懐かしの谷にてA〜アマモ場巡り〜 14.6/15

この日は、懐かしの谷を探索する第2日目。
アマモ場と干潟で、あれこれと生きものをたくさん探して
しまおうという壮大かつ大雑把な計画です。
とりあえずうろうろすればアレコレと面白いことも
あるだろう、と言う程度の思考回路で
これといってターゲットがあるわけでもない感じでしたが
アマモ場巡りがまぁ大興奮の連続で
テンション上がりまくってわけわかんなくなる感じで(笑
やっぱココはメチャクチャ面白いと再実感した1日となったのでした(^^)

<1>神奈川県某所

  
んで、この日も朝も早くから眼が覚めたので朝日差し込む谷(左)をうろうろすると、
イノデ類(右)が実にいい感じ。この手は苦手だけど、アイアスカイノデかな?

  
ミソシダかな?なんかスマートな雰囲気のシダ類(左)もありました。
イワガネソウ(右)なんかも群生していて、じっくり探すとなかなか楽しそうな雰囲気。

  
ウマノミツバ(左)も地味な花を咲かせてました。
少しくらい場所では、オニグモ(右)がのんびり巣を構えています。

  
しかし、あとは葉上にゴミムシ類(左)が鎮座していた程度で、期待していた
蝶の方は艶やかなルリシジミ(右)が登場した程度。むむむ。

  
うろうろすると、いい感じに花盛りのイボタノキ(左)も発見。
湿地の中には、タコノアシ(右)も可愛い葉を広げています。

  
上空を舞うカワウの群れ(左)を撮って遊んだ後は、
雄大な湾の景色(右)を眺めてみたり。うん、実にステキじゃねぇ。

  
宿に戻ろうとすると、波打ち際にシオクグ(左)も発見。
ハマダイコン(右)もあったけど、こいつも海浜植物といっていいのかな。
んで、その後はなぜか朝からえらく豪華な朝飯をいただいたあとで

  
んで、やってきたるは実にいい風情のアマモ場(左)。中を見ると
大量の花枝(右)もついていて、ちょうどイイ感じの季節みたい。。

  
Eさんは咲き残っていた花(左)を見せてくれました。う〜ん、地味面白い。
あたりの石の上には面白げな貝(右)がついていたけど、お名前なんだっけ?

  
うろうろしはじめると、すぐに見つかったのはムラサキクルマナマコ。
見つかったときは縮んだ姿(左)だったのに、バケツに入れたらびょ〜んと伸びた(右)のでビックリ。

  
石の裏にはバフンウニでいいのかな、小さなウニ類(左)もたくさんいました。
これまた奇妙な質感の物体X、シロボヤ(右)もパラパラと見つかります。

  
オレンジ色のホヤ類(左)も発見。にこちゃん大魔王みたい、って言ったらトシがばれるな。
笑ったのは、アマモ場を歩いていると何度かブワッと足元が紫色に染まったのですが、
手を突っ込むとデカいタツナミガイ(右)が見つったこと。その作戦、かえってマズくないか?

  
水面には大量のドロメの幼魚(左)が泳いでいましたがうまくは撮れず。
岩場ではイソモクなんかの海藻類(右)がごちゃっと茂っていてこれまた面白い感じ。

  
そうこうするうちに、Eさんが教えてくれたのはマガキガイ(左)。
こいつの先端部ドアップ(右)を見て、驚かない人はなかなかいないでしょう。
どうですかこの見事な異型っプリ。
にょこっと出してくれた眼はなんともいえない素晴らしすぎる風情満点。
これが貝の顔っていってもなかなか信じてもらえそうにない異型っプリ。
あ、こいつも「寄生獣みたい」でうなづくと、即座にトシがばれちまうのでご注意を(笑

  
さらに面白い出会いは続きます。アマモ場からEさんが見つけ出したのは、これまた
面白い風情のヨウジウオ類(左)。かわいい顔(右)を見る限り、ヨウジウオって種類かな?

  
ツノモエビ類(左)も何匹もご登場。こいつは見事に鮮やかなグリーンで、
アマモに乗せる(右)と、見事すぎる擬態っぷりに笑えます。似た種が何種かあるんすね。


そうこうするうちに、Eさんが「よっしゃ取れた!」
自信満々に差し出したタッパーの中で泳いでいたのは、なんとタツノオトシゴじゃん!
すげぇ、こんなのが首都圏近郊にいるんですね。かなりビックリ。

  
というわけで、容器に入れてじっくり撮影してみますが、これが結構
ちょこちょこ泳ぎ回るので四苦八苦。でもメッチャ可愛いねぇ。
あ、調べると、アタマがにょんと伸びているので、そのまんま"タツノオトシゴ"て種類なのね。

  
その後、アマモ場で放そうとしたらこれまたのんびりとしてくれたので、
ボートの起こす波に四苦八苦しながらアマモ上でのショットもGET。
いやはや、しかし、こんなのに逢えるんだから、やっぱりこの場はすごすぎる♪


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