岡山遠征編〜早春の花を見まくりツアー:2〜05.04/09

B 岡山県御津町

最後に来訪したのは、三津町某所。
いろんな春植物が保護されているという場所らしいのでドキドキしながらの来訪です。

  
1箇所目のセツブンソウ群生地は時期はずれということで公開されていなかったので、
少しおくにあるカタクリの群生地に行きました。
日当たりのよい斜面にカタクリの大群落のあるステキな場所で、
地元の方が一人、来訪者に解説をして下さっていました。

  
カタクリの群生(左)はさすがに見事。聞けば十数年前から保護しつづけているとか。
十数年前…今のように自然が大切だ、と騒がれてもいない時代からずっと、
息の長い努力に本当に頭が下がる思いでした。

  
そして…
今回の旅のメインテーマ。ホソバナコバイモもポツポツと点在していました。
ちょっと花期の盛りを過ぎた感じでしたが、可愛い姿に本当に感動。

今回の旅では、近畿地方のコバイモ類2種を制覇してしまったわけです。
来年は、地元西播磨で出会いたいものですナ。

  
ほかにも見所は多数。
左は一株だけ咲いていたヒトリシズカの可憐な花。
右はちょっと離れたあたりで咲き誇っていたイチリンソウの群落。
いやぁ、本当によい場所です。オススメですね。

  
ちょっと回りの山を歩いてみました。
田んぼの脇の湿地にはセントウソウ(左)が咲き誇り、スミレ類やジロボウエンゴサクも
彩りを添えています。山道に入ると、シュンラン(右)がいくらでも咲いていて驚きました。

  
うろうろするとステキな出会いはまだまだありました。
左はちょっとした群落を作っていたアマナ。
右はヤブサンザシの小さな花です。自生でしょうか、だとしたら結構貴重な気が…

てなわけで、今回も大満足の遠征でした。
やはり早春の花はステキですね。来春も再訪すべきポイントが沢山出来てしまいました。

来週は、地元で早春の花を探してみたいと思います。


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