クタクタ登山〜ずぶ濡れの幸運〜 16.9/18

この日も予想外にめちゃくちゃハードな1日となりました。
前々からなにがなんでも挑戦したかった某花にトライすべく計画したのですが
前日が夜まで酒呑む必要があったので、思い切って
そのまま夜行バスで移動+レンタカーで突撃というプランに。
しかし、天気予報がイマイチなのが気がかりながら
降っても小雨だろう、ということで決行したところ
まさかの大嵐に遭遇して散々な目に(+_+)
それでも粘るとなんとか狙いの花には逢えたものの
さすがに調子を崩してヘロヘロになる、そんな展開つきでした(笑

<1>丹沢山系某所

  
さて、妙に薄ら暗い中山麓に到着すると面白そうなアザミ類(左)発見。
予想外に急角度の登山道をえっちら登っていくと、シロソウメンタケ?(右)が
あったりしましたが、しばらくは杉林で花も何もないので黙々と上ることに…

  
ちょいと古いけどホコリタケ(左)もありました。
尾根筋近くになるとイワシャジン(右)なんかも登場し始めますが
このあたりから結構な大雨に。え、予定とだいぶ違うんだけど…

  
ふと気づくと林縁にコフウロを数株発見。
ものすごく久しぶりの出会いなので頑張って撮影しますが、爆裂に暗いし
雨風きついし、なんだかまともに撮れずに残念。

  
さて、さらに登っていくと、豪壮な感じのフジアザミも登場!
しかし、このあたりからすんごい強風が吹き荒れ始めたんです。
雨の勢いも増してきて、完全に横殴りの大嵐。
ってか、尾根上では風にあおられて斜め下から降ってきますから
傘なんてまったくなんのやくにもたたず、即座に全身完全ずぶ濡れに(T_T)

  
悔しいので無理やり歩き続けると、あちこちに面白げなアザミ類(左)も群生してました。
これも普通のアズマヤマアアザミでいいのかな?
一角にイワヨモギ(右)が結構群生していたのもビックリでした。

  
さらに歩いていくと、ご立派なフジアザミ (左)は何度もご登場。
シロヨメナ?(右)もありましたが、レンズがすぐに曇ってしまって…

  
濃霧と豪雨で少し向こうの景色はこんな感じ(左)。
岩場には咲き始めのヤマハハコ(右)もたくさんありましたが、強風にひたすら
あおられ続けるのでこれが唯一撮れた若干ましな写真(^^;

  
さらにルートを返るとホトトギス(左)も発見。君じゃないんだなぁ。
イワシャジン(右)は今を盛りとあちこちに咲いています。


ふと手前の崖下を見た時です。
かなり距離がありましたが大きな黄色い花が風にぶんぶん揺られていました。
おお、憧れのサガミジョウロウホトトギスじゃないですか!
大願成就にひそかに感動したものの、薄暗い濃霧の谷間に
ひたすら振り回され続けているものはどうにも撮影のしようもなく(T.T)

  
ヤマハハコ(左)はその後もパラパラみつかりました。
すっかり実になったイワキンバイ(右)なんかもあったりします。

  
センブリ(左)も1つだけ咲いている株がありました。
なんか面白げな野菊類(右)もありましたが、これはなににあたるのかな?

  
そうこうするうちに、ようやく近づける位置にサガミジョウロウホトギス(左)を発見!
でも、よくみるとこの株はまだつぼみ(右)なんです。ありゃ。
時期的にはもう遅すぎるかなと思ってたのに、まだ咲いていない株もあるものなのね。

  
あたりにはイワヒバ(左)があちこちについていました。
ハコネギク?って雰囲気の野菊(右)もありましたが、曇った写真しか撮れず。

  
さらに花は終わりかけでしたが、ハンカイシオガマも発見!
これも逢いたかった花なので嬉しかったけど、強風に揺られて撮影はかなり難航でした。

  
他の株(左)もありましたが、これもすでにぼろぼろだなぁ。
さらに面白げなアザミ類の群生(右)なんかを見たあとで、こんな日にも登山されていた方と
お話をしていると、期待していたポイントはとっくに通り過ぎていたことを発見。
「もうないんじゃないかなぁ、先週1株だけしか咲いてなかったって話を聞いたよ」
などと非常にドヨンとする情報も頂戴しつつ、しょうがないので
とりあえず引き返しながらダメモトで探し回ってみることに(+_+)

  
よくみると道端に真っ赤な実をつけたテンナンショウ類をいくつも発見。
え〜と、ここらへんだとなんて種類になるんかなぁ?

  
ふと思いついて林の中を歩くと、そこでもハンカイシオガマ(左)を発見。
なんかいい雰囲気で咲いているイワシャジン(右)なんかも見つかります。


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