発作的北陸旅〜いないもの探し〜 12.10/8
  
<2>北陸地方各地 続き

  
さてさて、さらにウロウロすると、もう10月なのに、なぜかやたらと
オニヤンマ(左)が飛び交っているのに気付いたりします。やっぱ季節は遅いのか?
なんか面白い雰囲気のアキアカネ(右)はいるものの、やっぱり他のアカネは登場せず。

  
実にいい感じにごっそり茂っているミズワラビ(左)なんかにも逢えました。
さらにウロウロしていると、ふいに足元に、勢いよく共食い中のオオカマキリ(右)も発見。
え〜と、そいつは旦那さんですかね?デート中お邪魔しました、なのかな(^^;)?

  
さらに場所を変えると、林縁にやたらと色の薄いツリフネソウを発見。
最初はハガクレツリフネかと思いましたが、花の付き方とかからみて
普通のツリフネソウの色変わりみたいですね。しかし面白いな。

  
さて、気合を入れてウロウロしますが、見つかるのはヒメアカネ(左)くらい。
産卵中のアオイトトンボ(右)なんかはパラパラみれたんですけどね。

  
この場所のお約束ということで、いい感じに咲いていたミズアオイも発見。
ちょっと茂りすぎていてすっきりした感じには撮れませんでしたけど。

  
なんともイイカンジの色合いの実をたっぷりつけたヤブミョウガ(左)にも遭遇。
ルリボシヤンマ(右)も飛び交っていたので狙いますが、近くでは撮られてくれなくて…

  
その後、さらに転戦ということで、少し離れた海岸を歩くと、すぐさまいい感じに咲いてる
ハマニガナ(左)やら、花の終わったオカヒジキ(右)やらに遭遇します。

  
すたすたとヒョウタンゴミムシ(左)が闊歩してきたりもしました。倒木の下には、
ウミベアカバハネカクシ(右)が大量に隠れていたりします。

  
この場所のお約束である、ハラビロハンミョウも当然ながら大量に見れました。
薄々期待していたイカリモンはこの日も空振りだったけど(笑

  
さて、今回の本命はトンボなので海辺の草むらを歩いていくと、
あちこちにいい感じにハマナスが咲いていてビックリ。何度も来ている場所ですが
そういえばあまり草むらの方は熱心に歩いていなかったのかなぁ・・・

  
さらにビックリは続きました。ものすごいゴチャッというくらいの大群落で咲いているのは
ハマベノギクじゃないですか。いやぁ、やはり探索するときは視野を広くもたんといかんなぁ。

  
素敵な赤い実をつけたハマナス(左)もあちこちに見れました。さて、草地を舞う
アカネ類を順番に探しますが、目に付くのはノシメトンボ(右)ばかり。

  
あとはひたすらアキアカネなので、海を入れたショット(左)を狙ってみたりとか。
ビックリしたのは、今回もグンバイヒルガオ(右)があったこと。定期的に漂着するのか?

  
その後も海辺では成果なく、周辺の水田地帯に足を伸ばすと、いきなり至近距離を
チュウヒ(左)が舞って驚くという一幕も。あたりには面白そうなアザミ類(右)が
たくさんありましたけど、あいもかわらずお名前はよくわからず。

  
ここでもあちこちに大量のアキギリが咲いていたのにはかなりビックリしました。
この時期の北陸ではかなり一般的なんですね。なんで逢えてなかったんだろ?

  
その後もウロウロすれども、結局最後まで飛来アカネの登場はなく。
花上でのんびりしているヒメスズメバチ(左)やら、いい感じに咲いていたアブノメ(右)
やらを見たくらいでタイムアップ。悠然と沈む夕陽を眺めながらの帰路となったのでした。

というわけで、感じ要の飛来アカネはさっぱり空振りでしたが、
のんびりウロウロと楽しめた1日となりました。
それでも、何度も通った場所で、少し探索範囲を広げただけなの
あれこれと不思議な展開があったのはなんとも面白い限り。
まだまだ探し方が弱かったんだなぁとつくづく実感しました。
ちなみに、今年はどこからも飛来アカネ系のいい話が聞こえてこないもので
おそらくハズれ年になるのかなぁと予想していますが、
今からの季節、いい風が吹けば一気に…ってこともありそうですし、
まだまだ油断大敵ですかね。目指せマンシュウ!


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