壮絶な越年旅B〜延長旅決定〜  20.12/30

この日は壮絶かつ怒涛の年末年始旅第4日目。
前日編に書いた通り、いきなりの大悲劇到来によって旅の予定は完全白紙。
とりあえずは各種後処理をつつがなく処理してから
あとはその場で考えよう。後は野となれ山となれケセラセラ。
そんな感じで本来はナンもない空白な日、というか
前日を最後に旅は終幕、しばらくは車もなくて小休止、というハズが
これまたなんだか不思議な展開がひょっこり続いて
クッソ寒空の中ながらちょこっとした野外探索ができたあげくに、
そのまま旅の延長が決定してしまう、という
これまたなんともいえず私らしい展開となったのでした(^^;

<1>某所

  
というわけで、一晩明けてあらためての愛車との再会。
ホンマすごいなぁ、かわいそうなコトしたなぁ、これで生きてたのはホンマ幸運やったなぁ、
などと様々なことを考えつつ、しばらく諸々の後処理……
愛車にはけっこういろんな物を載せていたので、電車ではとても持ち帰れず、
しょうがないからレンタカーを借りよう、ということにしたんですが
レンタカー屋さんの年末年始休みの関係もあり、1/4まで長期で借りることになったのが
この後の展開へのわかりやすい伏線となるわけです。

そして、ここでさらなる問題が襲ってきました。
前からの天気予報通り、その日から記録的寒波が到来して、朝から時折強い吹雪。
レンタカーを調達し、荷物を全部移した頃にも再び猛吹雪が到来。
レッカー屋さんに挨拶してお話していると『今日は帰るのは絶対やめた方がいいよ』
…確かにリスクあるかもなぁとも思いつつ、思ったより早めに処置が終わったので
少しだけ足を延ばして気になっている場所をのぞいてみることに。

  
というわけで、やってきたのは久しぶりの海辺。一面に広がるハマサジの枯れ穂(左)を
見ていくと、なかにはまさかの大満開の株(右)もあって、相変わらずいい加減だなぁと感心したり。

  
んで、ゲンカイイワレンゲのある岩場を久しぶりにのぞいたんですが
もう大みそかイブというのに結構花が残っていてビックラ仰天。花期が遅いとはいえそうなのか。

  
というわけで、花の多めに残っているところを探してバシバシ撮影。
見れたら面白いなで来たんですが、ホンマに見れるなんてラッキーではありますな♪

  
真っ赤に色づいた実(左)もこれはこれでなかなか魅力的でした。
ロゼットという表現でいいのかな、根生葉(右)もなかなかキュートな雰囲気だったりします。

  
チョコチョコ探すといい雰囲気に大満開の株もパラパラとあってビックリ。
花は満開なのに葉はしおれてるとか、不思議な状態すぎません?

  
ついでに岩場をウロウロすると、ものすごい大量のカメノテ(左)を発見。
クロフジツボ(右)もがっしりと岩場に張り付いてて、どっちも美味そうだなぁとか思ってみたり(笑

  
イシゲでいいのかな?おもしろげな藻類(左)もごちゃっと群生していてて
その中にはアナアオサ?(右)も混じってたり、ここらへんもじっくり探すと面白そうな感じ。

  
クログチでいいのかな?面白げな2枚貝(左)も岩のあちこちに着いてました。
すっかり海藻に覆われたもの(右)もあったのがこれまた面白い雰囲気でした。

  
さらにじっくり見ていくと、カキ類(左)やら、ヒライボ?(右)もありました。
ここらの磯をじっくり見ていくといろいろ面白いもん見つかりそうやな。

  
岩の隙間にはイソギンチャク類(左)もいくつも発見。ヨロイイソギンチャクになるのかな?
スガイ(右)には一面にカイゴロモがみっしりついていてなかなかお見事でした。

  
さて、再びゲンカイイワレンゲの群落(左)をじっくり見ていくと、
まさかの今から咲く株(右)を見つけてビックリ。ええ加減にもほどがないッスか?

  
なんかものすごく細かく分岐している株(左)もありました。これどういう状態?
さらに探していくと、結構満開の株(右)をパラパラと発見。

  
結構咲き並ぶ感じに咲き残っているエリア(左)もあったので、
せっかくなので花のドアップ(右)も撮影してみたりとか。

  
んで、実にわかりやすくいい雰囲気に咲いている株もありました。
これどちらも今から咲いていく感じですね。本当に季節に無頓着なんだなぁ…

  
最後に真っ赤に色づいた実(左)と、可愛らしい咲き残り(右)を撮って
とりあえず大満足。来シーズンは一面に大満開の状態に逢いたいもんで。

  
引き上げようとすると、真っ赤に色づいたトベラの実(左)やら
これも独特な風情のハマナデシコの実(右)やらも見つかります。

  
大満開状態のハマサジ(左)はポツポツと見つかりましたし、
ふくらみはじめたアキグミの実(右)もあったり、寒空の中ながらなかなか楽しめたり。

  
さらに調子に乗ってもう一箇所干潟を巡ってみると、
ウミニナ(左)のならぶ浅瀬にカブトガニの死骸(右)があってビックリ仰天。

  
驚いたのは、すぐ近くの流れ込みに大量のカルガモが潜んでいたのが一気に飛び立って
まるでハマシギが飛ぶような光景で飛んでったこと。違和感ありすぎんぞホンマ(笑

  
干潟を歩いていくと、なんだか薄手の面白げな二枚貝(左)やらヘナタリ(右)やらが
見つかりましたが、朝からのキョーレツな寒波は健在で、生きものは完全に活動を
ひそめている雰囲気。ほとんど成果もなく終幕となったのでした。

というわけで、思い付きのチョイの間挑戦でしたがなんやかんやと意外と楽しめました。
半分冗談で見に来たゲンカイイワレンゲでしたが、まさかの結構咲いてて
これから咲きそうな株まであったのは結構心底ビックリ。
だってもう年末ですもん。海浜植物ってホンマにいいかげんですよねぇ(笑
さてこの日は、さすがにドタバタして疲れたので、この後少し仮眠を取ったのですが、
30分ほど寝て目覚めたら周囲がまさかの一面の銀世界でビックリ仰天(@_@)!
そう、ニュースにもなった大寒波+大雪の到来だったのです。
ここからチェーンも積んでないレンタカーで帰ると途中で立往生するリスク大、ってか
途中で動けなくなるとリアルに死活問題でカンペキにシャレになんない。
そして、この近辺で待機しても、同様に雪に閉じ込められてどうにもならなくなる可能性大。
それならいっそのこと、予定通りに南九州に行ってしまう方が安全だろう、ということで
まさかの旅路再開、という、正直自分でもあんまり想定していなかった
でもなんとも実に私らしい、バカバカしいストーリーへと続くことに相成ったのでした。
#ちなみに結果的に読みはメチャクチャ適切でして、その夜から1/1の夜まで
山口県内の中国道が全面チェーン規制で動きようのない状態でした(^^;


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