迷走式お盆B〜ごちゃごちゃな成果〜 25.8/15

この日は迷走式の不思議なお盆旅の第3日。
(というのも前日は所用で全く動けなくて1日スキップとなってしまったので)
ちょっと前から気になっていたエリアに突撃したんですが
あまり地図をちゃんと理解せずにツッコんでみたら
すごく歩き回ったけど狙いのエリアには辿り着かないという怒涛のスタート。
そのせいで時間的にもものすごく微妙になってしまって悩みましたが
それならばいっそのこと式のムチャな挑戦をかましてみると
意外に狙いがうまくいって、悪くない時間に本命エリアに到達できたあげく
いろいろ不思議なオマケにも出会えて結果的に濃くなる、
そんなごちゃごちゃだけどラッキーな展開の1日となったのでした(^^)♪

<1>長野県某所

  
最初にやってきた場所では、えらく勇壮に咲いているオオハンゴンソウ(左)に続いて
意外なところでキンロバイ(右)に遭遇。これは古い植栽の名残かな?

  
あたりにはなんか正体不明の花も咲いていました。自生ではなさそうな雰囲気
だったので頑張っていろいろ調べてみましたが、カラミントあたりかな?

  
そこらからとりあえず狙いのエリアまで一直線に歩いてみることにすると
林縁にはカワミドリ(左)やらフシグロセンノウ(右)やらがあったりしますが、
しばらく歩くと山道が途絶えて、広い河原沿いに登っていく雰囲気に。ちょい想定外やな。

  
しかも、うわっと思うくらいのド真夏日(左)の中、汗だくになりながら河原を歩いていくと
カワラニガナ(右)が次々ご登場。この手に逢える環境だとは思ってなかったよ。

  
んで、もしやと思ってたら、めちゃくちゃあっけなくカワラバッタも大量にご登場。
灰色の個体(左)がほとんどでしたが、赤茶色の混じる個体(右)も少しだけいました。

  
あたりにはメハジキ(左)が結構咲いているなぁと思ったら、
フサフジウツギ(右)がごちゃっと出てきてビックリ。こんな環境にもあるもんなのね。

  
フジアザミ(左)もありましたが花茎すら立っていない感じだったのは残念。
イケマ(右)もちょこまかと咲いている株が見つかります。

  
これも面白いなぁと思ったのは、ビロードモウズイカ(左)があちこちにあったこと。
せっかくなので花のアップ(右)がわかるしょっとも撮ってみたりしました。

  
そうこうするうちに面白げな岩場に辿り着いたので見上げると
ちょっと高い位置にイワオモダカ(左)があってビックリ。
さらにあたりにはイブキトラノオ(右)なんかもちょっとだけ咲いていたりします。

  
んで、ちょいと興奮したのはこちら(左)のトダイハハコ。
花のアップ(右)も撮ってみましたが、場所的に本場モンですね。ありがたや。

  
フサフジウツギ(左)はこのあたりでもごちゃっと咲いていました。
さらに進んでいくと、道端に異様な光景(右)を発見。久々のヒメジュウジナガカメムシじゃん♪

  
せっかくなので世中のドアップ文字クリ撮ってみたり。どぎつい配色やな。
絶対に毒があるんでしょうけど、なんでこんなに大集結して生活するんですかねぇ。

  
さらにあたりを見ていくと、トダイハハコは結構たくさん見れました。
この手によくある“ある場所にゃたくさんある”パターンですかね。

  
さらに河原を進んでいくと、カワラニガナもこんな感じの大株までパラパラと見つかります。
高山歩くつもりでこいつに逢うの、なんか違和感満点ですナァ(笑

  
咲き掛けのフジアザミ(左)もありました。花芽のアップ(右)も撮りましたが
実に可愛らしい感じ。これがあのどでかい花になるんだから面白いですな。

  
ノシメトンボ(左)もひょっこりご登場されたりしました。
そうこうするうちになんか不思議な雰囲気のアカバナ類(右)があることを発見。

  
花のアップもじっくり撮ってみましたが、わかりにくいものの伏毛が多く見られ、
柱頭は太い棍棒状。場所と特徴的にトダイアカバナですよね?これはラッキー♪

  
さらにビロードモウズイカ(左)やら、ナツアカネの後ろ姿(右)やらを撮りながら
進んでいきますが、途中から道が全くわからなくなって、いろいろ地形図をにらんでみると
どうやら目的のエリアに行くにはここのルートからじゃなさそうなことがようやく判明(^^;

  
しょうがないので延々と戻っていくことにすると、フサフジウツギ(左)が岩場に
咲き並んでいるエリアを発見。なんでこんな場所に群生してんでしょうね。
悩んでいるとスジボソヤマキチョウ(右)が吸蜜に飛来してくれたりしました。

  
さらに、何故か足元から巨大な蛾が飛び出してビックリする一幕もあったり。
マツカレハでいいのかなと思いますが、なんでこんな真昼間に活動してたんだ?


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