この日は、7月におジャマした「兵庫ウスイロヒョウモンモドキを守る会」の活動に参加して
きました。調査地点のメンテナンス、現地の状態確認等々、地道な努力に感嘆しつつ、
やっぱりステキな高原の自然を思い切り堪能しまくった1日でした。
<1> ハチ高原周辺 前編 |
本当は前日のうちに到着する予定が、道に迷ってそのまま寝たので、現地到着は集合時間30分前。
車をとめて歩くと、さっそくシシウド(左)やツルニンジン(右)などの素敵な花が迎えてくれます。
キクバヤマボクチ(左)もかなり見事に咲き誇っていましたし、
クロバナヒキオコシ(右)も超満開といった雰囲気でした。
ヤマシロギク?(左)も満開でした。野菊の仲間も見分けが難しいのでチョイ自信なし。
近くには奇妙な形が大好きなナギナタコウジュ(右)も咲いていました。
やがて、時間になったので集合場所に行くと、青空が広がって見事な風景。
それぞれ調査機材等々大荷物のメンバーと共に、生息地での
調査地点の目印等のメンテナンスなどをお手伝いいたしました。
しかし、一面のススキ(左)と吹き抜けていく秋風。見事に熟れたナナカマドの赤い実(右)。
本当に気持ちの良い風景で作業もはかどります。
こ〜んな青空。
どうです、イイカンジでしょ?
近くではオタカラコウ(左)も満開でしたし、小さなオトギリソウの仲間(右)も
一株だけ見つけました。
そこここに群生して本当に見事だったのはウメバチソウ(左)。
そして、初夏の名残、ササユリの実(右)も見つけました。
この日は、ある方がバッタ層を調べるということでサンプルを集めていらっしゃったので、
お手伝いがてらバッタを追いかけてみました。
ハネナガフキバッタ(左)、ヒロバネヒナバッタ(右)のほか、イナゴモドキ、ヒナバッタ、
トノサマバッタ、クルマバッタモドキ、ホシササキリ、ヤチスズ等々、多種を確認。
ちょっと不思議だったのは、こちらのコバネイナゴ(左)。低地で見る個体とはえらく雰囲気が
違うんですが、おなじ種類なんでしょうかね?
近くのササからは会のメンバーがコチャバネセセリの幼虫(右)を発見しました。
まだまだ続く、面白い発見は続編でお届けいたします。