C伊良湖岬 |
最後にやってきましたのは伊良湖岬。
タカの渡りで有名な場所ですが、もちろん時期はずれ。
じゃぁ何で来たの、といわれると、そのうち来訪するための
下見と、あとは単に近くまで来たから、ついでで。
というわけでこちらが伊良湖先の先端の景色。
近くの駐車場に車をとめて歩き出すと、海浜性の植物が
目に付きます。右は一面に咲き誇っていたハマエンドウ。
厚ぼったいつくりの紫の花がかわいくて大好きな花です。
他にも面白い花がたくさん。左はハマボッスの実。
オモチャみたいな嘘臭さです。右は小さなハマツメクサ。
こちらも海浜植物。ハマダイコン(左)とコウボウシバ(右)。
他にもたくさんの海浜植物に出会えました。
意外なものもありました。左は一花だけ残っていたハマナデシコ。
右はわりと花数も多く残っていたヤクシソウ。いずれも秋の花です。
狂い咲き?それとも秋からの咲き残り?
面白かったのが、灯台近くの斜面に咲き誇っていたコバノタツナミ(左)
近くには花色の濃い群落(右)もありましたが、こちらも同じ種類かな?
他に該当するものがないので、おそらくそうなんでしょう。
海浜性の白い花も少しだけ咲いていました。トベラ(左)とシャリンバイ(右)
どちらもポツポツと咲いている程度でしたが、なかなか見ごたえがありました。
近くの林にはウバメガシ(左)の花も咲いていましたし、
海岸ではホウロクシギらしき姿も見かけました。やはり
自然が豊かな場所なんだな、と思いながら、傾く夕日を背に
一路関東へと向かいました。
伊良湖岬を出たのが午後6時。
ひた走り、ひた走り、首都高で迷路のような道にパニックになりつつ、
カーナビ付きの車に感謝しながら、今回の目的地の最北端、渡良瀬遊水地に
たどり着いたのは午前1時。
とりあえず手近な駐車場に突っ込んで、泥のように眠ってしまいました。