この日も、友人宅でのんびり過ごし、昼頃から2箇所のリベンジに来訪しました。
まずは、昨日の続編で藤沢市内で一箇所、それから八王子まで移動して一箇所。
でも、初日からの疲れと、どうしようもない真夏な天気を背負ってのスタートとなりました。
<1> 神奈川県藤沢市・新林公園 |
まず来訪したのは、藤沢の新林公園(左)。アカボシゴマダラに再挑戦というわけです。
うろつくと、白花のヒガンバナ(右)があってびっくり。
うろうろすると、ナンテンハギ?(左)や、花はまだでしたがツクバトリカブト(右)
などの面白い植物もみつかりました。
こんな格好なのに実(厳密には"果柄")が食べられるケンポナシ(左)や、
関西では見られないカントウヨメナ(右)なども見ることが出来ました。
ムラサキシジミ(左)や真っ赤なナツアカネ(右)などにも会えましたが、
狙いのムラサキツバメやらヒメクダマキモドキなどは全て空振り。
林床にはヤブミョウガ(左)が色鮮やかな実をつけていましたし、こちらも著名な
帰化動物、タイワンリス(右)も見ることが出来ました。
んで、肝心のアカボシゴマダラはというと、高い場所で縄張りを張ったり、飛び回ったり、
全く撮影不可能な場所には沢山いたのですが…う〜ん、またの機会かなぁ。
<2>東京都八王子市・長池公園 |
2箇所目に来たのは、かつて通勤路にあったのでよく立ち寄っていた長池公園。
到着すると早速メスグロヒョウモン(左)がお出迎えしてくれました。
うろつくとすぐにこのあたりの固有種、シラゲヒメジソ(右)をみつけましたが、
目的のトウゴクヘラオモダカは影も形も見つからず。絶えてしまったのでしょうか…
花はまだでしたが、オオニガナ(左)も1株だけみつかりましたし、イガホオズキ(右)も
見つけることが出来ました。あまり知られてはいないのですが、こういう、"えっ"と驚く貴重種が
残っているのがこの公園の密かにすごいところなんです。
さらにうろつくと、ヤマホトトギス(左)の花や、ツリバナの実(右)なども
見られ、秋が来てるんだなぁ、と実感します。
サワギキョウ(左)や、ミズオトギリ(右)などについては積極的に増殖が行われているようで、
何箇所も群落がみられるようになっていたのでかなり仰天しました。
水田地帯を歩くと、一部の区画が赤米?(左)を育てていて、花が今を盛りと美しくて
しばらく見惚れてしまいました。近くにはアブラムシの世話をするクロオオアリ(右)も見れました。
久しぶりに識別に悩まないフキバッタ、懐かしきヤマトフキバッタ(左)を発見。
近くのヤナギの葉には派手なパフォーマンスのハバチ類の幼虫(右)もいました。
薄暗くなり始めた中、さらに粘るとクリシギゾウムシ?(左)や、小型の、あまり
みたことのないホソマダラガ類(右)なども発見することが出来ました。
というわけで、この日はリベンジは失敗、かな?
まぁ、宿題は残しておいた方が次が楽しいというものです。
この日の歩き回った疲れと空腹は、町田の懐かしい地中海料理屋で回復させて三連休の
〆とする予定でしたが、来訪すると定休日で、疲れを倍増させて帰路に向かいました。
まぁ、ちょっと贅沢に企み過ぎたから、こんなものかな。