ストレス発散遠征〜突発的高知旅〜 11.11/6
この日は、相変わらず短絡的なトツゲキの1日でした。
まず、前日に氷雨の中ひたすら待ったあげくに「短時間&遠距離&背面」という
あまりにストレスフルな結果となったのがスタート地点で、
その際に、高知まで足を伸ばせば一度みてみたかった某鳥がいるよと
いう情報を拾ったのですが、細部を聞き忘れたところまでが前編。
遠いナァ、場所もわからんしナァ、と思いながら半分諦めて
帰路の途中で早々に仮眠をとっていたのですが
夜中に目覚めて、ふとスマートフォンで検索をかけてみたら、
む〜、このエリアでこの風景は……一度のぞいたことのあるあの池だよな、
というオトコのカンが閃き、それが正解なのかどうかの方が
やたらと気になって夜中の高速をひた走ったというバカバカしい展開。
さてはて、結末はどうなりますことか乞うご期待(^-^)
<1>高知県某所 |
というわけで、遠路はるばるやってきたのは一面にホテイアオイ(左)の覆う池。
手近なところに花が少なかったので、遠くの花をデジスコ撮影(右)して遊んでみたり。
のんびりお食事中のオオバン(左)やら、バン(右)やらを見ながら歩いていくと、
昨日情報をいただいた某氏がこの池いらっしゃっているのと遭遇。
おっしゃ、これはつまり、オトコのカンは大正解ってことですね♪
というわけで、さっそく指差してもらった場所には……おっしゃ、レンカクです!
長らく縁がなくて逢えなかった鳥なのでまずは大喜びではありますが、
しかし、ちょぉっと遠い。デジスコ目いっぱいでこの距離ですからちょっとなぁ(^^;
他の個体もいるかもしれない、ということなので探しに行くと、道中で面白そうな
アザミ類をいくつか発見。ここらのやつはなんて種類になるんでしょうねぇ。
濡れ細ったヤクシソウ(左)もあちこちにありましたし、水辺を良く見ると
ミゾソバの大群落(右)もあったりして、予想よりも面白そうな場所でした。
林縁では、大量の実をつけたツルウメモドキ(左)やら、地味ながら面白い造形の
実をつけたカラスノゴマ(右)なんかも発見。晴れてれば虫方面も面白そうかも。
これまたお見事だったのは、豊作状態のアキグミの実(左)。
この時期のお約束、ゴンズイの実(右)も実にいい感じでした。
ちょっと不思議だったのは、おそらくタイリクアカネだと思うんですが、
すごく長時間のホバリングをしているアカネ類(左)がいたこと。
手近に出現してくれるのは、なぜかマユタテアカネ(右)ばかりだったんですが…
さて、肝心の鳥の方はといえば、コガモ(左)やらなんやら大量のカモ類は
いるものの、別個体のレンカク君は見つからず。むむむ。
ミサゴ(右)も登場してくれましたが、これまたえらく遠方でして。
空抜けの電線止まりですが、ジョウビタキ(左)も御登場。あ、撮るのは今冬初だ。
あとはのんびりしているダイサギ(右)なんかがいた程度で芳しい成果なしでした。
しょうがないので戻ることにすると、道端にこれまた結構花の残ったアカネ(左)を発見。
アザミ類の大群落(右)もありましたが、シコクアザミでいいのかなぁ?
さて、戻れどレンカク君は遠いので、手近なバンの幼鳥(左)なんか撮って遊んでると
レンカク(右)は突然バッサバッサと羽ばたいて、そのままビュンと飛んで移動。
せっかくの羽ばたきなのに暗いときのデジスコ写真ってこうなっちゃうのよねぇ。
その後は、少し距離はありましたが、ホテイアオイの花の多い辺りをしばらく闊歩(左)
したあとで、小さく飛んで、かなり近場(右)へスタスタやってきたじゃないですか!
というわけで、かなりのアップでの撮影も無事成功♪
葉上を歩いて(左)いる方が絵になるんですが、こいつは歩き始めるとえらく
素早いのでデジスコでは大難儀。バンと並んで泳いでる姿(右)なんかも披露してくれました。
その後は、しばらくプカプカと泳いでは、せっせと浮いてる草を
ひっくりかえして何か食ってました。何を食ってたんだかよくわかんなかったなぁ。
面白かったのは、なが〜〜い足指になにかが絡んだようで、しばらく四苦八苦して
奮闘する姿(左)が見れたこと。鮮明に取れませんでしたが、本当にスゴイ足だねぇ。
ホテイアオイの花とのショット(右)なんて嬉しいものも何枚か撮れました♪
そうこうするうちに、何を思ったんだかかなりズンガズンガと近づいてきてくれて、
ステキなおみ足を披露(左)してくれたり、ニヒルな表情(右)を見せてくれたり大サービス♪
近くになっても、食い意地満点な表情でせっせとなにか食べてました。
プカプカ浮くホテイアオイの枯れ茎をひっくりかえしまわって探していたのは…
なんかの実なのか、それとも水生昆虫なのか、どっちかなぁ?