| <2>宮崎県各所 つづき |
さらに歩いていくと、面白いものがありました。種類はわかりませんが
大きくて白いキノコが樹幹に水平についていたものが、樹が倒れて垂直になって、
傘の端から再び水平な傘を展開し始めているんです。
いやはや生命力ってすごいなぁとはたはた感心してみたりとか…
さらにビックリしたはこちら。実も少しついていますが、これはまず間違いなく
キリシマエビネですよね。来年は春のうちにこのエリアを探しに来なくては…
ってあたりでこの場所での挑戦はあっけなく終幕。
あとのことは考えてなかったので、とりあえず近場の久々の山に向かうことに。
さて、お次にやってきた場所では、なんか不思議な感じのフキバッタ類(左)を発見。
これもセトウチフキバッタとかの範疇でいいのかしら?
などと思いながら歩きはじめうrと、上空を無数のウスバキトンボ(右)が飛び交っててビックリ。
んで、すぐに怪しい影が飛んだのでドキドキしましたが、それは妙に小型な
ウラナミシジミ(左)だったりしたのでした。まぁそんなもんやね。
さらに木影に隠れているアサギマダラ(右)なんか見つつ歩くと、蝶屋さんがいたので
お話してると「今年はここは全く出てないねぇ、脊振では50匹くらい出てるらしいけど」
との衝撃の一言が。え、マジですかそれ(@"@)…
脊振に行けばよかったかなぁと若干後悔しつつ、それでもここにもきっといるはず、
と悪きはじめると、いきなり目の前にふわりとキリシマミドリシジミ♀が降り立って仰天!
こんなにひょこっとご登場いただけるなんてめちゃくちゃラッキーやなぁ♪
あたりにはハガクレツリフネもパラパラと咲いていました。
新種候補植物図鑑速報版の「キュウシュウハガクレツリフネ」ですね。
久々に見たけどやっぱキュートでかわいいなぁ♪
さらに歩いてiいくと、サカハチチョウ(左)に続いて、なぜか再び
キリシマミドリシジミ♀(右)がご登場。こいつに連続で会えるのはすごいなぁ。
今年は個体数多い感じだったんでしょうか、♂の時期にくりゃよかったかも。
ふと見上げる大量のウスバキトンボが空を埋める光景(左)がなかなか見事♪
あたりにはホソクビツユムシ(右)なんかもひょっこり登場しました。
なんか怪しもんが飛んでいる!と興奮したらムラサキシジミ(左)だったりとか。
結局タッパンどころか普通のルリシジミも見なかったナァ…
とぼとぼと引き上げていくと、ツマグロイナゴモドキ(右)なんかにも遭遇。
さらに歩くと、キュウシュウハガクレツリフネ(左)をいくつか追加で発見。
咲き残りのテリハアカショウマ(右)なんかも見つかったりします。
さらにふわりとミヤマサナエ(左)やらアサギマダラ(右)やらを見たけど
やっぱそれ以上の成果はないもので、最後にもう一箇所巡ってみることに。
思ったより時間がかかって焦りつつやってきた谷では、
バイカアマチャ(左)に続いて、意外なくらいにすぐに怪しい物体(右)に遭遇♪
うわ、期待していたタニワタリノキじゃん、それもすごく満開!
あまりにも可愛らしい花が、ちょうど見事に花盛りでいらっしゃるもんで
しばらくは半分放心状態でバシバシと大量に取っちゃったり。だって見事なんですもの♪
さらに調子に乗ってアップもバシバシと撮影。う〜ん、いい風情。
この手の類はカギカズラ、本種と逢えたから、ヘツカニガキも探しに行きたいな♪
あまりに嬉しいので、しつこくもうちょっとバシバシと撮影(左)しちゃったりして。
モミジコウモリ(右)なんかも咲き始めの株が見つかります。
なんか面白げな雰囲気のサンショウソウ系の植物もいくつも発見。
新種候補植物図鑑速報版でいうところのウスゲキミズになるのかな?
なんとも独特な色合いのシダ類(左)もありました。ピンク色がかっていて
びっくりしたけどこれはヤマイタチシダとかになるんだろうか?
斑の入ったオオバノイノモトソウ(右)なんかもあったりします。
その後もしばらく歩いてみたものの、着生ラン方面はさっぱり見つからず、
あらためてタニワタリノキを激写して、この日のトライアルの終幕としたのでした♪
というわけで、いろいろまとめて大成果とは行かなかったものの
なんやかんやと面白い出逢い多数で楽しめた1日でした。
最初の場所はよく考えてみると夏に訪問するのは初めてだったんですが
めちゃくちゃ奥深い場所みたいで本当に楽しいですね。
(めちゃくちゃビビってたヒルも意外にほとんど見ませんでしたし)
カシノキランが意外に簡単には花が見れないというのは想定外でしたが
時期を少し変えたりしながら何度も通うことにいたしましょう。
とりあえず春のキリシマエビネ狙いと初夏のオサラン狙いで
この場所に来るのはもうほぼ確定ですし、絶対面白いオマケありそうだし(笑
お次の場所でのタッパン情報もかなりビックリでしたが
(あとで調べるとこのあたりのタイミングでほぼ終息していたらしい)
キリシマミドリシジミから、さらにタニワタリノキと
なんだかトントンと面白い感じで〆れたのもなんとも嬉しい限りで。
やっぱこのエリアは楽しいねぇ、また頑張ってくるチャンス作ろっと(^-^)♪