晩秋〆括り旅A〜予定調和と予想外〜 2011/23
  
<2>宮崎県各所 つづき

  
さらに歩いていくと、イイ雰囲気のキノコ類(左)があったり、紅葉したヌルデ?(右)が
あったりもしましたが、このあたりで薄々感じていたイヤな予感が現実味を帯びてきます。
どこまで歩いても人が全くいないんです。現地で情報収集という計画だったのに
こりゃ計画倒れの可能性が高くなってきたぞ(^_^;

  
悩みつつも、しょうがないのでとりあえずひたすら歩いていくことにすると、
めちゃくちゃ色鮮やかな実をつけたルリミノキに遭遇♪

  
手近な位置に満開のサザンカ(左)があったりしたので、花のドアップ(右)も
バシバシと撮ってみました。まとまりのない咲き方をするのでスッキリは撮りにくいもんなのね。

  
真っ赤な実をつけたツルコウジ(左)もあちこちにありました。
少々大柄なハナワラビ類(右)もあったけど、これはフユノハナワラビ?

  
さて、実はこの場所の本命は着生ランだったので頑張って探しますが、
マツバラン(左)やらヒトツバ(右)やらが見つかるばかり。うむむ、手厳しそうだ。

  
なんか真っ白になったイワタバコ(左)もありました。色変わり?
モミジコウモリ(右)もパラパラ登場しますが、花の残ってる株はさすがに皆無。

  
さらに歩いていくと、ミヤマムギランがポツポツと登場しはじめます。
狙いのランも同じような形をしてるので、期待が膨らみますがそちらは全然見つからぬ…

  
替わりに結構花盛りのサツマイナモリ(左)はポツポツご登場されたので
せっかくだから花のアップ(右)も撮影。こいつは茎が鮮やかな紫で美麗な株ですな。

  
倒木の上にニカワハリタケ(左)がはりついているのにも遭遇しました。
ノササゲ(右)は可愛らしい花を並べている株も見つかります。

  
アオガネシダでいいのかな?実にいい風合いの着生シダ(左)もありました。
真っ赤な実をつけたツルコウジ(右)はこのあたりでも多数。ヤブコウジより可愛いよね。

  
さて、ここらから着生ランが多くなってきたのでじっくりと見ていきますが、
やっぱり見つかるのは全部ミヤマムギラン。ひたすらそればかり。むむむ。

  
せっかくなので、偽球茎のわかる感じのショットを撮って遊んだりもしましたが、
その後もかなりじっくり探すも期待の某ランは見つけれないまま
それっぽいエリアは終わってしまって、いつのまにやら車道が見えるあたりに到着。

  
のんびり歩いていくと、サネカズラ(左)やら、面白い感じのキノコ類(右)やらにも会えましたが、
ここで今更ながらの大問題を発見。ここまで延々と3時間半歩いてきたんですが
車まで戻るには同じな所をもう一度3時間半歩いて戻らなきゃならん
そいつは大変しんどいし、そうなっちゃうと他の場所に転戦できんなぁ…

  
などと悩みながら、とりあえずアザミ類(左)やら、ノササゲ(右)やらを見つつ
車道沿いを歩いていくとちょうど軽トラックが通りがかったので、
「ショートカットして戻るルートはありませんか?」などとお聞きしていると
「ちょうどそっちに向かうから乗せてってやるよ」とのありがたいお言葉を頂戴してビックリ。
しかも道中は、すごく楽しい猟話をテンコ盛りいただいて興奮しまくるというステキなオマケ付きで
あっという間に車のところまで送り届けていただいてしまったのでした♪
いやはやホンマご親切にありがとうございましたm(_ _)m

  
それでは、ということでいそいそとやってきたのは、某氏から教わった面白そうな海岸沿い。
歩きはじめるとたっぷり実をつけたフウトウカズラ(左)やらソクズ(右)やらが見つかります。

  
狙いのエリアに到着すると、クロマダラソテツシジミ(左)がやたらと飛び交っていました。
んで、その中には期待通りクロホシセセリ(右)もいたのでチョイと興奮☆

  
クロマダラソテツシジミはいい雰囲気の低温型の個体(左)もいました。
ムラサキツバメ(右)はやたら多数だったんですが、この頃にはかなり日差しも強く
昨日みたいな開翅シーンはさっぱり見れなかったのが残念。

  
さて、この場所の狙いは、こんな感じで枯れたヤシ(左)。ということで
崩せそうなヤツをせっせと探しますが、ちょうどよい具合のヤツはなかなか見つからなくて…
すっかり朽ちたやつをほっくり返すと、中からキセルガイ類(右)を発見。

  
かなりビックリしたのは、深い場所から大量のイシダタミが出てきたこと。
死殻ばかりでしたが、海産なのに、なんだってこんな土深くからゴロゴロと出てくるんだ?
シロウトには想像もつかない深い理由があるのだろうか、謎、謎、謎…
んで、結局この場所ではこの日の最大のターゲットは全く見つからず、やっぱり手強いかぁ(^^;


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