<2>高知県某所 続き |
さて、その後もレンカク君をひたすらおいかけてるとさらに近距離にやってきて、
オシリを向けながらの採餌ポーズ(左)やら、再び花がらみのショット(右)やらをばっちりGET。
せっかくですから、きれいなおみ足を見せてくれているところを狙いますが、
パラパラと小雨も混じる薄暗さだったので、こんな程度が限界でした。
う〜〜ん、腕不足もそうですが、機材的な限界を感じまくるナァ。
特に今回悔しかったのは、飛びモノ(左)。何度も狙ったのですが、
デジスコではお話にならず、FZ100+テレコンだと追いつかずで、こんなのが撮れただけ。
周辺の方々のバキバキなショットを見てると、やっぱり悔しいナァ。
などと思っていると、ミサゴ(右)が上空をバカにしたようにノンビリ飛んでくれたりとか(笑
諦池縁にはアキアカネ(左)やら、青色の乗ったヤマトシジミ♀(右)なんかも
いましたが、やがて結構激しい雨になったので、諦めて移動することに。
んで、少し離れた水田地帯に立ち寄ると、セイタカシギが2羽闊歩してたので
雨の中四苦八苦しながら数枚撮影。さすがに打率悪かったですけどね(^^;
あたりには、えらく大柄なマイマイ類(左)ものんびり這っていました。
実に面白そうな雰囲気の水路があったので、車に積みっぱなしのたも網を
ちょいと突っ込んでみると、初手から大きなモクズガニ(右)が取れてビックリ。
んで、なんか黒々と泳ぐ小魚の群れがあったので、頑張って追いかけてみると、
これがタイリクバラタナゴの大きな群れでちょっとビックリ。
久々のタナゴで嬉しいような、タイバラじゃぁちょっと嬉しくないような、複雑な気分…
その後、さらにグンと移動してやってきたのは、お久しぶりの「牧野植物園」。
歩き始めるとすぐに、シコククサボタンの実(左)が見れて感激しましたが、
もしかしてと期待していたジョウロウホトトギス(右)はす〜っかり終わりきった御様子。
近づけない場所でしたが、ふわふわとホソミオツネントンボ(左)が登場したりもしました。
実にイイ感じに咲いているソナレノギク(右)にも遭遇。自生にも久々にあいたいナァ。
結構お見事だったのは、「海岸型」とタグのあったヤマラッキョウ(左)。
ほほう、そういえば若干雰囲気が違うけど、区別したことがなかったナァ……
これまた見事な色合いのハカタシダ(右)なんかもありました。
シコクアザミ?(左)もぱらぱらとありました。だれかアザミ類図鑑作ってくれ〜!
これもまたえらくお久しぶりのナガノボワレモコウ(右)も発見。
菊類の特別展示では、前回お会いし損ねたナカガワノギク(左)やら、
これも憧れのイヨアブラギク(右)なんかが展示してあってかなり嬉しくなります。
おおっと思ったのは、ヒメノボタンの実(左)。へぇ、こんなんなんだ〜。
これも一度は自生で見てみたい、スズカケソウ(右)も実を見ることができました。
結構驚いたのは、あちこちに繁茂していたヒメヒゴタイ。明らかに植えた場所だけで
なくあちこちに広がっている雰囲気でしたが、そんな強い花だったっけなぁ?
ダルマギク(左)は、以外にも既に盛りを過ぎた雰囲気でした。
あとは、なかなかお見事な雰囲気に咲いているジュウガツザクラ(右)も発見。
ひょいとヒメクダマキモドキ(左)が登場したりもしました。ついでなので、
室内飼育のカンラン(右)もパチリと撮影。こいつは自生をみることはないだろうからナァ。
その後も、黒っぽい葉と可愛い実が特徴的なリュウキュウマメガキ(左)やら、
まだ咲き残りがあることにビックリしたキセワタ(右)やら、嬉しい出会いが続きます。
んで、日も暮れなずんで帰ろうとしたとき、ヒョイと目の前に登場してくれたのは
かわいらしいジョウビタキ。あまり愛想良くは撮らせてくれませんでしたが、
意外な成果の特攻旅の、嬉しいオチになってくれたのでした♪
というわけで、なかなか濃密な1日でした。
しかし、いつもはロクな結果にならない「オトコのカン」ですが、たまにゃぁ
こんな嬉しい結末になることもあるんですね。
うん、自分の直感も、もちっと信じてやることにしよう(^-^)
しかし、今回やはり痛感したのは、鳥狙いでの我が機材の限界……
チャンスはそこそこあったのに飛びモノ全滅だもんなぁ。
まぁ、ついついズーム効かせて狙いすぎるからいかんわけで
トリミング前提で小さく撮るようにすりゃいいんでしょうが、
そこはなかなか長年培った性質というのは変わらぬものですので。
とはいえ、デジイチに手を出す気にはさっぱりならないし
やはり現行セットの微変更くらいでなんとかしのがなきゃですね。
そろそろ冬鳥シーズンまっさかり。
今年も、長らく会い損ねてるヤツラとの出会いを果たすべく、頑張るぞっと♪