ようやくの出逢い〜尻すぼみな展開〜 20.11/1

<2>和歌山県各所 続き 

  
近くに大満開のセンニンソウがあったので、これはキイセンニンソウかな?
と思ったけど、じっくりみると普通のセンニンソウで残念。

  
さらにそういえば、ということで近くの別の場所を訪れると、
そこではまだそこそこいい感じのキイジョウロウホトトギスが咲き残っていて
くれたのでした。うん、やっぱりコイツは見ごたえあるよなぁ♪

  
その後は、久々の海岸沿いでサツマシジミでもじっくり見よう、という
割とイージーな作戦だったんですが、移動していくと久しぶり過ぎて場所がわからなく
なってしまっているという恥ずかしい事実を発見。う〜〜む(@_@)
右往左往しまくってると、ハマエンドウ(左)やらハマアザミ(右)やらには逢えましたが
昔よく訪れていた海岸はどこらへんだったんだろうか(^_^;

  
かわりに、草地にずらっと並ぶハマシャジンがあったのは嬉しい成果。
これだけ咲き並ぶと見ごたえありますよね。

  
その後は移動しながらセンニンソウ(左)があるたびに止まってみますが
キイの方はさっぱり見つからず。けっこうアチコチにありそうな書き方なんだけどナァ…
替わりにひょっこりとオオキンカメムシ(右)が登場されたりもしました。

  
んで、やってきた海岸沿いでは、歩きはじめるとハマナデシコ(左)が
パラパラとご登場。アゼトウナ(右)もエエ感じに咲いていたりします。

  
ひょっこりとクロマダラソテツシジミ(左)が出てきてビックリという一幕も。ここらでもいるのね。
あたりにはハマアザミ(右)も実にいい雰囲気に咲き誇っています。

  
少し場所を変えると、クロマダラソテツシジミは結構多数が飛び交っていました。
んで、ここでもヤクルリやサツマがいなかったのもある意味予想外。
結局この日はどっちも全く撮影チャンスなかったなぁ…

  
あたりにはキノクニシオギク(左)もありましたが、まだ固い花芽状態。
ネコノアシ(右)なんかも少しだけ咲き残っていてくれたりしました。

  
こちらも大満開のツルグミ(左)なんか見ながら歩いていくと、がっしりして雰囲気の違う
センニンソウ(右)を発見。花はないけどこれがキイか、と思ったんですが
よくよくみるとこれも普通のセンニンソウっぽい。バリエーション豊富でめんどいゾ(^^;

  
面白かったのは、途中で遭遇したアサギマダラ(左)。
こいつ右翅にマーキングがあるんですよね。裏側だから読めないけど。
テングチョウをお食事中のジョウロウグモ(右)なんかもいました。

  
その後も、すっかり実になっている群落(左)から、満開の株(右)まで
センニンソウを順番に見ていきますが、キイっぽいのは混じらず。なんでじゃ?

  
悔しいので日没直前でもう1箇所攻めてみることにすると、
これまた大満開なツルグミ(左)やら、狂い咲きのモチツツジ(右)やらを発見。

  
薄暗い場所でしたが、アケボノソウ(左)が咲き残ってもいました。
コンテリクラマゴケ(右)はここでもパラパラ発見。気にするとホンマに多いなぁ。

  
んで、道端のど〜でもいい場所に、あったんですキイセンニンソウ(左)。
葉柄(右)に節があるんですよね。ようやくの遭遇ですが、やっぱり花はすっかり終わってんのね。

  
あたりを探していくと、金網の中にもキイセンニンソウを発見。
こちらは葉がスラリとしていてすごくわかりやすい感じ。うん、来夏に再訪やな。

  
この場所でかなりビックリしたのは、金網の中から生えてて、かつたっぷりと胞子を
つけていたマツバランがあったこと。キミはけっこう生育環境にうるさそうな
イメージだったんですが、こんな場所でも生えるんですか(@o@)

  
なんか面白げな咲き残り(左)もありました。これなんだっけ?
あとは花芽つけ始めたリュウノウギク(右)なんか見ているうちに日が沈んでしまって
何ともしままらん感じのエンディングとなったのでした(笑

というわけで、不思議な感じの展開の1日となりました。
大興奮的出会いからはじまってからのプチ成果、んで迷走からの空振り三昧、
という実にエエ感じに尻すぼみなストーリー。
(花はなかったけど、ぎりぎりターゲットには逢えはしたんですが…)
まぁ、とはいってもいろいろと面白いものに逢えたんだからモウマンタイですけどね。
なんといっても憧れ続けていたオオママコナが嬉しすぎる♪
なんだかすごい深山幽谷にあるようなイメージが勝手にしてましたが、
確かに山奥とはいえるものの、ちょこっと登ったあたりの何気ない山道でしたから
もっとあちこちに産地があってもいいんじゃない?って気もするような。
その後のキノクニスズカケも、実ばかりながらここ数年の謎が解けたのが嬉しかった(笑
かつて見た時に、キイジョウロウホトトギス探しに来て見つけたんだけど
よく考えてみたら、その時ってキイジョウロウはフライングだったんですよね。
それをすっかり忘れて、キイジョウロウとセットで探してしまってたけど
実は花期は夏だったという、お恥ずかしい無知っぷり(笑
その後のキイセンニンソウも散々探しまくってようやく見つけた感じだったけど
各日に見れる場所が確保できたということではありますので、
来シーズンは確実な時期で再訪して両方満開状態を探してしまうことにしよう。
その時には、今回分からなくなってた海辺のポイントも何とか思い出せてるといいなぁ(笑


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