東播磨の湿地にて〜初夏の昆虫探索旅A〜05.05/29

B 千種川中流・某所

最後に来訪したのは千種が中流の某所。
東播磨じゃないやんけ、というツッコミもあろうかと思いますがそこはご勘弁。
来訪した目的は、とある超貴重な植物。というわけでして、
わりと有名な場所ですが、一応名前を伏せておきたいと思います。

  
場所としてはこんな雰囲気の河畔林。そして、目的は、ずばり超貴重種のハマウツボ(右)。
去年は夏ごろ見にきたらとっくに花が終わっていたので、今年こそは、と意気込んで
とりあえず下見にきたつもりでした。でもちょうどドンピシャ満開状態。タナボタの幸運ですね。

  
というわけで探すほどにわりと個体数も多く見られて大満足でした。
オフロード車の乗り入れ跡があったのが気になりましたが、この場所では
地元の小学校などによる保護活動も行われているとのこと。成果に期待したいものです。

  
ちなみに、ハマウツボは寄生性の植物で寄生主はこちらのカワラヨモギ(左)。
この周辺には花はまだですが、こちらも貴重なカワラサイコ(右)もたくさん見られます。

  
しばらくうろついてみると、色鮮やかな帰化植物ムシトリナデシコ(左)や、
ノビルの茎で早くも睡眠中らしきテングチョウ(右)などにも出会えました。

  
右は、メチャクチャ色鮮やかに色づいていた、多分スイバなのかな?
左は川辺で見つけたタネツケバナ系の花。名前はまだわかりません。調査中…

  
その他、ハナウド(左)や、満開のカツミレ(右)などにも会えましたが、
すでに暗くなっていたので撮影はイマイチでした。

 散策終了後、ひさしぶりにタモ網&胴長をだして、千種川にてガサガサ魚捕りにチャレンジしました。
すでに日が暮れかけていたのがいけなかったのか、ウデが落ちていたのか、
タイリクバラタナゴ2匹のほかは、カワヨシノボリ、スジシマドジョウ、
スジエビ、ミナミヌマエビと漁果は貧弱。またの機会にリベンジですね。


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