広島ご案内旅@〜しまらぬスタート〜 13.6/8
  
<2>広島県各所 続き

  
さらにしつこくうろつくと、ダビドサナエ♀(左)がいたり、薄暗い場所に
キアシヒバリモドキ(右)がいたり、ささやかな成果だけは続きます。

  
さらに場所を変えると、かわいいヒメハイイロカギバ(左)を発見。
これまたかわいらしいヒメキマダラセセリ(右)もちょこんと佇んでいたりします。

  
おおっと思ったのは、お久しぶりのラクダムシ。何度見ても面白いフォルムですよね。
そういえば、キスジラクダムシってやつにも逢いたいのに、機会ないナァ。

  
さて、さらにウロウロすると、ごそっと群生しているギンリョウソウ(左)を発見。
そうこうするうちに、Markさんが遠くにいるベニモンカラスシジミ(右)を見つけてくれましたが、
これがさっぱり近づけず、こんなんが撮れただけ。むむ、なんか

  
その後も日暮れ直前まで粘りますが、天気もグングン悪化してきて、
 寝かけのテングチョウ(左)やら、クシヒゲコメツキの♀(右)が出た程度で、
それ以上の成果もなく、さっくりと日没に…

  
日が暮れてから、今回もTODさん&Ashさんにお願いして今回もライトトラップ(左)に。
虫が集まるまでウロウロしていると、睡眠中のコミスジ(右)を発見。

  
んで、いきなり登場してビックリしたのは、こちらのツチハンミョウ類。ライト関係ないじゃん?
ちなみに、ヒメツチハンミョウかと思っていましたが、図鑑的な時期からはちょい遅いような?

  
待つほどに、少しずつ蛾の数も増えてきました。まずは、かわいい
キベリハネボソノメイガ(左)やら、ハイバラシロシャチホコ(右)からご紹介。

  
地味ながら不思議な和風美のあるモンキクロノメイガ(左)も登場。
こちらも不思議な複雑さのクロクモヤガ(右)も何匹か飛来します。

  
これまた陶磁器的な美しさがあったのはフタクロテンナミシャク(左)。
わりと常連さんのアカウラカギバ(右)も普通に御登場。

  
微妙なおどろおどろしさが面白いアミメケンモン(左)も登場しました。
少し離れた辺りには地味系のユウマダラエダシャク(右)も飛来。

  
ようやく大物が登場したとおもったらハネナガブドウスズメ(左)だったりとか。
シラクモアツバ(右)なんかも飛来しましたが、まわりを見てもらうと、なんとなく
分かると思いますが、ここらから小虫が超大量に飛来してまぁ悲惨な状態に(ToT)

  
これも地味系ながら翌見ると面白い模様だったのはナカジロナミシャク(左)。
クロフタオ(右)も登場しましたが、良く考えると灯火で見るのはお初かも。

  
しかし、その後はなかなか厳しい展開になりました。
時間が過ぎるほどに、小虫の飛来がすごくなってきて、ライト周りをテキトーに撮影(左)
すると、こんな感じで無数の白点が写るくらい。
幕の凹みには大量に集結して(右)、すんごい背筋の寒い状態に…
ユスリカの大群だったみたいですが、蛾を撮影してると全身にベタベタ止まるので
あちこちむずがゆくなるわ、目に入るわ、もう大騒ぎ(-_-;

  
さすがに諦めて撤収しようとすると、タテスジシャチホコ(左)が登場。
その後、でっかいトビズムカデ(右)が這い出してきてビックラこきましたが、
もっとド肝をぬかれたのは、「これはでかいですねぇ。どれ比較に」と
いいながら、ムカデの真横に手を置いて撮影されていたMarkさん。よくやらはるわ(^^;

  
さらに場所を変えると、これまた面白い模様のホソバシャチホコ(左)を発見。
近くにはスカシノメイガ(右)もとまっていたりします。

  
シャチホコ系かな?なんか面白い蛾(左)もいましたが、お名前は調査中。
しかし、ふと見あげた外灯はこ〜んな感じ(右)。こりゃぁ厳しいぞ(^^;
#左はキモンコヤガだそうです。Kさんさすがです(>_<)!

  
懲りずにウロウロするとヒメトラガ(左)を発見。ちょいとつつくと
翅裏(右)を見せてくれましたが、やっぱり前後でえらく雰囲気変わりますねぇ。

  
さらに場所を変えるとオオミズアオ(左)も御登場。
これまた地味系のウスグロナミエダシャク(右)も見つかりますが、
再度ライトトラップをセッティングしようとしていたあたりも大量のユスリカが…
こりゃダメだわ、ということで早々にギブアップすることに(ToT)

  
引き上げかけると、宿の近くにスジアオゴミムシ(左)を発見。
ダニだらけのクロシデムシ(右)もいましたが、成果はこの程度。あとは
明日の朝イチから力一杯走り回るぞ、ということで早々に寝ることにしたのでした(笑

というわけで、なかなかしまらぬ展開となった1日でした。
まぁ、大本命のニシキキンカメムシについては、昨年は大ヒットだったものの
その時が私にとっては5年越しの出逢いだったわけで(^^;)、
もしかしたら厳しいかなぁとは思っていましたが、さっぱりかすりもしないとは…
あれこれ見れるだろうと思っていたオマケも意外なほど不発だったし
かなり期待していたライトトラップも大物が飛来する前に
大量の小虫の飛来で全身がカユくなっただけだったし、なんとも(-_-;
まぁ、それでも価格大暴落ながらグンバイトンボを見ていただけたり、
予定外な展開(謎)ながらヒョウモンモドキを見てもらえたりはしましたので、
ゼロ敗ではなかったものの、本来このコースは
もっと内容が濃いはずなので、微妙に納得いかなかったのも事実(笑
さてさて翌日は再び徹底的ニシキキンカメ探索予定。どう転ぶか乞うご期待(>_<)!


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