタチシダ(右)も見つけることが出来たので、密かに興奮しました。

  
岩場では、わりと高いところにスズメバチ類の古巣(左)も発見。キイロスズメバチ?
近くでは、シャレた模様のガの幼虫(右)も活動していました。

  
その後、さらに近くの林床を歩いてみると、赤い実を満開につけたヤブコウジ(左)や、
マンリョウ(右)を発見。十両・万両とあったわけですが、センリョウは不在で残念でした。

  
モチノキ(左)や、ガマズミ(右)のこちらも赤い実も見つけることができました。
寒空に、赤色の木の実はなぜかとっても似合うんですよね。

  
その後、別の池を来訪してみると、ヒドリガモの群(左)や、不思議な色のアヒル(右)などを発見。
遠かったのですが、ヨシガモ・オカヨシガモなどもいました。

  
びっくりしたのは、大きな家禽、シナガチョウが2羽もいたこと。
右の個体はくちばしが黒いのですが、左の個体は黄色です。品種でしょうか?

  
夕刻、日も暮れなずむ頃に再度ハクチョウの池に来訪すると、3羽がちょうど池に下りる
ところでした。午前中と違って逆行でないのでハクチョウの顔がよく見えます。

  
しばらく粘って、羽ばたく個体の撮影と、オオハクチョウの探索をしますが、
すぐに寒く&暗くなると同時に電池がキれてギブアップ。すごすごと退散しました。

というわけで、久々の時事ネタ・ミーハ系チャレンジでしたが、なかなか楽しい
一日でした。今回見損ねたオオハクチョウは次回見つけてやろうと思っています。
とりあえず、もうしばらくして、人が少なくなってから再挑戦かな?


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