寒波に泣かされて〜ビミョーすぎる流れ〜 25.3/31
  
<3>香川県某所 つづき

  
さて、さらにナガバタチツボスミレ(左)なんぞ見つつ登っていくと、
ホバリング中のビロードツリアブ(右)はアチコチで見かけたりします。

  
真っ青なルリビタキ(左)もご登場。次の瞬間飛んで消えたけど。
シュンラン(右)も1花だけ咲いていてくれました。

  
山頂近くまでくると、ナガバタチツボスミレ(左)が大群落になっていて
その中にニオイタチツボスミレ(右)がパラパラ混じったり賑やかな感じでしたが
他の花はやっぱり少なめ。う〜ん、季節的に早すぎたかなぁ…

  
ルートを変えて下っていくことにすると、ちょい距離ありましたがシロハラ(左)に遭遇。
んで、ここでもサイコクイカリソウ(右)は見つかりましたが、花はナシ。むむむ…

  
華は開いていませんでしたが、紫花のスマハソウ(左)に遭遇してビックリの一幕も。
んで、さらにサイコクイカリソウのちょっとした群落(右)も見つかったりします。

  
かなり古そうな感じの葉(左)もあれば、じつに芽生えたてな感じの
フレッシュな葉(右)もあったり、なかなか賑やかな雰囲気でした。

  
せっかかくなので若い葉のアップ(左)をじっくり撮っていると、1つだけ花芽(右)が
あるのを発見。でもこれじゃ咲くのはまだまだ早いよなぁ…
とか思いながら諦めきれずに周りを見渡していると、ふいに通りかかった方に
「咲いてる?」と声をかけられたんです。「いやまだまだ全然ですねぇ」と答えると
「そこのところを上がっていったところと、その先を下ってったとこには咲いているよ!」
という予想もしないお言葉を頂戴して大興奮(@"@)!!

  
ドキドキしながら斜面を登っていくと……ありました、スハマソウ(笑
そうだよな、サイコクイカリソウの早く咲いている場所を把握しているなんてマニアックな人は
いるわきゃないでしょうし、林の中の方が早く咲いているわきゃないよな(^^;
「この場所でみんなが探しているのはスハマソウ」という確信からの情報だったんでしょうけど
嬉しくはあるんだけど、なんだかすっごく不思議な気分になったりとかf(^^;

  
さらにうろうろすると、咲き始めのヒトリシズカ(左)もあったりしました。
少し離れたエリアでもスマハソウ(右)をパラパラと発見。ここらは全部白いのね。

  
ごちゃっと花をつけている株(左)もありました。なかなかにお見事。
ちょっと花弁の多い株(右)もあったのでついでに撮ってみたり。けっこう豪華だね。

  
すっかり実になったコクラン(左)もありました。
さらに移動していくと、マエアカスカシノメイガ(右)がひょっこりご登場。

  
さらに探していくと、実をつけたシソバタツナミ(左)を発見。去年の種かな。
そのあたりにはめちゃくちゃ芽生えのサイコクイカリソウ(右)もあって
こりゃ粘ってもしょうがねぇな、とようやく諦めがついたりしたのでしたf(^^;

  
引き上げていくとわかりやすいタレノビル(左)を発見。
あたりにはミツバツチグリ(右)なんかもパラパラと咲いていたりします。

  
可愛らしいカンサイタンポポ(左)も発見。ここらもカンサイでいいんだよね。
花芽をたくさんつけたシラン(右)なんかもあったりしました。

  
少し場所を変えてみると、ちょこっと咲いているコバノミツバツツジ(左)を発見。
サルマメ(右)なんかもありましたが、これはサルマメの方でいいんだよね?

  
ふと葉上にフタホシシロエダシャク(左)を見つけたり、きれいに咲いている
ナガバタチツボスミレ(右)やらが見つかったりもしましたが、それ以上の成果はなく
めちゃくちゃお久しぶりのとあるうどん屋さんに足を延ばした後で
しょがないので少し早めに帰路に着くことに…

<4>岡山県某所

  
でも、意外にスムーズに戻ってこれて微妙に時間が余ったので
お久しぶりの場所に足を延ばすと、大満開のカタクリ(左)に続いて
ちょうどいい感じに咲いているホソバナコバイモ(右)を発見。

  
ホソバナコバイモはちょっと盛りは過ぎた感じでしたが、あちこちにきれいに
咲いていてくれたので喜んで撮影。やっぱこいつらには会わないと春が来ない気がしますな。

  
カタクリはめちゃくっちゃに花盛りでものすごく見ごたえがありました。
この場所はいつもホソバナコバイモの咲き始めの時期に来るから、
カタクリは咲き始めくらいのことが多いんだけど、これは見ごたえありますなぁ。

  
こちらはまだ咲き始めな感じでしたが、イチリンソウ(左)も少しだけ発見。
アマナ(右)も咲いていましたが、キバナノアマナは見つからなかったのがちょいと意外でした。

  
キビシロタンポポ(左)もありました。シロバナじゃなくてキビシロだよね?
あたりにはタチノビルだかタレノビルだが悩ましい感じのノビル類(右)もあったのですが
見ていくと結構株数があったのでついでにゴソゴソと掘り集めてみたり…

  
んで、所用終了後に持ち帰ってきたノビル類を丁寧に洗って、
カップラーメンに大量投入して堪能するという不思議な挑戦もやってみたのでした(笑

というわけで、なんとも微妙な挑戦となりました。
実は狙いは憧れのキイロトゲエダシャクだったんですが、
そこそこ多いエリアもあるというから一晩走り回ればどっかで逢えるだろう、からの
ビックリするくらいの大寒波はホンマ神様意地悪やねぇ、って感じ(笑
半ば意地になって走り回り続けましたが、こんだけ条件悪いとどうにもならんですね
いっそ大雨とかになってくれれば諦め付きやすかったんですが…
余禄的な挑戦の方も、淡路でずっと空振りしていたサイゴクイカリソウが主眼だったのに
まだまだ早かったっぽいという意味合いでは実にビミョーでしたが、
なんかめちゃくちゃ謎な展開から逢えたミスミソウや
道中のアワコバイモ&ホソバナコバイモとか、嬉しいオマケもあったから
まぁ行った甲斐はあったということにしておきましょう。
ちなみに最後のノビルラーメンは思った以上に美味しくてちょっとクセになりそう♪
ノビルの葉を適当に摘んできて、短く切って、熱いお湯をバサッとかけて
ネギ湯的なものにすると、不思議な妙味があって面白いなんてのも最近のブーム。
きちんと識別できるようになったら、タチノビルとタレノビルの
食べ比べなんてのもやってみたいような気もするな(笑しょう(^-^)♪


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