ウワサの鳥見に〜+外来種学習〜 11.11/5

この日は、久しぶりの鳥方面の挑戦
うん、そろそろ本腰を入れるべきシーズンになりましたので(笑
というわけで、ウワサの珍鳥を見に行ったわけですが、
しかし「手強い」との前評判の通り、愛想の悪さは超一流。
おまけに雨模様で冷え込んでくるし、
あまりにどうしようもないので
暇つぶしで水田地帯の外来植物を勉強してみたりとか
そんな中途半端な展開だった1日でした(笑

<1>京都府某所

  
というわけで、この日も恥ずかしながら結構寝坊して現地着ですが、
ヒマそ〜〜にしている大勢の鳥屋さんをみて一瞬で状況把握。きくとこの日は
まだ出てないそうで、長期戦になる予感がヒシヒシとしてきます(笑
しばらく待ってみますが、あまりにヒマなので、遠くのヒバリ(左)を撮ってみたり、
大群生しているヒレタゴボウ(右)に感心してみたりして過ごすことに。

  
あちこちにマメグンバイナズナ(左)も咲いていました。
実をたっぷりつけたコスミレ(右)もありましたが、この雰囲気だと狂い咲きしてたかな?

  
なんか面白げなカメムシ類幼虫(左)もいました。結構ビックリしたのは、ナス畑に
混じって生えていたヒラナス(右)。調べると、これってナスの台木に使うんですね。

  
真っ赤に色づいたホソアオゲイトウ?(左)もありました。水路を覗き込むと、なぜか
大量のアメンボ(右)が集結していたり。なんの大会ですかね?

  
うろうろすると、かなり距離がありましたが、モズも御登場。いやはやしかし
もうすぐにでも降りそうな天気で、デジスコには厳しいぞ〜(^^;

  
おおっと思ったのは、水路沿いに繁茂していたアオイの類。この手は
種類が多いけど、これは調べてみるとヤノネボンテンカですね。お初、かな?

  
よくわからないアサガオの類(左)もありました。む〜〜、この手はオテアゲ。
近くでは実をつけたメハジキ(右)もあって、なんか妙にホッとしたり。

  
さらにウロウロすると、アメリカイヌホオズキ(左)やら、メリケンガヤツ(右)やら、
まだまだ帰化植物は多様でした。じっくり調べたら面白そうだナァ。

  
そ一息ついて草間をノンビリ眺めていると、愛をはぐくんでいるヨモギハムシ(左)を発見。
なんか疲れた風情のツユムシ(右)も隠れていたりします。

  
咲き誇っているセイタカアワダチソウ(左)をみていると、花の上に
極小サイズのトビケラ類(右)を見つけてみたり。こりゃ種類は絶対分からんナァ。

  
そうこうするうちに、なんか急に張り詰めた雰囲気になったので振り返ると、
そこには噂のオガワコマドリ君が鎮座していたのです!
久々の出会いに感激しましたが、これがまぁデジスコでこれですからすごい距離。
おまけに、大多数の鳥屋さんが待ち構えているポイントのちょうど裏側にいたのですが
こちら側からはほとんど姿が見えないし見えても背中か後頭部なのね…
というわけで、反対側から沸き起こるシャッター音がすごく腹ただしかったりとか(笑

  
オンステージはほんの数分で終了してしまったので、大急ぎで反対側にまわりこんで
待機しますが、待てど暮らせど第二幕は開きそうな雰囲気すらありません。
しょうがないので、周辺のアキノノゲシ(左)やら、こちらも愛を語らっている
ウスカワマイマイ(右)やらを撮って時間潰しすることに。

  
ノンビリ舞っていると、ダイサギ(左)がふわりと舞い降りました。近くの電線には
スズメの群れ(右)もいましたが、ニュウナイ君とかは混じっておらず。

  
お見事だナァと思ったのは、いい風情に色づいた一面のホソバノヒメミソハギ(左)。
良くみると、まだけっこうあちこちで開花株(右)も見つかりました。

  
ここの場所では、アキアカネ(左)、ナツアカネ(右)とも結構たくさん舞っていたので
万が一の可能性に期待してひねモノを探してみますが、やはりそうは問屋は卸さず(笑

  
あたりをうろうろすると、ツルノゲイトウ(左)と、ホソバノツルノゲイトウ(右)を発見。
同じ場所で比較検討する機会なんてなかなかないけど、えらく雰囲気違うのね。

  
その後も成果がないまま雨が強くなってきたので、少し移動すると、広大な面積を覆い尽くしてる
もんのすごい大群落のヒレタゴボウを発見。いやはや、とんでもないスケールに目を白黒。
田んぼ数枚分をすっかり覆いつくして、栽培してるとしか思えない面積ですぞ。

  
花をアップ(左)でみると、やっぱキレイだなぁと感心したりもしていたのですが、
近くでは、水田の中に大量に侵入した挙句に稲刈りができなくなったとおぼしき場所(右)も発見。
こうなると大損害ですよね。うん、やっぱりあんまり歓迎できないヤツではあるナァ。

  
その後、帰宅途中に別の場所に立ち寄りましたが、結構大雨で薄暗く、どうにこうにもな
雰囲気満点。ふと目の前に出てきたコサギ(左)やら、池でノンビリしていた
カイツブリ(右)やらを撮って遊びますが、それ以上の成果は厳しい状況…

  
と思っていたら、最後日すごく間近にカワセミが登場。数枚しか撮れなかったけど。
他にも面白い鳥には逢えたのですが、薄暗い藪の中をチョロチョロするものが
大雨の中で撮影できるわけがなく、泣き濡れてのギブアップとなったのでした。

ってなわけで、な〜んとも不完全燃焼な1日でした。
まぁ、完全空振りではなかったのですが、その方がむしろすっきりしたかも
と思えるようなビミョ〜すぎる成果がなんとも空しい…
一応、まだ滞在中らしいんでルール通り制限付きでアップしますが、
こんな写真しか撮れてないのに恥ずかしいナァ(^^;
しかし、リベンジする意欲がなくなるくらいの出現時間&距離で、このまま
越冬してくれたとしても、再訪するかどうか悩んじゃう感じですね。
ちなみに、この日は大雨の中で日暮れ時まで辛抱強く粘った人も何名か
いらっしゃったそうですが、この後は全く再登場されなかったそうで(-_-;
ちなみにワタシはといえば、これで妙にストレスがたまったりしたので、
その解消にと予定外の遠征をいきなりかますことにして
夜中の高速をひた走ったりしてきたのでした♪


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