空っぽの与那国A〜晴れたけど〜 14.3/22
  
<2>与那国島各所 つづき

  
その後、再び水源地に足を伸ばした時です。ごそごそと水辺を歩くと、
いきなりふわりと出てきたのは、おっとまさかのアオナガイトトンボ♂じゃないか!
こりゃラッキー!と、まずは近かったO氏が数枚シャッターを切って、
私はちょいとピントを調整していざシャッターを押した瞬間…
なんか一陣の風とともに彼はフワリと舞ってそのままどこかに消えたんです。
おい、待て、そりゃないぜセニョール(T_T)!
慌てて周辺を探しまくりますが、代わりにイシガケチョウ(左)が登場したくらい。
ダムには、ウスバキトンボらしき翅(右)がぷかぷか浮いていたりもします。

  
散々探して、リュウキュウベニイトトンボ(左)が出てきただけ。
トホホ、なんか絶好のチャンスを逃したナァ、まぁまたチャンスがあるだろう。
この時点ではそう楽観していたんですが……まぁあとは書かんでも分かるかネ(ToT)
あと、ちょっと感動したのは、ポンプ室のサビサビのポンプ(右)。
多分、コレまだ現役ですよね?これで稼動してるんだからすごいもんで(^^;。

  
探索範囲を広げると、おもしろげなナナフシ類(左)が登場。
イチモンジセセリ(右)も登場しましたが、早春に見ると強烈に違和感がありますね。

  
しょうがないので別の場所に移動しようとすると、水田地帯にアカアシシギを2羽発見。
渡りのシギチはいるんですよね。といってもまだまだ数少ない感じだけど。

  
お次の場所では、大満開のシャリンバイ(左)をのんびり眺めたり、
オキナワサルトリイバラ(右)の地味な花を見つけたりしましたが、やっぱりここでも
面白そうな出会いはナシ。山頂に吹き上げてくる虫とか全然いないし。

  
なんか面白げなドクガ類幼虫(左)もいました。正体さっぱり分からんけど。
あとは、お久しぶりのコンロンカ(右)があったけど、ちょっと花つきは微妙だな。

  
相変わらずよくわからない白い花(左)は大満開。
よく見ると、ヨナグニシロテンハナムグリ(右)はいましたが、それくらい。

  
などと思っていると、ふわりと怪しい影。
おっと、これは与那国ならではの蝶、シロミスジじゃないですか!
ようやくの出会いに感激しましたが、しばらく撮ると飛んで消えちゃって…
ちなみにこれが初見のO氏はマシンガンのように連写しまくったので
横で見てた玄人蝶屋さんから何百枚撮るんだ、って仰天したそうで(笑

  
えと、これも名前を忘れた、地味だけど面白い風情の花(左)を撮っていると、
ひょいとヨナグニモリバッタ(右)もご登場。O氏はこれでモリバッタ制覇だそうで。

  
あとは極小サイズの直翅類幼虫もいくつかご登場。
でも、与那国産なんてなにがなんだかわかんないよね、と初手から努力放棄(笑

  
クロミノオキナワスズメウリ(左)がごちゃっと咲いていたのでドアップでも撮影。
あとは、こんなトコにもあるんだ、と思ったのは久しぶりのサカキカズラ(右)。

  
ちょっと高い位置でしたが、ルリタテハ(左)が登場。やっぱバリアングルモニタは便利じゃ。
普通種ながら何度見ても取りたくなる超美麗種イヌビワオオハマキモドキ(右)も登場。

  
なぜかむき出しのままのんびりしているアカタテハの弱齢幼虫(左)も発見。
目つきの悪いムシヒキアブ類(右)はこの日も多数いらっしゃいました。

  
なんか事故にあったのか、地面でもがいているウスキシロチョウ(左)も発見。
レスキューして花に乗せる(右)と、全開風の写真になったのが面白かったり。

  
ルリタテハ(左)もイイ感じの場所でテリ張りをしていました。
えらく青斑の目立つヤエヤマカラスアゲハ(右)もご登場。

  
ちらちらとヒメウラナミシジミ(左)もご登場。ちょっと嬉しくなるね。
ふいに大きなキシノウエトカゲ(右)がたたずんでいるのにも遭遇したりしました。
その後、お久しぶりの「アヤミハビル館」でMさんにご挨拶しましたが、状況を聞くと
「ヨナグニサンはあと10日くらいで羽化すると思うけどね〜、一化目は読みにくいよね」
薄々覚悟してましたが、やっぱそうっすか(ToT)。
思えば2年前のGWに半月遅かったといわれて、翌年に半月前に来訪したら
今年はさらに半年早く羽化したと言われ、さらに半月前倒したらフライングっつうことで…
いやぁなんちゅうか、トコトン縁がありませんなァ(-_-;

  
失意に沈みつつ、さらに場所を変えると、なんか面白げな白い花(左)発見。野菜系?
水辺には、リュウキュウアサギマダラ(右)がのんびりしてます。

  
極小サイズのコフキヒメイトトンボ♀(左)なんぞ見ていると、羽化したての
アカナガイトトンボ(右)が登場。まだトンボはぎりぎりシーズンインって按配かな。

  
極小サイズのヒメトンボ(左)も登場しましたが、これも未熟個体だね。
薄暗い沢をつめると、お久しぶりのトゲアシアメンボ(右)にも遭遇。

  
小さな水溜り状の場所に数匹いましたが、まぁ暗いので撮影しにくいったら。
こういう場所が好きってのも、考えてみたらちょっとヒネクレモノなのかな?

  
ここでもまだ未熟なアカナガイトトンボ(左)に遭遇。
あとは、なんかおおしろげなハエ類(右)が葉上にいたくらいかな?

  
ノカンゾウとかに似た雰囲気の花(左)もありました。お名前なんだっけ?
あとは、ツルムラサキ(右)が妙に全開に咲いていたりとか。

  
カショウクズマメ(左)はこの場所でも満開でした。やっぱヘンテコな花だよな。
ヤマトシジミ(右)もいましたが、面白げなシジミ類はやっぱり登場せず。


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