発作につき遠出@〜イキナリ房総〜 14.1/25

この週末は、大変分かりやすい発作を起こしてまいりました。
しばらく、諸般の事情につき免許がなかったので車に乗れなかったのですが、
ようやく再交付できたので、ちょいストレスな出来事もあったし、
こいつはなにがなんでも思いっきり遠出をしなくてはならない!
ということで、いきなり700km突っ走って房総半島という、久々の大暴走(笑
前々から情報はいただきながら尻込みしていたいくつかの
珍鳥情報+真冬ならではのいくつかの挑戦を組み合わせて、
ウロチョロしようという魂胆だったのですが、
この日は予報は「春のような陽気」だったのに、なぜか房総あたりは
曇天&強風で…寒くはなかったけど気温もちゅ〜とはんぱ。
それでもあれこれ出会いもあって楽しめた1日だったのでした♪

<1>房総半島某所

  
さて、ちょっと迷ったりしつつ到着したのは、とある海岸(左)。ウロウロし始めると
あちこちにおもしろげな貝殻がゴロゴロしている(右)のに気付きます。

  
大量に転がっていたのは、きれいなフジノハナガイ(左)。
かわいい巻貝とのツーショット(右)も撮りましたが、巻貝の名前が分からん。
#左はバカガイ類の幼貝だそうで…が〜ん、ショック。右の巻貝はダンベイキサゴだそうです。

  
そのほかにも、一種独特な貝殻がゴロゴロしていて興奮しましたが、
いやぁ、二枚貝ってわかんないよねぇ、と遠い目でゴマカしてみたり(笑
#左はチョウセンハマグリ、右はベンケイガイだそうです。

  
さて、ここから海鳥探し、ということで結構な荒波になっているあたりを
見ていくと、大量のビロードキンクロ(左)に混じって、いきなりアラナミキンクロ(右)発見!
予想通りかなり遠いけど、よくみると水飲んでんのネ。

  
あとはクロガモ(左)が結構多数。でも遠いし、曇天で色が出ない。
しばらく見ていると、アラナミキンクロは羽ばたき(右)も見せてくれたけど…

  
うろうろするとクロガモ(左)は多数。実は密かに♂ってほぼ初撮影で嬉しかったり♪
ビロードキンクロ(右)も多いのでじっくり見て行きますが、遠くて良くわからん…

  
悔しかったのは、アラナミキンクロの♀も確かに見つけたのに、
慌ててデジスコに納めようとしたら、いつの間にかビロキン♀(左)に化けたこと。
しばらくバシバシ撮影してから、違うじゃん!と気付いたときには後の祭り…
あとは、アメリカビロードキンクロっぽいのと、普通のビロキンの
2ショット(右)なんかも見れましたが、これも遠くて良くわからんナァ。

  
クロガモ(左)は比較的近くにも来てくれるのでバシバシと撮影。
あとは、ビロードキンクロの羽ばたき(右)とか撮ったあたりでギブアップ。

  
ふと気付くと、打ち上げられたボラをせっせとつつくハシボソガラス(左)も。
中途半端な曇天に浮かぶ太陽と波(右)というのは、実にいい風情ではありましたが
天気予報が嬉しそうにいってた「春のような暖かさ」はどこいったんじゃ?

  
さらにうろうろすると、色鮮やかな貝殻(左)を発見。アケノボキヌタとか?(^^;
チョウセンハマグリ(右)もけっこうあちこちに落ちていて嬉しくなります。
#両方ともチョウセンハマグリっぽいとのこと。う〜ん、バリエーションがかなり広いのね。

  
生きているフジノハナガイ(左)も1つだけ転がっていました。
悩んだのは、こちらの貝殻(右)。ちょっと筋の上に凸凹があるのでハイガイかと
思ったけど、それにしては新しい。アカガイとかの変異なの?
#左はバカガイ類の幼貝だそうです。う〜ん、ホンモノのフジノハナガイが見たくなったぞ。

  
波打ち際にはショウジンガニの死骸(左)も転がっていました。
半分に割れたハスノハカシパン(右)も発見。どうせならフルサイズがいいナァ。

  
レイシガイでいいのかな?ごつごつした面白い貝殻(左)もありました。
あたりにはバカガイらしき貝殻(右)も多数。じっくり見ると面白そうな浜やネェ。
#右もチョウセンハマグリだそうです。バリエーション豊富すぎやッちゅうねん。

  
ふと沖を見てみると、いきなり噂のアメリカビロードキンクロ発見!
感激しましたが、やっぱりデジスコでも寂しくなる程度には遠いわけで…むむむ。

  
逆にえらく近かったのはミミカイツブリ(左)。でもちょこまかしてデジスコじゃムリ(^^;
あとはクロガモ(右)が比較的近いくらいでいろいろ厳しいナァ。

  
ということで、あきらめて引き上げようとした時でした。ふと気付くと、
いつの間にやら、ほぼ最前列のところまでアラナミキンクロが来てるじゃないですか!

  
慌ててバシバシ取りまくるも、曇天+荒波でどうにもピントが合いませんでしたが、
デジスコでコレだと言っても、この種類としてはけっこう距離的には近い方ですよね。
興奮しているうちに再びアラナミ君は沖に帰っていったので、
とりあえず満足ということで、場所をちょほいと移動してみることにしたのでした。

  
んで、ぐんと移動してやってきたのは、ルーミスのいる山間のポイント。
というのも、移動中に急に晴れたので、これは狙えるんじゃないか!ということで
急遽、という展開だったのですが、到着したら曇天というお約束の展開に(笑
花芽をたっぷりつけているオニシバリなんてのは嬉しかったんですけどね。

  
うろうろすると、越冬中のホソミオツネントンボを数匹確認。
でも、このあたりから風もけっこう強くなってきて、気温はハンパに上がりきらず
しばらく粘れどルーミスは登場せず。むむ、前途多難な雰囲気だぞ(^^;


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