京都南部 〜真夏日にヒカゲを探してRETRIAL05.08/28

私はおおむね"懲りない男"であるという点については、知人・友人の意見は揺らぐことが
ないものかと思われますが、今回はまたぞろ懲りない行為をしてまいりました。
京都、某ヒカゲを探すリベンジ旅。ええ、判ってます、ちょっと時期外れなんです。
しかし、「京都山城蝶だより」のページを久しぶりに拝見していると、8月末の記録を発見。
思わず問い合わせをすると、丁寧な返答を頂戴したもので、早速リベンジに向かった次第です。

@ 京都府笠置町 

  
というわけで、マズは最初に前回みつけた割とよい雰囲気の谷地の水田を来訪。
水田雑草の撮影が狙いでしたが、全てモノの見事に掘り取られ、水路が付け直されてました。
がっかりしながら谷奥の小さな湿地に行くと、マルタンヤンマの♀(左)を発見。
産卵してそうだったので、膝まで泥に埋まりながら近づいたら、プイと天空高く飛び去って
しまいました。なので写真はこの1枚のみ。なんとも幸先のよろしくない幕開け(笑

  
その後、教えていただいたポイントに来訪すると、カトリヤンマ(左)を発見。
湿地には婚姻色が残っているらしく、黄金色のトノサマガエル(右)がいました。

  
さてさて、さっそくウロウロと湿地を歩き回りますが、クロコノマチョウ(左)や
ヒメジャノメ(右)は多いものの、やはりさすがに某ヒカゲは見つからず…
その他、クロヒカゲ・ナミヒカゲ・サトキマダラヒカゲ・コムラサキなど見かけました。

  
近くでは個人的初撮影のシラホシハナムグリ(左)も発見できましたし、
ハダカホオズキ(右)も満開になっていて見事でした。

  
諦めて、教えていただいたもう一つのポイントにいくと、ウメモドキの若い実(左)を発見。
近くの水田では、小さいけどミズタネツケバナ?らしい株(右)もみつけました。

  
うろつくと不思議な雰囲気のアシグロツユムシの幼虫(左)や、なんだか
力一杯威嚇中のオオカマキリ(右)等も確認。

  
小さな白い花がかわいいハシカグサ(左)や、逆に黄色い花の鮮やかな
ノアズキ(右)なども見つけて、なかなかイイ気分でした

  
近くの水田は、こちらも水が抜かれていて、陸生型になったヒルムシロ(左)を発見。
わずか1花でしたが、かわいいキクモの花(右)もみつけることが出来ました。

  
近くでは、フキバッタの仲間(左)を発見。最近入手した図鑑に従うと、どうもコイツは
キンキフキバッタかな?…まだ自信ナシ。近くにはクロコノマチョウの幼虫(右)もいました。

  
羽化直後かな? 妙に色の薄いコバネイナゴ(左)を発見。
最後にしばらくウロウロとウラナミジャノメを探して回りましたが、目を皿のようにして探しても、
見つかるのは全部ヒメウラナミジャノメ(右)でした。残念。

てなわけで、2度あることは3度あるというフられ方。
やはり某ヒカゲにはちょっと遅すぎたんかな、と残念に思いながら、
メチャ後ろ髪をひかれつつ、次なる目的地に移動しました。


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