不可思議な濃さの日〜秋空の下で〜 20.10/18

<2>長野県各所 続き 

  
さて、さらに歩いていくと面白げな一角を発見。のぞきこむとホソバノヤマハハコ(左)に
続いて花の終わりかけたウメバチソウ(右)が実に面白い雰囲気。


んでふと横を見た時、出逢いはいきなり訪れました。なんかごちゃっとした怪しい物体。
おお、期待していたホソバノツルリンドウじゃないですか!

  
結構花盛りの株でしたが、咲きすぎてちょいとゴチャゴチャって感じ。
でもようやく花の咲いた株に逢えて、ほんまに嬉しい限りですやん♪

  
そのまま歩いていくと山頂から遠くに雪をかぶった山々(左)が。
あたりは実にいい雰囲気に紅葉(右)しまくっていて、なんとも見ごたえある感じです。

  
意外だったのは、紅葉している中にホツツジ(左)があったこと。紅葉するのね。
あたりにはマツムシソウ(右)もポツポツと咲いていてくれます。

  
すっかり実になったツルリンドウ(左)もありました。時期的にこんなにズレるんだね。
センブリ(右)もポツポツとありましたが、開いていたのはこの小株だけ。

  
とりあえず満足したし、と引き上げようとすると、先ほど通らなかったエリアに
ホソバノツルリンドウがゴチャッと咲いていてびっくり。

  
そして、それを皮切りにしたように、次々とホソバノツルリンドウが見つかったんです。
しかも、さっき歩いていた場所でもよく見るとポツポツと見つかったり…

  
すごくいい雰囲気に咲き並んでいる株(左)もありましたし、
なぜか真横に咲いている株もあったので、花の正面顔(右)も撮れちゃったりとか。

  
すっかりドライフラワーになったクガイソウ(左)もありました。
意外なあたりでは1つだけウツボグサ(右)が咲き残っていたりとかも。えらい遅いなぁ。

  
さて、その後ものんびり山道を下っていくと、けっこうあちこちに
ホソバノツルリンドウが登場されてビックリ。登ってた時は全然気づかんかったけどナァ(^^;

  
つぼみばかり並んだ株(左)もありましたし、可愛らしく並んだ株(右)もあったり
ついつい見つけるたびにカメラを向けてしまいますが、こんだけ見つかるとなんかフクザツ。
一度現物を見てイメージが固まると一気に見つかるってのはよくある話ですが
今回の場合、ずっと見落とし続けてたってことですからねぇ。ホンマ眼力ないナァ…

  
さらに山麓近くまで来てもホソバノツルリンドウ(左)はポツポツご登場。たはは…
再びフクオウソウ(右)にも会えましたが、やっぱりうまく撮れないなぁ。

  
お次の場所まで移動しようとすると、ヤマゼリ?(左)に続いて
なんか面白げで小柄なセリ系の花(右)も発見。セリ系はどうも苦手じゃ…

  
さて、最後に転戦してきた場所では、一気に雲が出て薄暗くなった空の下、
湿地を一面に埋め尽くすシラタマホシクサに少々驚かされたり。

  
ヒメアカネ(左)が何匹も飛び交っていたのも面白い感じでした。
草むらの中には、埋もれこむようにホソバリンドウ(右)なんかもご登場。

  
ニホンイヌノヒゲ(左)もありましがばらけた感じで撮りにくい…
真っ赤に色づいたミヤマガマズミ(右)なんかも見つかります。

  
イワショウブ(左)もちょこっとありましたが、さらにじっくり見ていくと
真っ赤な実になった株(右)も発見。これはこれでめちゃ美しいですよねぇ。

  
サワシロギク(左)もありましたが、やっぱりここでもほぼ終わりかけ。
あとはひょっこりコノシメトンボ(右)なんかも飛んできてくれたりとか。

  
ヤマラッキョウ(左)はなぜかほんの数株だけでした。
あとはいい雰囲気のホソバリンドウ(右)もありましたが、期待していた
あたりは意外にも空振り。まぁ、いろいろ面白かったから別にいいけどね。

  
山麓ではえらくひょろ長くてドキッとする感じのハハコグサがありましたが、
密かに期待していたアキの方はやっぱり見つからず、さっくりとした〆となったのでした。

というわけで、いろいろ面白い展開となりました。
まぁ、長年の憧れで、かつ先週中途半端フライングをかましてしまった
ホソバノツルリンドウに大量に会えたからそれだけでもう十分なわけですが、
「ようやく会えた!」からの帰り道の「え、ココにも、ココにもあったんか」
な展開は、なかなか衝撃度が強めでした。
一度実物を見てみるとイメージができて次々見つかるってのは
ある意味自然探索の中ではお約束な話ですが
それにしても今回はちょいとあまりにもハデすぎたよなぁ(^_^;
まぁ、たくさん会えたってことだから、その幸運を喜ぶことにしておいて、
眼力のなさとかそういうのは脇に置いておくことにしましょう(笑
最初の場所でのようやくのツツザキヤマジノギクとの遭遇もうれしかったですし、
それ以外のオマケも結構濃かったし、なかなか楽しい展開続きで、
前日の「岐阜タンメン食べに行っただけの日」の分は十分に補えたかな(^o^)☆


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