広島ご案内旅@〜しまらぬスタート〜 13.6/8

この週末は、不思議な企画モノでした。「たのしくいこっか」のMarkさんが
はるばる東京からいらっしゃったもので、広島の山奥を案内するプロジェクト。
狙いはずばり、ニシキキンカメムシということでしたが
そこに蝶方面なんかの挑戦もいくつか混ぜ込んでアレコレ楽しもう、
ということで、「野道をゆけば」のTODさん&AshさんにもHELPを依頼して
みんなでドタバタと遊ぼうという短絡的なココロミ。
眼力鋭い人が多数集結ということで、ワクワクしていたのですが、
予想よりはちょっと中途半端な展開の1日となったのでした(^_^;

<1>広島県各所

  
というわけで、早朝に広島駅でMarkさんと合流してやってきたるはとある川辺。
歩き始めると、すぐに狙いのグンバイトンボが御登場。こいつは
関東方面では見れないということで、初手からインパクトのある展開を、という
ココロミだったのですが、いざ歩いてみると、まぁいるわいるわ。
そこらにハエのようにブンブン群飛していて、一気に価格崩壊状態(笑

  
気を取り直してウロウロしていると、水辺にはヨツバムグラ(左)がいい感じに大群生。
最近見る機会の増えたセイヨウヒキヨモギ(右)もあちこちに咲いています。

  
羽化直後のハグロトンボ(左)も結構あちこちで見れました。
川なのに、よどみではアチコチでクロスジギンヤンマ(右)がせっせと産卵中。

  
ふと、シオカラトンボの羽化殻(左)があったりしましたが、期待していた
サナエ類は登場せず。最後に、交尾中のグンバイトンボ(右)を撮って移動することに。

  
さて、この後の展開については諸般の事情で、一部大きくカットさせていただきまして(笑)、
さらに場所を変えようと考えていると、目の前になぜか枯葉と取っ組み合いしている
オオオサムシを発見。よく見ると枯葉の一部が変色してるけど、何食ってたんだろ?

  
んで、お次の場所では、今回も無事に広島の至宝、ヒョウモンモドキにご挨拶成功。
全国でもこのエリアだけに棲息している貴重品に今年も逢えた喜びをかみしめたり。

  
水辺では、ヨツボシトンボ(左)が今を盛りと飛びまくっていました
オオイトトンボ(右)もあちこちをブンブンと飛び交い、産卵なんかもしてたりします。

  
探すほどに、モートンイトトンボ(左)もパラパラと御登場。
ハッチョウトンボ(右)も数匹登場して、スター勢揃いとなりました。

  
近くではハンミョウ(左)も飛び交ってました。今って幼虫じゃないんですね。
何度見ても間抜けな悪人顔のオオイシアブ(右)も御登場。

  
遠くを元気に飛び交うヒョウモンモドキ(左)にご挨拶をして移動しようとすると
かわいらしいハチ類(右)を発見。お名前は……わかんねぇな、この手は(笑

  
さてさて、ぐんと移動してきたのは、タイシャククロウメモドキ(左)のある岩場。
さぁて、本命であるニシキキンカメムシを探すぞ!と叫びながらうろうろしますが、
チョウセンヒメツゲの葉上にいたのはアカヘリサシガメ(右)。う〜ん、キミジャナイ。

  
イワツクバネウツギ(左)はあちこちにパラパラと咲き残っていましたし、
かわいいタイシャクカラマツ(右)もあるんですが、本命はなかなか見つからず。

  
岩場にはシライトソウ(左)もいい感じに咲いていました。大満開のイボタノキ(右)が
あったので、イボタガ幼虫を探してみるもこちらも大空振り。

  
いぼたの花をよくよく見ると、かわいらしいハチ類(左)やら、
キスジホソマダラ(右)やらがせっせと吸蜜をしていたりもしました。

  
うろうろしていると、ダビドサナエ(左)が何度も御登場。
ゴチャゴチャした中でしたが、交尾個体(右)にも遭遇したりしました。

  
すっかり花は終わっていましたが、珍品キビナワシロイチゴ(左)も大株を発見。
Markさんがかわいらしいシャチホコガの幼虫(右)を見つけてくれたりもします。

  
これも面白い感じのケブカヒゲナガ(左)も発見。うろうろすると
アザミの花にオナガアゲハ?(右)もいましたが、後半分キレイにない個体だったりとか。

  
Ashさんが見つけてくれたのは、交尾中のキンイロジョウカイ(左)。
昨年、ライトトラップに飛来したのが初見だったもので、大喜びしましたが、
その後、あちこちで単独個体(右)を見て二度ビックリ。今年はこれが当たり年?

  
あたりには賑やかにダイミョウセセリ(左)も飛び交ってましたし、
再度交尾中のタビドサナエ(右)にも逢えましたが、やはり本命はなかなか登場せず。

  
オオッと思ったのは、あちこちで飛び交っていたヒオドシチョウ。
職場でも最近やたらと迷い込んでくる個体が多いし、今年は大発生なのかな?


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