欧州がさがさ団@〜楽しき幕開け〜 14.8/11
  
<2>ドイツ・ハンブルグ周辺 つづき

  
さてその後は、妹の住むちょっと郊外の町に移動することに。近くの森を歩くと、
道端にオキジムシロに似た花(左)を発見。色の黄色いカタツムリ類(右)も
転がっていましたが、調べるとモリノオウシュウマイマイ っていうのね。
てな感じで、初手からなかなかわくわくさせる展開にo(^-^)o

  
えらく花の小さなツリフネソウの仲間(左)があちこちに群生していました。
調べてみるとスモールバルサムという種類だそうで、ちょいと独特ですね。
よくみるお、それをもしゃもしゃ食べているスズメガ類の幼虫(右)も発見。

  
ヒナノウスツボの仲間(左)があったのは少々意外でした。セイヨウゴマノハグサってのね。
セイヨウイラクサ(右)はあちこちに群生していて、さわるとやっぱり痛かったりとか。

  
んで、そのイラクサをよくみて見ると、蝶の幼虫を発見!
タテハチョウ系ですが、ヨーロッパコヒオドシとかかな、と思ってたら、どうも違う雰囲気。
持ち帰って飼育してみりゃよかったかな?どなたか正体わかる方いませんか?

  
さて、 みんなでバーベキューを、というのでひとり周辺をウロウロしていると、
セイヨウボタイジュ(左)の樹の下で、カケスの風切り羽(右)を拾得。

  
サワオグルマとかに雰囲気の似た花(左)もありました。ちょいとかわいいですよね。
なんか面白げな赤い実(右)をつけた低木もあったけど、お名前はまったく不明。

  
面白そうな雰囲気の花(左)もありましたが、調べるとこれってエゾツルキンバイなのね。
セイヨウオオバコっぽいの(右)もありましたが、そうならばこれも本場モンってことだな。

  
驚いたのは、あちこちをヤンマの類(左)がぶんぶん飛んでいたこと。
元気すぎてこんな超証拠写真が限界でしたが…
林の縁には巨大なヤマボクチの類(右)も発見。Arctium tomentosumってやつかな?

  
などと楽しんでいると、ふわりと赤トンボが飛ぶのが見えました。
地面に降りちゃったのでイイ絵じゃないのですが、これは憧れていたイソアカネじゃないですか!
日本で記録のあるマンシュウアカネじゃなくて原名亜種の方ですが、感激です☆

  
さらに、ふと林縁を見ると、先ほどのヤンマがすっと止まるのが見えました。
大興奮しながら近づくと、それはマダラヤンマそっくりのキレイなヤンマじゃないですか!
あとで調べると、これって日本と同じ種類の原名亜種なんですね。二度ビックリ。

  
さて、ビール呑んで肉食いつつうろうろすると、ヨーロッパブナ(左)やら
セイヨウシデ(右)やらが独特な感じの実をつけているのが目につきます。

  
えらくかわいい花をつけるキイチゴ類(左)があったけど、調べるとブラックベリーの花でビックリ。
ピンク色がいいね〜と思っていると、かわいいハナバチ類(右)も登場されました。

  
白い花のノイチゴ類(左)もありました。こいつはなにもんだろう?
驚いたのは、なにげなくおなかをポリポリしたら、マダニ(右)が落ちてきたこと。
先日の北海道に続けての災禍に逢うところでしたが、未遂ですんでよかったわぁ。

  
腹いっぱいに酔っ払っていると、飲んでいたジュースに、小さなスズメバチ類(左)が
何度もたかってきました。あたりにはかわいいハナバチ類(右)もいたりして
ひそやかに盛り上がったあたりで、バーベキュータイム終了。
その後は妹宅におジャマし、1歳の誕生日を迎えた甥っ子をつつきまわし、
お餅を背負わせてハイハイさせたりして大騒ぎの楽しい時間となったのでしたとさ♪

というわけで、なかなかいい感じのスタートでした。
まぁ、初手からの飛行機5時間遅れというのはなかなかパンチがありましたが、
おかげでフィンランド一泊が追加になったし、ちょいとだけでも花やらを
見ることができたんだから、結果オーライということでしょう。
んで、ドイツでは初手からホテル周りでもそこそこ面白い成果があったし、
公園ではまさかのイソアカネ&マダラヤンマだし、
他にもあれこれ面白い出逢いが続いて、けっこうアドレナリン出まくりでした♪
生きもの系以外も、ランチや、ドイツ風な感じのバーベキューもめっちゃ美味かったし、
“姪っ子×2+甥っ子×1”というステキ過ぎる光景と、
不思議な化学反応的大サワギも、もうなんとも楽しすぎたし、大満足〜♪
さらに、今回は妹の素敵なハカライで、私は2日間妹宅に宿泊ということに
させていただけたんです。ハンブルグより自然が面白そうでしょ、ということで。
さてさてどんな出会いが待っているのか乞うご期待ですぞっ(^-^)!


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