晩夏の但馬で〜まさかのオオモノ〜 14.8/23

この日は、深い目的もなく但馬の林道をウロウロしていました。
本当は少しだけ遠出を計画もしていたのですが、
なんかここのところどうも気合が抜け気味なようで、仮眠のつもりが
目覚めたらすでに日の出というなんかハンパなスタートでして(笑
それでは、ということでちょっと気になっていたセミ方面を攻めようと
林道をウロウロしてみましたが、こちらはさっぱり成果なく、
しかも晴れたり曇ったり、時にはバラバラッと大粒の雨が来たりで、
ちょいと体調を崩したのかやたら眠くて昼寝ばかりしてましたが(^^;)、
意外にあれこれと面白い出逢いがあった上に、最後にまさかの超オオモノにも遭遇!
心の底からビックラ仰天というステキなオチになったのでした(^^)

<1>但馬地方各所

  
というわけで、のんびり林道巡りをはじめると、なんかおもしろげなカメムシ類幼虫(左)を発見。
アキアカネ(右)は、本当に掃いて捨てるほど大量に飛びまくっています。
“全国的減少傾向”とは聞きますが、ここにいるとその実感は全く沸きませんねぇ(^^;

  
もしかしてゼフの生き残りでもいないか、と期待しますがゴイシシジミ(左)がいたくらい。
地面ではエゾスズ幼虫(右)なんかもちょこまか動き回っていたりします。

  
ヤブタバコ(左)がかなり群生していたのも面白い感じでした。
えらく至近距離で堂々としてくれるホオジロ(右)にも遭遇。いいのかこの距離。

  
うろうろしていると、柳の幹にベニシタバ(左)を発見。
そっとつつくと下翅もご披露(右)いただけました。ピカピカの個体でいいねぇ♪

  
ふと気づくと、あたりをルリボシヤンマ(左)が飛び回ってましたが、こんな
超証拠写真が取れただけ。やっぱり我が愛機だと飛びモノは限界があるなぁ。
フシグロセンノウ(右)なんかも実にいい感じに咲いていました。

  
さらに林道をウロウロすると、アサギマダラ(左)が何度か登場。
サカハチチョウ(右)もいましたが、あまり近づかせてくれなかったりとか。

  
さて、草地をウロウロすると、あちこちでシシウド(左)が大満開。
思いついて上から花のアップ(右)を撮ってみると、花火みたいな面白い風情♪

  
ヒメギス(左)もたくさんいました。ヒョウノセンヒメギスとは違うみたいね。
ちょいとだけ黒っぽいヤブキリ(右)もいましたが、この手も分類メンドイんだよなぁ…

  
さて、草地を歩いていくと、早くもヤマハギ(左)がいい雰囲気に咲いていたり、
湿地にはアチコチでアカバナ(右)が咲き誇っていたりします。

  
ヒヨドリバナの群落があったので近寄ると、オオウラギンスジヒョウモン(左)や
ウラギンヒョウモン(右)やらが、結構な数集まっていました。

  
ちょいと意外だったのは、ウラギンヒョウモンの♀は、この時期でも
こんな感じのピッカピカの個体がまだいるんですね。なんでだろ?

  
うろうろしていると、ふわりとミヤマチャバネセセリも御登場!
このあたりだと見る機会の少ないしゅるいなので、じっくりと撮影してみたり。

  
さらにミドリヒョウモン(左)やら、ジャノメチョウ(右)やら、
いろんな蝶が次々と登場されました。この場所でしばらく粘っても面白かったかも。

  
イチモンジセセリ(左)も多数。もう秋の気配ですな。
周辺の草地を歩くと、オミナエシ(右)はあちこちでいい感じに咲いていました。

  
道端にはヤマジノホトトギス(左)も発見。
シラヤマギク(右)なんかも咲いていて、季節の移ろいを感じます。

  
面白げなバッタ系幼虫(左)も発見。この時期このサイズってなんだろ?
さらにかなりビックら仰天したのは、翅端が赤色のヒガシキリギリス(右)。
こんな色の個体ははじめてみたので、大珍品か?と興奮しましたが…
よく見ると、翅の内側にびっしりとダニがついてんですね(@_@;)
なんか見ちゃいけないものをみてしまった気分…

  
フシグロ(左)なんかもありましたが、花はちょうど終わった雰囲気。
あとは、あちこちでヒロバネヒナバッタ(右)が鳴いている程度で本命は見つからず。

  
なぜか真昼間なのに、カラスヨトウ系の蛾(左)がのんびりしてたりしました。
笹の葉にはごく小サイズのかわいい蛾(右)も発見。調べるとシロアヤヒメノメイガってのね。


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