北海道大遠征A〜御利益万歳〜 14.5/25
  
<3>アポイ岳周辺 つづき

  
さてそろそろ、ということで移動を開始すると、可愛いチングルマの群落(左)に遭遇。
青メタリックの非常に綺麗なコメツキムシ類(右)もいましたが、お名前は調査中…
#右はおそらくコガネコメツキだそうです。いい名前だなぁ。

  
あたりを見渡すと、キンロバイの葉(左)はけっこうあちこちにありました。
これまた面白い風情のホソバトウキの葉(右)も発見。

  
えらく色の濃いアポイアズマギク(左)はやっぱりカメラ向けちゃいますね。
こちらも実に可愛らしいアポイクワガタ(右)も何株か登場。

  
気になったのは、あちこちにあった多肉茎植物(左)。アポイミセバヤでいいのかな?
などと思っていると、実のついたキンロバイ(右)を発見。

  
んで、よくよくみると1つだけキンロバイの花も咲いていました。気が早い花なのかな。
しかし、思った以上にヤブみたいな茂り方になるんですね。イメージと違うなぁ。

  
アポイタチツボスミレ(左)はアップで撮ると花の中の髭が目立つんですねぇ。
モミジバショウマでいいのかな?なんか面白げな花芽をつけた植物(右)も発見。

  
こちらも珍品、サマニオトギリ(左)の葉もありました。別の時期にも再訪したいなぁ。
朝は閉じていたエゾタカネニガナ(右)も可愛らしく咲いています。

  
敏感で近づけなかったけど、ミヤマセセリ(左)もまだ元気に飛び交っていました。
ヒロハヘビノボラズ(右)には、ルリシジミも訪花していたり、面白い出会いが続きます。

  
道端にはエゾハクサンボウフウ(左)も咲きかけの株がありました。
フイリミヤマスミレ(右)はそこここにあるんだけどやっぱり花は全部終わってます。

  
可愛いアオシャク類(左)もご登場。ヒメウスアオシャクでよかったのかな?
沢沿いには、あちこちでエゾオオサクラソウ(右)が咲き誇っていてなかなかお見事。

  
道端にはあちこちに実をつけたヒメイチゲ(左)が群生していましたが、
よくよく見るとほんの数株だけまだ花盛り(右)な株も発見。

  
朝っぱらのフイリミヤマスミレ(左)はまだ元気だったのでもう一度撮影。
あたりにはケタチツボスミレ(右)がそこここにありましたが、

  
さらに降りていくと、ヒメイチゲ(左)も数株だけ再登場。
昨日に引き続き、ヒラタシデムシ(右)も姿を見せます。

  
ツマトリソウ(左)もいい感じに咲いていました。ちょいと意外だったのは
道端にポツンと1株だけあったオオバナエンレイソウ(右)。群生してるイメージだったのに。

  
エゾオオサクラソウ(左)は相変わらず綺麗でしたが、木漏れ日で少々撮りくい感じに。
登山口近くまで戻ってくると、キンバイソウ(右)なんかも見つかります。

  
ちょっとうれしかったのはこちらのメギ。いや、ド普通種なんですが、
ずっと花のタイミングを逃し続けていて、花を撮るのはひそかにお初なんですよね♪

  
途中のトイレにはカマドウマ類(左)もいました。普通のマダラカマドウマとは
体型が違うけどなにものだろう?図鑑見るとクラズミウマとか似てるような…
ミヤマザクラ?(右)も実にいい感じに満開に咲いていたりします。

  
ついでに立ち寄ったビジターセンターでは、ヒグマの骨(左)にちょいとビックリ。
さらに驚いたのは、展示されていたヒダカソウの模型(右)。えらく出来がいいですよねぇ。
ちなみにこのヒダカソウ、今回逢うことをかなり期待していたんですが、
現地で聞くとなんと現在登山道脇には1株あるだけで、今年はもう散ったということで逢えず(ToT)。
いつか逢いたい花ではありますが、再訪するときまで生き残っててくれるかなぁ…

  
さて、せっかくなので空港への帰路にあてずっぽで何か探そう、ということで
うろうろしますが、シャク(左)の咲き誇るあたりでモンシロチョウ(右)が出た程度。
北海道的普通種のハズのオオモンシロチョウがなぜか未撮影なんで狙ってたんですけど…

  
その後もうろうろすると、河川敷でコニワハンミョウ(左)がいたり、
なんか大柄なウスバカゲロウ類幼虫(右)がいたりした程度。
#右はおそらくクロコウスバカゲロウだそうです。ありがとうございます♪

  
おもしろげなゾウムシ類(左)もいましたが、そうこうするうちに時間的に微妙に
なってきたので空港急ぐことに。でも、さすが北海道、予想より早く到着しそうになったので
ちょいと別の場所に立ちよると、かわいらしいノビタキ(右)がご登場。

  
近くにはニュウナイスズメ(左)も普通にのんびりしてらっしゃいました。
近くにはクロミノウグイスカグラ、通称ハスカップの花(右)も植え込んであったので、
最後にパチリと撮影し、盛りだくさんの旅の〆括りとしたのでした♪

というわけで、なんとも大満足なトライアルとなりました。
ご一緒いただいた一寸野虫さん、いつも丁寧に下調べいただいているおかげで、
今回も濃密な時間になりました。本当にありがとうございましたm(_ _)m
現地でのYODAさん&ごまさん、もまさかの場所の遭遇でビックリでしたが、
お蔭様でヒメチャマダラセセリの卵まで見させていただきまして☆
またぞろどっかヘンな場所でお会いしましょうネ♪
ちなみに、YODAさんたちは、下山後の最後の挑戦で
見事アカマダラをバキバキに撮影されたそうで、ちょいと羨ましかったり(^^;
あ、あと、何よりも一番のSpecial Thanksは遠方から快晴を運んでくれた大明神様かな?
ちなみに、私、一寸野虫さん、そしてTOD&Ashさんのいつもの4人組は、皆さん
未撮影の蝶がほぼ北海道にだけ偏って残っているので、
今後は時々北海道ツアーが敢行されそうなヨカン…
関西からはやたらと多いのが大いなる難関ですが、天気だけは問題ないであろう
ことが実証されましたので、次回も濃密な成果が上がるよう頑張るぞっと(>_<)!


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