突発的九州再訪@〜悲劇の序幕〜 12.1/28
  
<2>熊本県各所 続き

  
んで、やってきたるはもう「通いなれた」といいたくなる某川河口。
しかぁ〜〜し!潮を勘違いしていたようで、すでに完全に干潟がないんです!
見下ろした場所にツクシガモの巨大な群れがいてビックリしたりはしましたが…

  
ちょっと距離がありましたが、ズグロカモメの群れ(左)が居残っていましたし、
なんか中途半端な羽衣のセグロカモメ(右も発見。3Wかな?

  
驚いたことに、やけにわかりやすいモンゴルカモメ(左)も1羽浮いていましたし、
暗くてブレブレしか撮れませんでしたが、ウミアイサ(右)も発見。
しかし、やっぱりオオズグロはいないので、粘られてた鳥屋さんに話をお伺いすると、
「オオズグロは朝一番はいたよ、メチャクチャ遠かったしすぐ飛んだけど」
えええ〜〜!順番逆にしてたら見れたんじゃん!とかなり地団駄(>_<)。

  
話をしていると、すぐ近くを、カラスに追われたハイイロチュウヒ♀が横切って
ちょっとビックリ。海の上を飛んでいくハイチュウって珍しい光景でしたよ。

  
しょうがないので周辺の水田地帯をうろうろすると、タガラシ(左)やら、
ナズナ(右)やらは咲いていましたが、面白そうな鳥もなんかまるで登場せず。

  
至近距離にとまっていたミサゴを見つけたのですが、シャッターを押した瞬間に
飛び出してしまい、その後は離れた場所をグルグル飛んで中途半端な写真になったり。

  
ふいに何が起きたのか、バサッとツクシガモの群れが飛び立ったので、
慌ててバシバシとひたすら連写。曇天でなんかしまらん感じでしたが
それでもAF連写の威力、数枚だけピントのいい感じのものもGET。

  
しかし、これだけの大群がいるとなかなか壮観ですよねぇ。
気になったのは雌雄差だと思いますが、結構サイズにばらつきがあること。
関西あたりじゃ多数を見比べることってないからなぁ。

  
ちょっと距離がありましたが、大きなぼらを捕まえたミサゴ(左)も見れました。
このあと他のミサゴと喧嘩して落としちゃってましたけど(笑
あと面白かったのは、我が愛車でなんか不思議な一人相撲を取っていた
ハクセキレイ(右)。ガラスに映る自分の影を気にしているようなご様子で。

  
そうこうするうちに再び潮が引き始めて、セグロカモメ類とダイシャクシギ(左)やら
ズグロカモメ(右)やらが次々と飛来し始めます。

  
足に黄色味のある、タイミレンシスらしきホイグリン系(左)に続いて、
脚が濃い黄色&背がえらく濃い、これは純粋でいいだろうというホイグリンカモメ(右)も
見つかって嬉しくなったり。すぐに座って寝ちゃったんですけどね。

  
寒空の中震えつつ、戻ってくるカモメを1羽ずつじっくり見ながら、
ふと横を見ると、先ほどのハクセキレイが我が愛車のミラーと大喧嘩してました(笑
冷え切って相当沈んだ心が、ちょっとだけ癒された瞬間でしたね♪

  
その後もかなり粘りますが、オオズグロ君は登場せず。
ちょっと距離はありましたがホバリングしているチョウゲンボウ(左)がいたので
デジスコで撮ってみたり、水田地帯をうろうろしているタゲリ(右)を撮ったり
したあとで、もう充分に遅い時間だったけど転戦してみることに。

  
やってきたるは今シーズン初の出水。途中が混んでいて、完全に日没後になりましたが
今年も大量に飛来しているマナヅル(左)&ナベヅル(右)を見て回ってみたり。

  
かなりビックリしたのは、もうメチャクチャ暗くてこんなのしか撮れなかったんですが
脚にものすごく大きな瘤ができているマナヅル(左)がいたこと。
この写真じゃ分かりにくいけど、色も赤っぽい部分がああったりして、どう見ても
泥とかではなく腫瘍かなんかな雰囲気なんですよね。巨大だナァ。
最後に、相当薄暗い中、カナダヅル(右)を見て、とりあえずの〆としたのでした。

というわけで、なんとも寂しい展開の1日でした。
まぁ、最初のカリガネは嬉しかったんですが、あそこまで愛想が
やたらめったらといいと逆に感激が薄い(笑)ですし、
潮の時間を勘違いせずにコースを逆にしていたら、ようやくの
リベンジ達成だったかと思うと悔しい限り。
これでついに二桁ですし、もうここまでくると金字塔な感じですね(笑
本来の計画では翌日は群と移動して別の場所に行く予定だったのですが、
干潟にいらっしゃった鳥屋さんとアレコレ情報交換してると
予定していたポイントは地元トラブルでなんだかややこしい状況になってるらしく、
スペアに考えていた場所も今年はえらく愛想が悪いとのこと。
それでは、悔し紛れということもあって、さらに1日粘って再兆戦しよう、
と一気に計画変更。近くの干拓地で車中泊としたのですが
これがさらなる悲劇の序章となったのでした。いやはや。


次⇒

topへ⇒