悪あがき的突撃〜島根再訪〜 11.11/3

この日は、ふと、悪あがきのような特攻をやってまいりました。
飛来アカネ・ラストトライアル@島根県です。
前回の大ヒットの後は、なんかチャンスを逸し続けて再訪できなかったのですが
そろそろシーズンオフも間近なこの頃、ラストチャンスで
いっちょ大ヒットを狙ってみよう、という分かりやすい魂胆。
ほら、「残り物には福がある」ともいいますしね(笑
あと、唯一の未見種であるマンシュウアカネが、今年は北海道で
えらく遅い時期にも記録が出たというのも、再訪したくなった大きな理由(^-^)
さてはて、大ヒットは訪れたのか、結果は本編でお楽しみを♪

<1>島根県某所

  
この日は本来前夜移動のつもりが、仮眠とって目が覚めたら朝だったので
到着時間は結構遅め。最近ヘバり気味でよろしくないですぞ自分(^^;
日がさして暖かくなった池縁を歩くと、大満開のマルバグミ(左)やら、実がはじけ始めた
トベラ(右)なんかがさっそく目に付きます。

  
これまたいい雰囲気に大満開なヤマハッカ(左)もあちこちにありましたが、
まだ気温が高くないからか、見つかるトンボはオオアオイトトンボ(右)ばかり。

  
ウラナミシジミ(左)もあちこちでフワフワ舞っていましたし、
ヨメナ(右)もイイ感じに咲いているのですが、なんせアカネ類が全くいない…

  
しょうがないので探索範囲を広げると、こんな時期なのに咲いてる
ハクサンボク(左)を発見。立派な花芽(右)もあったけど、春の花だったよね?

  
草むらを歩くと、実にいい風情になっているチカラシバ(左)を発見。
前回は白い絨毯のようだったシロバナサクラタデ(右)は、さすがにちょっと
しょぼくれた風情になってしまっていました。

  
葉上で隠れてるつもりらしいセスジツユムシ(左)も発見。あとは、あちこちに
イイ感じに咲き誇っていたオオミゾソバ(右)が嬉しかったくらいかな?

  
林縁には、あちこちにツワブキ(左)の大群落がありました。秋の深まりを実感。
これもいい感じに色づいたアオツヅラフジの実(右)も見つかります。

  
と、ここでようやくアカネ類をいくらか発見。でも、見つかるのは全て
マユタテアカネなんです。♂(左)、♀(右)ともいましたが、キミじゃちょっとなぁ(^^;

  
池を見ていると、なんかおもしろげなアメンボ類がいました。どちらも幼虫で種類は
よくわからないんですが、右のはなんか特徴的ですよね。ナニモンだろ?

  
え〜〜と、ヨシノアザミでいいのかなぁ?いい雰囲気のアザミ類(左)も咲いていました。
草間には、こっそりとツチイナゴ(右)もかくれんぼ。ちょっと色の濃い個体ですね。

  
さらに気温が上がると、リスアカネ(左)も活動を始めました。気になったのは、
おもしろげな実をつけていた樹木(右)。これ、調べてみるとハマビワっぽいですね。
派手な花をつける樹なので、来年は花を狙いたいもので。

  
ベニシジミ(左)も鮮やかな色になってきていました。嬉しいような、嬉しくないような。
そういえば久しぶりだな、というオナガササキリ(右)もちょいとご登場されますが、それ以上
成果がないので、ここで諦めて別ポイントへとっとと移動することに。

  
んで、やってきたのは毎年オナガアカネが集結する某ポイント。
さっそく歩き始めると、次々とオナガアカネがご登場されますが、この頃にはかなり
気温があがったからか、敏感でなかなか撮影させてくれず四苦八苦。

  
ちょっとびっくりしたのは、鉄パイプの中にできていたフタモンアシナガバチの巣(左)。
成虫(右)は今を盛りとアチコチの倒木にかじりついては巣材を持ち帰っていましたが、
もうミッチミチですが、このあとどうやって拡張工事するつもりなんだい?

  
さて、草地の中も期待を膨らませながら歩きますが、出てくるのはひたすら
ナツ&アキ、そしてこちらのノシメトンボ。早々イイ感じにはいきませんよね。

  
不思議に思ったのは、草地の真ん中に落ちていた鳥の卵。なんでこんな時期に?
あたりには、チョウセンカマキリらしき卵塊(右)も見つかりました。


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