謎な小笠原旅A〜不穏な予感アリ〜 18.4/30

この日はGWの謎な小笠原旅の第2日目。
いよいよ本格始動だぞ、ということで、気合満タン状態で
本命への挑戦時間をたっぷり確保するために早朝登山から皮切りという
大バカなことをやって、初手から大興奮の成果を引き出したり♪
しかしその後は意外に天候がよろしくない方向になって大慌てで引き上げたり
さらにちょっと気になる感じの展開が続いたりと、
なんだか不穏な予感もワラワラと押し寄せてくるような流れも…
唯一のスペシャルサプライズな瞬間は、私だけしか堪能することができなくて
Tさんたちになんとも申し訳なくなるという不可思議なオマケ付き(+_+)
それでも意外な成果もけっこうあってなかなか楽しめたんですが
後から思い起こせば式の諸事情の皮切りを感じた1日ともなったのでした(^^;

<1>小笠原・母島各所

  
さてこの日の挑戦は薄暗いうちからの登山からスタートという不思議な幕開け。
小雨のぱらつく山道を大急ぎ絵で登っていくと、途中で気になるものを発見。
これだ!すっかり枯れてるけど、憧れのシマウツボじゃないですか!

  
そしてその中に1つだけ、まだギリギリ花のついている株があったんです!
数日前まで花が残ってたという噂を聞いて探しにきたんですが、ぎりぎりセーフ。
さすがにボロボロなのが残念でしたが、憧れの花との遭遇に感涙。
こいつは3月頃の花というイメージだったのでGWに見れるとは思わなかったぞ♪

  
せっかくなので花の先端のドアップ(左)も撮ってみたりとか。
ついでに周辺をかなり探し回りましたが、全部花の終わった株(右)ばかりでした。

  
さらに登っていくと、チクセツラン(左)があちこちにみつかりました。
葉上に可愛らしいマイマイ類(右)も発見。名前は分からないけど、こいつは固有種ですね。

  
ムニンネズミモチもちょうどいい感じに満開でした。
テンションも上がったのでもっと頂上近くまで登ろうとしたのですが、
途中で結構な雨になってきたので断念。まぁ朝飯までに戻らなきゃいかんしね。

  
ここらでもグリーンアノール(左)が頑張ってたのはちと残念。ホンマ多いな。
テリハハマボウ(右)もけっこうありましたが、さすがに花のある時間じゃないのが残念。

  
花芽のついたウラジロエノキ(左)もあちこちにありました。
あたりには面白げな雰囲気の葉(右)もあったけど、コヤブニッケイあたりかな?

  
帰路にシマウツボのあったあたりで改めて徹底的に花を捜しますが、枯れ穂(左)が
パラパラと見つかるばかり。いつか満開の時期に訪れて見たいモンです。
変わりにイイ雰囲気で大満開のシマギョクシンカ(右)なんかにも逢えたりしました。

  
その後は道すがらのホソバリュウビンタイ(左)や、マルハチ(右)やらを
楽しみつつ、急ぎ足でふもとへ引き返します。

  
山麓まで下りてきたあたりで、沖村の景色(左)なんかも撮ってみたりとか。
引き上げようとすると、ご立派なシマタニワタリ(右)があったのでついでにパチリ。

  
カタマイマイ類(左)もひっそり隠れてました。なんて種類だろ?
村の方まで戻ると、イソヒヨドリの幼鳥(右)にも遭遇。もうこんな大きいのか。

  
あちこちにヒメマサキ(左)があったのも少々意外。これも固有種なんだよね。
マツバラン(右)なんかも普通に道端に見つかったりもします。

  
いい場所でポーズとってるメジロ(左)にも逢いました。
近くでは島ミカンの花(右)に再会。なんか可愛いからついつい撮っちゃうんですよね。

  
時折雨がぱらつくのでウスカワマイマイ(左)も元気満点でした。
道端のしょぼくれたマツバゼリ(右)なんかみた後で宿で朝飯を摂取し、いざ狙いの地へ!

  
ウロウロしはじめると、いい感じに咲いているオガサワラビロウ(左)に遭遇。
しかし、コブガシ(右)はすっかり実になってるんです。季節の巡りが早いカンジなのかな?

  
そのかわり、オオバシマムラサキはちょうどいい感じに咲き始めていました。
こりゃ多分ここらに飛んでくるよナ、とか最初は安易に思ってたんですよね〜

  
とりあえずうろうろと周りを探し回っていると、ひょっこりと目の前に
メグロがご登場。しばらく枝上でのんびりとしてくれたりもしたのですが、
その後はとくに成果もないうちに結構な雨になってきたので、一度引き上げることに…


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