A 京都府山城町〜城陽市 |
某ヒカゲにフられたあとは近くの山城市まで移動して、再度ウラナミジャノメ探しをしました。
小さな神社に車をとめて、近くにある小さな池のまわりを何箇所もまわると、
ヒメヒラテンツキ?(左)や、アメリカミズキンバイ(右)が咲いていました。
湿地のヘリにあるススキにはクロコノマチョウの卵(左)がありましたし、
ウチワヤンマ(右)も舞っていましたが、探せどもウラナミジャノメの姿はなし。
今回もフられたか。
そう思いながら諦めて神社に戻り、車に近づくとツイと地味なチョウが飛び立ちました。
うぉっ!!!
探しに探したウラナミジャノメ様です。灯台下暗しとはこのことか。
車を駐めたすぐ近くの草地に、わりと多数がいて、思う存分撮影をさせてくれました。
薄暗い天気で、すぐに下草に潜り込むので開翅写真等は撮影できなかったけど大満足。
いい気になってさらに歩き回ると、近くのカラムシの葉にはアカタテハの弱齢幼虫(左)が
いましたし、キチョウ(右)など他のチョウもじっくり観察できました。
その後、調子に乗って別のポイントをさらにうろついたけどこちらは成果ナシ。
でも、シロスジカミキリ(左)や、きれいなナガサキアゲハ(右)などを撮影できちゃいました。
最後に来訪したのは、城陽市の河川敷。
派手なオフロードバイクの練習場に仰天しつつもうろつくと、それでも
イチモンジセセリオオチャバネセセリだったようです(右)をはじめとしたいろんなチョウに出会えます。
うろつくほどに、ポイントに到達。今年もホソオチョウを確認してまいりました。
白く鮮やかな♂(左)と、ちょっと地味な♀(右)。
蝶屋さんならご存知でしょうが、本来は韓国や中国にいる蝶で、誰かが勝手に放したものが
日本各地で繁殖しています。そういえば、ちょっと韓国の民族衣装系の模様ですよね?
河川敷のウマノスズクサには弱齢幼虫(左)から、終齢幼虫(右)まで、
様々なステージの幼虫を見ることも出来ました。
よく探すと、羽化殻(左)もいくつも発見。羽化直後らしい個体も結構いました。
この場所ではジャコウアゲハの幼虫(右)も多数いるのですが、親は確認できず。
もっと粘ってホソオチョウの卵や交尾シーンも撮影しようと思ったのですが、
オフロードバイクの練習場から飛んでくる砂埃が半端じゃなくて、完全に鼻をヤられてしまい、
とめどなく鼻水がでるようになったので、ほうほうの体でひきあげてしまいました。
ていうわけで、まぁ某ヒカゲにはフられたけど、わりと成果多き1日だったカンジです。
下見としてはバッチリでしたし、これは来年はベストシーズンに来訪して、
今度こそ、4度目の正直を果たしてやろうと、現在メラメラと心に誓ってる状態です☆