姫路北部 〜近場ガサガサ団again〜05.10/16

今回の週末は、土曜出勤&日曜は地元の祭りに強制参加。
神輿かついで大汗かいて、ヘロヘロになった1日でしたが、神輿担ぎ終了後、
ほんの少し時間が余ったので、これ幸いと久しぶりの近場ガサガサ団に練り出しました。

  姫路市北部近辺の溜池群

  
さっそく来訪したのはこちらの溜池(右)。昨年、キトンボがいたので来訪したのですが、
今回は環境が悪くなってる雰囲気で、トンボはほとんど見れませんでした。
ちなみに、水面を覆っているもの(右)は、これ、アオコではなくて、ミジンコウキクサなんですよ。

  
近くの池も水位が下がって、オオタニシ(左)が拾って歩けるほどになってました。
池の縁を歩いていると、羽化直後っぽい雰囲気のツマグロヒョウモン(右)に会いました。

  
ガマズミ(左)や、サルトリイバラ(右)など、秋を感じさせる赤い実にも
いろいろと出会うことが出来ましたが、肝心の赤いトンボはまるでダメ。

  
それでもしつこく干上がった池の縁を歩くと、ホシクサ(左)や、スイラン(右)など、
わりと意外な植物にも出会えました。

  
ちょっと不思議な雰囲気の芽生え(左)も発見。正体やいかに。
近くではヨメナ(右)も満開に咲いていました。

  
草地をしつこく歩き回ると、アンバランスに長い産卵管が魅力のオナガササキリ(左)や
ウスイロササキリ(右)などにも出会うことができました。
しかし、密かな狙いのコバネササキリはこちらも空振りでした。

  
このあたりでは割と見かけるのですが、白花のキツネノマゴ(左)も幾つか確認。
そうこうしてると、ちょっとビックリなものを見つけました。アカウキクサ(右)です。
自生だとしたら珍しい気もしますが、最近はアゾラとかいう外来の系統もあるそうで、
ちょっと正体が気になるところ。きちんと調べてみなくては。


というわけで、暮れなずむ夕陽の中、割と成果のない近場ガサガサ団終了。
ヤンマ類がわっと飛び出したので興奮しましたが、この日は網を忘れてきたので
撮影どころか正体を探ることすらできないまま、暗くなっていきました。

昨年は、同じポイントでキトンボ、ナニワトンボ等々撮影したものですが、
水不足で池の様子が変わっているからか、私の日ごろの行いが神にばれたのか、
なんせ今回は全て空振り。近場のトンボ類は、近日中にリベンジせねばなりませぬな。


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