自粛式ご近所GW@〜濃密山登り〜 20.4/29

まず最初に長文からで失礼をば…
今年のGWはご存じのとおり非常にややこしい事態が勃発中。
本来計画していた島国旅は騒動発生初期に断念し、
「車で東北を巡る」プランに変更し、事態の変遷に合わせて
@全行程車中宿・食事等々を含め全て車中完結
A食料品を持参してお店には一切立ち寄らない
B観光地は近づかず人の少ない山の登山口に直行
というリスク完全回避な旅を計画し、入念に準備を進めてきたんですが
『県境を越えた移動は一切NG』というのが全面的に押し出されてきたもので
直前になってさすがに断念。こりゃダメだわ…
でも、完全なSTAY HOMEは性格上絶対にできないので、
@県内の人が少ない山・湿地などに限定(人が多かったら回避)
A毎日自宅から出発・帰着の短時間旅。昼食は車中で自炊する

というルールで、ちょこちょこだけ散策することに…
初日は、人が少なくなりそうな時間を見計らって、近くの某山に向かってみると
なんだかいろいろと予想外濃密な展開となったのでした♪

<1>播磨地方某所

  
さて、この日は午前中は所用で午前中がつぶれたのもあって、
昼を大きく過ぎてから山に向かうと、大量のハクサンハタザオを発見。

  
道端に咲き並ぶシャガの大群落(左)をめでつつ進んでいくと、
ひょっこりとニホントカゲ(右)もご登場。なんか可愛いな。

  
コウライテンナンショウ(左)もあちこちにありました。
この手はちょっと頭の中で混同してたんだけど、この時期はコウライなのかな?
さらに進んでいくと、コミヤマスミレ(右)もイイ感じに咲いている株を発見。

  
あたりにはけっこうあちこちにコミヤマスミレ(左)が咲いていてくれたもので、
せっかくなので花のドアップ(右)も撮影。面白い面構えじゃの。

  
さらに上っていくと、いつもの岩壁に、いつものオチフジを多数発見。
葉に模様のない株(左)から、模様のくっきりした株(右)までバリエーションも豊富でした。

  
あたりにはマルバコンロンソウ(左)もちょこちょこと咲き残っていました。
タニギキョウ(右)も可愛らしく咲いている株があちこちに見つかります。

  
花芽をつけ始めたゴマギ(左)なんぞ見つつ歩いていくと、
既にすっかりくたびれたオチフジ(右)も発見。今年は季節感が早いんかいな?

  
ここからちょっと秘密のルート方面に進んでいくと、途中でイタヤカエデ(左)の落ち花を発見。
小さな沢沿いには、ツメレンゲ(右)もパラパラと咲き始めています。

  
久々だったのでちょっと迷いつつたどり着いた場所では、
めちゃくちゃ花盛りのセッピコテンナンショウが待っててくれたじゃないですか!
特徴的にもものすごくわかりやすい典型的な雰囲気でステキです♪

  
さらにあたりを探すと、もう1つ、これもわかりやすい雰囲気の株がありました。
こちらもめちゃくちゃいい雰囲気で本当にうれしい限り。

  
ちょっと嬉しかったのは、近くに新たな株(左)もあったこと。もっと増えてほしい♪
その後はちょいと四苦八苦しつつ登山道に戻ると、
ちょっと薄暗い場所でしたがエンレイソウ(右)なんかにも遭遇。

  
薄暗い場所でしたが、フデリンドウ(左)もパラパラと見つかりました。
オチフジ(右)はここら辺でも結構いい感じの株が見つかります。

  
えらく華奢なヤマエンゴサク(左)もありました。これはこれで面白い雰囲気。
あたりには結構花盛りな感じのマルバコンロンソウ(右)もいくつも見つかります。

  
ヤマルリソウ(左)もいい雰囲気の大株があちこちにありました。
イチリンソウっぽいんだけどえらく葉が細かいヤツの群落(右)も発見。
花が全くなかったんだけど、これはなにもんなんだろ?

  
ここで個人的にはかなりのサプライズがありました。
一角に群生しているのは…ありゃ、これってヤマトグサじゃないか(@_@)!

  
花は咲きはじめな雰囲気ではありましたが、結構いい感じに咲き並んでいました。
しかしこの場所過去に何度も通っているけど、気付いてなかったな〜
いつもの場所でもまだまだ気付いていない発見があるもんだなぁと再確認…

  
さらにビックリは続きます。杉林の中を歩いていると、
ふと足元に見つかったのは……ありゃ、これはアオフタバランの葉じゃんか!
それも結構予想外なレベルで群生していらっしゃるやんけ。

  
ドアップ(左)でも撮影。少しだけ花茎が伸び始めているんですね。
あたりには咲き残りのコチャルメルソウ(右)なんかもいくつか見つかりました。


次へ⇒

topへ⇒