聖地巡礼A〜全力疾走な日〜 13.5/4
  
<3>某離島各所 続き

  
さて、海沿いの草地をうろうろすると、あちこちで真っ黒な夏羽のノビタキを発見。
なかなか撮るチャンスがないものでついつい狙いますが、キミじゃあナァ。

  
場所を変えても、やっぱり登場するのはノビタキ(左)。あとはビンズイ(右)なんかも
いましたが、さすがに歩き回りすぎて少しへロッてきたりとか。
この日は、強烈な日差しで、肌はジリジリするものの、寒風も吹き荒れているいう感じで、
林の中で風がさえぎられるとトタンに暑く、海岸沿いに出ると一気に寒く、
その都度ジャンパーを脱いだり着込んだり、急がしいったらありゃしない状態(笑

  
海岸沿いには、あちこちにハマハタザオ(左)が群生していました。ふと、打ち上げられた
倒木に、カルエボシ類(右)を見つけたりもしましたが、これもまぁハンパだなぁ。
などと言っていると、ひょろっとやってきたO氏が、「こんなん撮れました」と、某珍鳥の
バキバキのショットを見せてくれたので、念のためと案内してもらうと、
意外にもひょいとその鳥が登場するも、これがえらくちょこまかと潜ったあげくに、
手品のように消えちまって……せっかくのチャンスを活かせずにちょいと地団駄(^_^;

  
ほかになにかいないか、ということで、海岸のウミネコ(左)なんぞ見ながら歩いて
いきますが、やっぱり先ほどのが悔しくなって戻ることにすると
いきなり目の前にひょいとシベリアアオジ(右)がご登場される一幕も。

  
んで!
先ほどの場所に戻ってみると、いきなりひょこっと目の前に出てきたのは、
先ほど撮り損ねたシロハラホオジロじゃないですか!
相変わらずのチョロチョロっぷりでしたが、なんとか数枚証拠写真をGET!

  
道端のミミナグサをついばみながらウロチョロと走り回っていましたが、なんどか
静止してくれたので、可愛いあたりも撮ることができたのでした。
こいつも実は初撮りなので、これでこの旅3種目のライファーGETですぞ♪

  
喜びの舞いを踊りつつ、後ろを振り返ると、そこにふわりとカラシラサギが
飛んできたので、二度びっくり。慌ててK氏に電話しますが、なぜか電話がマトモに
機能せずに焦ってみたりとか(帰宅後故障が判明して交換に…)

  
なんとかみんなに伝わった頃には、彼は再び船着き場の岸壁に移動していたのですが
しばらくのんびりとしてくれたので、みんなしてバシバシと大量に撮影♪

  
そのまま水場の方に移動する、これまた至近距離で、カラアカハラ♀(左)がご登場!
しばらく狙っていると、ムカデをつかみあげて(右)、食べたのには驚きました。

  
水辺をのぞきこむと、いきなりセンダイムシクイ(左)が飛来するも、愛想悪く
すぐに飛び去ったり。カラアカハラ(右)も何度も登場してくれます。

  
んで、その後は水浴び(左)したり、水を呑むところ(右)を見せてくれたりと、
なかなか楽しませてもらえました。今回の旅では本当に出会いが多いなぁ。

  
そのうち、ふいにセンダイムシクイも水浴びに来ましたが、暗いうえにチョロチョロ
するのでブレブレばかり量産。キマユムシクイも近くにいたんですがこちらは撮れず…

  
笑ってしまったのは、地面を走り回っていたこちらのカラアカハラ♀。
まったく人を気にしないので、これどちらもFZ-100のテレコンなしです。もう真横。
クローズアップレンズつけても撮れるんじゃないかという距離で、すごいなぁ…

  
ふいに水場にアトリが数羽おりてきたりということも。もう日没寸前の暗さで
ブレボケばかり、あまりアップで撮れなかったのが残念ですが。

  
ものすごく真っ黒な夏羽のアトリ(左)が出たのでバシバシ撮っていると、脇から
私も撮ってと出てきたのは、再びカラアカハラ♀(右)。愛想いいねぇ、ホンマ。

  
んで、コマドリも何度か御登場いただけましたが、暗すぎてもうどうにも。
一瞬佇むところを狙いますが、動いたらもう全てが幽霊ショットですし。

  
さらに、意外にもミソサザイまでご登場されて、ちょいと興奮してみたり。
暗いしチョロチョロするしで、かなりズームを抑えての撮影になりましたけど。
そんなこんなで7時前まで、みっちりと遊び倒したのでした。

というわけで、実働14時間で、あれこれ成果のあった1日でした。
まぁ、「これぞ!」という大珍鳥はいませんでしたが、それでもライファーGETに
なかなか撮れない種類も数種で、楽しかったのは間違いなし。
まぁ、通いつめている玄人さんたちにとっては、「あまりにも鳥が少ない」という状態
のようで、「シロハラホオジロなんて苦労して見る鳥じゃないんだけどねぇ」
などと散々ぼやかれてましたが、ワタシ的には、まぁ逢えただけで充分かな(笑
なお、この日はかなり風が強く、「明日の船はヤバイ」という噂が
たったようで、かなりの鳥屋が早めに引き上げたのも気になりました。
そんなに危なくは見えなかったんですが、みんなが早々に引き上げるほどに
鳥が少ないってことなんだなぁ、という妙な実感と、
「島流し」の噂は何度も聞いてるので、ちょっとした不安と同時に、
いっそのこと日程延長した方が鳥が増えるのかもナァという
不穏な思考回路まで出てきて、どうでもいい皮算用が頭の中をグルグル(^-^)
さて、翌日はいよいよH島最終日。最後になにがあるか、乞うご期待です♪


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