この日はほんの思いつきで武庫川へ。以前からタナゴ類が多いと聞いていたので一度
チャレンジせねばと思っていたからです。目的地は三田市から篠山あたりと決めて
地図をにらみつつ、適当な場所で車を停めて車中泊し、用意万全のスタートとなりました。
<1> 武庫川中流・三田市 |
まずはポイント探し、ということでうろうろしてみると、多自然型の改修を行っている
"日出坂堰"という場所を発見。いろんな工夫がされているような感じなので、
ちょっと残された自然をチェック、ということで最初の挑戦はここをチョイス。
これが夢のような素敵な一日の幕開けになるとは思いませんでした。
ちなみに、かなり寒いと思っていたら、川の流れがない部分はほとんど凍ってました(笑)
川に入って魚捕りをはじめると、オオカワヂシャ(右)がまだ咲いていてビックリ。
そして、2時間ほど川の中でたも網を振るったでしょうか。かなり大漁の魚を見れました。
まずは、たくさん捕れたタナゴの仲間。婚姻色もなく、全身にミッチリ寄生虫が入って
模様的な特徴がつかめず難儀しましたが、左右ともカネヒラっぽいですがどうでしょう。
タナゴの仲間では、アブラボテ(左)も本当にたくさん捕れました。
一番嬉しかったのは、なにげに初GETのカワヒガイ(右)。やっぱりかわいいですよね。
カネヒラ?の幼魚(左)もわりと捕れました。そして、ビックリしたのは尾曲がりのカワムツ(右)。
こんな格好なのにめちゃくちゃ元気で、生きものの強さを痛感しました。
ひれが可愛く色づいたムギツク(左)も何匹かGETすることができました。
イトモロコ(右)もたくさんいて、デメとかスゴとか混じってないか期待しましたが、
どうやら全部イトモロコだったようです。残念。
かわいいメダカ(左)や、これくらいのサイズの時はこちらも可愛いドンコの幼魚(右)
なども捕れましたが、数はそんなには多くないようでした。
以外だったのは、何度見ても可愛いアカザが2匹も捕れたこと。
巨大カマツカも捕れたので、水辺でやらせ写真(右)も撮影しちゃいました。
地元ではなかなか捕れないズナガニゴイ(左)もわりと見ることが出来ました。
そして、何気にあまり捕まらない、モツゴ(右)も久しぶりにGETできました。
そして、この日一番びっくりしたのは、わりとレアモノの二枚貝がたくさん取れたことです。
左はカタハガイ。右はマツカサガイ(ニセマツカサガイかも…)。その他シジミ系の貝も
たくさん見ることができました。両種とも兵庫RDBの高ランク種です。
てなわけで、この日は初手から大成果で大興奮。
意気揚揚と水辺で上の写真たちを撮影しましたが、ころころ変わる光線具合と、
強烈な北風に悩まされ、2時間かけて捕まえた獲物を、2時間かけて撮影しました。
撮影が終わった頃には手の感覚がなくなって、シャッターが押せなくなるくらい(笑
それでも2匹目のドジョウを狙うべく、次なるポイントへ北上したのでした。