なぜか外来種巡り〜+ハンパなオマケ〜 14.9/6&7
  
<3>9/6 愛知県各所 つづき

  
さてさて、さらにうろうろすると、ちょいとボロボロでしたが、オオチャバネセセリ(左)もご登場。
かわいいハシリグモ類(右)も見つかりました。イオウイロハシリグモかな?

  
さらにうろうろすると、かわいいキノコ類があちこちで多数。
この手もはまると面白そうだよなぁ。名前が全然わからないけど(^^;

  
しつこくうろうろしていると、ふいにすぐ近くに大きな影が。
おや、オオヒカゲじゃないですか!見れるとは想像もしていなかったのでこれまたビックリ。

  
面白かったのは、近くにあった太い藤蔓の断面(左)。やはらと幅広の蔓がけっこう
あると思ってましたが、そうかこういうふうに何本もが癒着してできていたのか…
感心していると、あたりにはヒメアカネ(右)が何度もご登場。

  
ちょっと虫食い穴が残念ですが、巨大なノウタケ(左)も発見。
草地の中には、ダイミョウセセリ(右)もせっせと飛び交っていました。

  
ショウリョウバッタモドキ(左)もけっこういて、なぜか葉上に止まっている個体も…
などと思っていると、ふいに道端の葉上に怪しい影(右)を発見。
むむっ!ハラビロカマキリ系のフォルムなのに妙にでかいぞ?

  
幼虫だったので即座に確信を持てませんでしたが、おそらくこいつは
捜し求めていたムネアカハラビロカマキリなんだろう、ということで
少し撮影した後はお連れして確認することに。
後で確認するとやはりこいつが大本命でした。めでたしめでたし。
これで改めて本土で見れるカマキリ類全制覇ですね♪

  
さて、とりあえず本命も見つかったので、目をつけていた湿地にドンと移動して、
サワギキョウ(左)やら、サワシロギク(右)が咲き誇る中をしばらくウロウロ。

  
すると、浅い水際に、そいつは見つかりました。今まで出逢えなかった
地域限定種、ミカワイヌノヒゲです。予想以上にヒョロヒョロ撮りにくい雰囲気やねぇ。

  
こんな感じでかわいくコンパクトな株もけっこうありましたが、なぜかこの頃には
すんげぇ曇天でメチャクチャ暗く、撮影は難儀な感じに…

  
あたりをみわたすと、ハヤシノウマオイをお食事中のナガコガネグモ(左)やら、
早々に睡眠体制に入ったクマバチ(右)やらが見つかります。

  
帰ろうとすると、少し離れてましたが、こんな天気なのにまだ花を咲かせている
ミズオトギリを数株発見。いい〆括りに満足して帰路につくことにしたのでした。

<4>9/7 播磨地方各所

  
翌日は所用があるので、挑戦は朝のうちのごく短時間のみ。
ということで目星をつけていた竹林に足を伸ばすと、なんかかわいいマイマイ類が
ごっちょり(左)ついてて驚いたり。えらく目が長い(右)感じでしたが、
殻の中心が黄色だし、コハクオナジマイマイでいいのかな?

  
あたりをウロウロと歩き回りましたが、ササキリ(左)が見つかる程度。
あとはかわいいキマダラセセリ(右)なんかはたくさん居たんですけどね。

  
あとはギンツバメ(左)なんかもいましたが、それ以上成果がないので
ドンと移動して、ミゾハギ(右)咲き乱れる湿地に転戦。

  
アチコチにいい雰囲気に咲いているコガンピ(左)をみていくと、その花上に
えらく模様の少ないハナムグリ類(右)がいたけど、ホソコハナムグリとか?

  
草地の中にはカヤコオロギ(左)がやたらと多数。
コバネササキリっぽいやつ(右)も一瞬だけ登場したんですが、翅がやたら長いような?

  
ショウリョウバッタモドキ(左)もやたらと多数いました。
あとは、やたら敏感でこの1枚しか撮らせてくれなかったヒメエグリバ(右)も発見。

  
ちょいと嬉しかったのは、アチコチで飛び交っていたコチャバネセセリ。
こいつはやっぱり新鮮な個体だと色合いがすごく綺麗ですよね。

  
オオトリノフンダマシ(左)にもお久しぶりに遭遇しました。ワキグロサツマノミダマシ(右)も
見つかったので狙ってみると、逆光で面白い雰囲気になったりとか。

  
松林の中でチッチゼミが鳴いていたので粘ってみるも、ツクツクボウシ(左)が見つかるくらい。
緑色型のかわいいクルマバッタ(右)を見つけたあたりであっけなくタイムアップ。
この日の本命は結局1匹も見つけることなく終幕となったのでした(^^;

〜おまけ〜

  
おまけは、採集後約1週間で羽化したムネアカハラビロカマキリ。やっぱでかい。
ちょっと見ただけだと巨大なハラビロ、というよりオオカマと思っちゃいそうですな。

  
一応、“ムネアカ”たるところも撮っておこうとがんばりましたが、あんまりいい感じは撮れず。
まぁ、外来種でリリース不可だし、最後までがんばって飼育してみようとも思います♪

というわけで、不思議な展開の2日間でした(^^;
まぁ、本題の外来種めぐりについては、セアカゴケグモにはじまり、
ムシャクロツバメシジミ、ムネアカハラビロカマキリとなんとか
連続で見ることができはしたのですが、
まさかあんなド真夏のジリジリ焦げる日差しの中でヘバリながら
探す羽目になるなんてさっぱりおもわなかったですしねぇ(笑
こんな天気だったら、諦めていた某渓谷に行けばよかったと思いつつ(^^;
まぁ、それでもオオヒカゲとか、ミカワイヌノヒゲとか
面白いオマケもけっこうたっぷりで嬉しい感じ。
前哨戦の憧れのナギサスズも嬉しかったし、もっとも翌日の大空振り
についてはちょいと嘆かわしい感じでしたけど(-_-;
ちなみにここんとこの分をみていると分かっていただけるとおり、
最近ちょっと帰化種が若干自分内で流行中。
石垣島に帰化しているというグリーンイグアナとかカピバラなんてあたりも
見に行ってみたいなぁとか夢が膨らんでたりするので
もしかしたらそのうち特攻しちゃうかも。乞うご期待ってことで??


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