欧州がさがさ団B〜早朝の公園で〜 14.8/13

この日はドイツでこぼこ旅の第3日目。
家族旅的なスケジュールでは、古都リューベックを訪ねるという予定。
そこでもあれこれ見れそうな予感もするけど、それでも
やっぱり早朝の散策は力を入れるべし、ということで
この日は前日の教訓から、開けた空間の多そうな、初日の
バーベキュー公園を再訪することにすると思っていた以上に成果があり、
リューベックの方でもささやかながら嬉しい出会いがあって、
やっぱりなかなか充実した成果の1日となったのでした(^^)☆

<1>ドイツ・ハンブルグ周辺

  
さて、薄暗いうちからうろうろすると、林間にぽっかり空いたいい感じの草地があったので
のぞいてみると、巨大なツリフネソウの仲間を発見!しかも見事な大群落!
でも、調べると、オニツリフネソウという種類で、ここでも帰化種なんですね(笑

  
オオアワダチソウ(左)も群生していましたが、考えるとこれも北米産ね。
シロネの類(右)もなかなか大柄なものがありましたが、これは在来かな〜?

  
などと思っていると、嬉しい発見。草に眠ったまま止まっていたのは、
イソアカネ原名亜種じゃないですか!まだ未熟な個体でしたが、ちょっと感激♪

  
あたりにはセイヨウミヤコグサ?(左)もぱらぱらと咲いていました。
ヤナギランの仲間(右)も巨大な株がにょきっと立っていたりなかなか面白い感じ。

  
一昨日にも逢ったArctium tomentosum(左)はさらにスケールのでかい大株が見つかります。
スモールバルサム(右)もあちこちに群生していて、見ごたえあり。

  
雨上がりだったからか、ご立派なサイズのナメクジ類(左)も発見。
日本のものとは雰囲気が違いますよね。もっと撮ろうと思ったら落ちちゃいましたが…
なんとも鮮やかにまっ黄色のカタツムリ類(右)も闊歩していましたが、これも
モリノオウシュウマイマイ の変異の範囲内になるのかな?

  
さらに場所を変えてウロウロすると、セイヨウオオバコ(左)も一面に大群生。
クルマバナに似た花(右)もあちこちに群生していたりします。

  
薄暗い場所でしたが、オニグモの仲間(左)も発見。Araneus diadematusってのかな?
さらにウロウロしていると、地面に降りているヨーロッパアオゲラ(右)を発見!
何度か地面をつついていましたが、こいつらそんなお食事の仕方もするのね。

  
さらにうろうろすると、エゾノウワミズザクラ(左)が真っ黒な実をぶらさげていたりします。
ホザキナナカマド?という感じの花(右)もありましたが、当然ながらお名前は不明。

  
ブラックベリー(左)はあちこちに大群生していました。実は茶色→赤→黒なんですね。
セイヨウトゲアザミ(右)もけっこうな大群落を見ることができました。

  
歩いていくと、実にいい雰囲気の池(左)を発見。晴れてたらトンボが飛びまくりそうだ〜。
池縁にはなんか面白そうな湿生植物(右)もあったけど、キツネノボタン系なのかな?

  
水際には少数でしたが、本家本元のワスレナグサ(左)も咲いていました。
浅瀬にはミツガシワ(右)もありましたが、調べると日本と同種なのね。

  
なんかどでかいヒル類(左)が落ちててビックリという一幕も。こいつなにもん?
コウガイゼキショウの類(右)なんかもありましたが、ここらは日本と変わらん雰囲気ね。

  
ヒルムシロの類(左)もありましたが、調べると日本と同じオヒルムシロになるのね。
あたりにはカガブタ系の葉(右)もあったけど、こちらは何者かはよくわからずじまい…


次へ⇒

topへ⇒