懐かしの谷にて@〜湿地巡り〜 14.6/14
  
<2>神奈川県某所 つづき

  
さて、さらにうろうろすると、ケイワタバコがそこそこ群生している場所に到着。
神奈川にいる頃には花の時期に来訪し損ねていたので、なんともうれしい限り♪

  
花をアップ(左)で撮ると、ふつうのイワタバコよりも若干色が薄めかな?
最後にヤマサナエ(右)に少々ビックリさせられたあと(謎)、一路南下することに。
ご一緒いただいた上に、近くまで送っていただいたOさん、ありがとうございましたm(_ _)m

  
んで、久しぶりの谷に到着すると、大満開のスダジイ(左)にビックリ。アップ(右)で見ると
面白い風情ですよね。ゼフが来てるかと期待しちゃったけどさすがにそこまでの幸運はナシ。

  
干潟を歩いてEさんと合流すると、干潟で掘り出したというカガミガイ(左)やら、
フトミゾエビ(右)を見せていただきました。こりゃなんともいい雰囲気。

  
面白いのでワタシもスコップを借りてしばらく遊ぶと、ご立派なオオノガイ(左)がご登場。
こちらもいいサイズのマテガイ(右)なんかも見つかったりします。

  
ちょいとかわいらしいニホンスナモグリ(左)も見つかりました。
ヒモイカリナマコ(右)もいたり、短時間でもやっぱりアレコレ楽しめますね〜♪

  
干潟では、相変わらずたくさんのコメツキガニ(左)がにぎやかにダンスをしていました。
かわいらしいマメコブシガニ(右)もひょこひょこと登場されます。

  
その後、湿地をしばらくうろうろすると、ショウジョウトンボ(左)がご登場。
あたりにはコウガイゼキショウ(右)がいい雰囲気に群生しています。

  
ホタルイでいいのでしょうか?イグサ類(左)も群生していました。
かわいいアゼナルコ(右)も軽妙な穂をぶらさげています。

  
水中をよくいrと、これまた繊細なシャジクモ類(左)があちこちにあって、
さらにマツバイの水中型らしきもの(右)も発見。こりゃ面白い湿地だなぁ。

  
赤く色づいてえらく鮮やかなコウガイゼキショウ類(左)もありました。
水の流れ込むあたりでは、トゲナシヌマエビ(右)

  
カワトンボ類(左)はまだまだご健在でした。ニホンカワでいいのかな?
ミヤママイマイの幼虫(右)が木道上を闊歩していたりもします。

  
笑ってしまったのは、目の前で大騒ぎしていたヒメバチの類(左)。どうやら
♀1匹に大量の♂が集結していたみたいなんですが、途中でその♀が飛んで逃げても
♂たちは気付かずにしばらく取っ組み合いを続け、ふいに「あれいないぞ?」
となった瞬間(右)の、なんともいえない風情に、Eさんと一緒に大笑い(^_^)

  
アカテガニ(左)はこの日も元気に木登りをしていました。
再度湿地を見渡すと、ヒロハノコウガイゼキショウらしきもの(右)も発見。

  
さて、ひきあげようか、と思っていたら、ふいに目の前にクロスジギンヤンマの♀が飛来。
せっせと産卵を開始したのでちょっとうれしくなっちゃったりとか。

  
その後、Eさんにヒミツのポイントにつれてってもらって見せてもらったのは
ヨコハマシジラガイ。いやぁ、こんなのもいるんですね。ちょっとタマゲました。

  
笑ってしまったのは、俺も撮れとばかりに割り込んできたモリチャバネゴキブリ(左)。
その後は、暮れなずむ海辺(右)をのんびりと眺めて悠然たる気持ちに。

  
夕暮れ時にホタルなんぞ見に行った後で宿に戻ると、Eさんが浜辺での観察中に
泳いできたという巨大なゴカイ類、その名もジャムシ(左)を連れてきていました。
あまりの迫力に一同大ハシャギしてたのですが、某教授が嬉しそうにツツキ回したら
いきなりブシュッと大量の緑色の液を吐き出して小さく縮んでしまった(右)のは圧巻。
最後まで眼を白黒させてのにぎやかな〆となったのでした♪

というわけで、なかなか濃密な1日でした。
最初の珍品トンボまとめてGETから、きれいなケイワタバコの
セットもなかなか充実した時間でしたし、
後半の干潟と湿地ののんびり歩きもなかなか楽しかった♪
ご一緒いただいたOさん、Eさん、ありがとうございましたm(_ _)m
そして、なんといっても、最後のジャムシの爆発が圧巻でしたね。
ヤツには悪いのですが、某教授の暴走見物を趣味の1つとするワタシとしては
その瞬間「うん、よしよし、うまくオチがついた」と妙な満足感が(笑
やっぱりここでお約束を見ないと物足りないですものね〜
ちなみに、この液体、なんか忌避物質が含まれてるみたいで、
あとでちょっと手が荒れたとか。皆様ご注意を(^^;
さてさて明日はのんびりとアマモ場&干潟巡り予定。今回はどんな
サプライズがあるもんだか、乞うご期待ってヤツですよん♪


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