突発的信州旅〜豪雨の狭間〜 11.8/6

この日は、ものすごく突発的な旅となりました。
というのは、直前まで予定がコロコロ変わったのです(^^;
まずはのんびり信州旅をおぼろげに計画していたら、突然東京出張中の
友人から遊びに来いとの呼び出しをくらって予定変更。
しかし友人との合流が夜になったのと、夜行バスを取り損ねたので
それならいっそのこと車移動で信州に立ち寄って…
などと段々バカな流れになったような次第でして(^^;
入ってみると予想もしない大豪雨を食らってビックラこいたりも
しましたが、狭間時間でなかなか楽しめた1日となったのでした(^-^)☆

<1>信州某所

  
前夜は結構遅くに出発したので、到着はかなり遅くなったのですが、
寝床を探してウロウロすると、灯火に集まってきたウスバカミキリ(左)やら
トビイロスズメ(右)なんてあたりを発見したので、とりあえずバシバシ撮影♪

  
お名前は調査中ですが、雨の中でも元気な地味系な蛾(左)もいました。ダイジョブか?
結構驚いたのは、ふつうに灯火に飛来していたジャノメチョウ(右)。へぇ〜。

  
ちょっと嬉しかったのは、お久しぶりのキカマキリモドキ。
いやぁ、そんな珍品ではないけど、このイカツさ、何度見てもたまらんねぇ♪

  
ノンネマイマイでいいのかな?かわいいマイマイガ類(左)も発見。
あと、笑ったのは、小さな蛾の上にとまっていたオオウスバカゲロウ。最初は捕食シーンかと
思いましたが、単に壁のつもりで止まったらなんか動くんだけど、というシーンみたいで(^^;

  
んで仮眠とったわけですが、久しぶりに豪雨が車の屋根を叩く音で目覚めるという展開に…
いやいや、天気予報は「曇り時々晴れ」でしたが、雨成分はどこにもなかったぞ〜
くやしいので小雨になったあたりで歩いてみましたがさすがに蝶影はなく
ヤブカンゾウ(左)やら、シシウド(右)といったあたりが鮮やかな程度。

  
ふわりとホソミオツネントンボ(左)が出現したり、予想以上に色鮮やかになっている
ミヤマアカネ(右)やらがいましたが、その後は成果なくしばしフテ寝。

  
しょうがないので場所を変えると、なんかかわいらしい小蛾類(左)に遭遇。
子連れのキジ(右)が道路を横切るところも見つけたりしました。

  
大満開ですごいなぁと見惚れてしまったのは、こちらのイヌエンジュ。
晴れてたらいろんな虫がワンワンと回りを飛んでたんだろうなぁ…

  
その後は場所を変えて草原を歩くことにすると、ほどなくえらく小さな黒い幼虫(左)を
発見。ん…蛾かとおもいきや、このスタイルは間違いなくタテハチョウ系。
と思っていると、次に見つけたのはシダの葉上。え〜、シダ喰いの蝶は日本にはいねぇなぁ…

  
などとおもっていると、さらにもう1匹シダの葉上を歩いている個体(左)を発見。
むう、これはもしや、結構な大発見になるんじゃねぇか、などとしばらく興奮しましたが、
ふと頭上を見上げると…………おわぁあ、なんちゅう迫力じゃぁ!
というわけで、カラハナソウで大発生中のクジャクチョウ幼虫の大群から
落下した個体がたまたま下のシダにいただけだったのでした。むう、人騒がせな。

  
というわけで、本来の食草であるカラハナソウをモシャモシャ喰ってる
クジャクチョウ幼虫もきちんと撮影。実はお初なので結構嬉しかったりとか♪

  
うろうろしていると、ちょいとボロってましたが、ヒメシジミ(左)も御登場。
お名前はわかりませんでしたが、赤紋が鮮やかなカスミカメ類(右)も発見。

  
草地の中ではまだ色づいていないコノシメトンボ(左)が飛んでいましたが、
狙いのエリアを歩こうと思ったら草丈がやたらと高くて、おまけにノイバラが多くて
さらに雨の後なので、下半身ずぶ濡れズボン傷まみれで早々にギブアップ(-_-;
あきらめて林縁を歩いていたら、こんな場所にもマイヅルソウの実(右)を発見。

  
あたりには、ヘリグロチャバネセセリ(左)がものすごい数いて、あちこちで
求愛(右)なんてシーンも見れました。。

  
オカトラノオでの吸蜜(左)も披露してくれました。近くでは、ちょっとこちらは
ボロボロだったけど、ヒメキマダラセセエリ(右)も頑張ってたり。

  
ちょっと高山系かなというヒナバッタ類(左)もいました。お名前は?
オオウラギンスジヒョウモン(右)なんかもフワフワと飛んでいます。

  
ちょっとした湿地の中には、チダケサシの大群落(左)があって嬉しくなったり。
思いついて花をドアップ(右)で撮ってみると、これが思ったよりもかわいらしいでしょ?

  
ノリウツギの花を見ていると、ホシミスジ(左)もフワフワと飛来。この花にはなぜかしら
甲虫類がやたら多く、フタスジハナカミキリ(右)なんてごちゃっといる感じ。

  
マルガタハナカミキリ?(左)なんかも撮ったりして遊んでいると、ふわっと登場したの葉
おやおや、クジャクチョウ(右)じゃないですか。まだまだ元気な感じだけど、
さっきはそこそこのサイズの幼虫がいたんだけど、時期的にどんな感じになってんの?

  
小さな流れの上では、なんとガヤドリキイロツブタケ(左)が見つかりました。冬虫夏草は久々じゃ。
あたりにはオオアワダチソウ(右)の見事な群落に、季節の移ろいを実感したり。

  
マツムシソウ(左)もなかなかいい感じに咲いている花がありました。さらにうろうろしてると
こちらもえらくお久しぶりのアケビコノハ幼虫(右)も発見。うん、相変わらず伊達モノじゃ。

  
えらく巨大なチャバネセセリ(左)が登場してちょっとびっくらこく一幕も。
オオチャバネより大きかったですが、健康優良児?
あたりにはこれも密かに久しぶりのトンボエダシャク(右)がいたりしました。

  
さらにうろうろすると、シータテハ(左)やら、クジャクチョウ(右)やら、なんか信州だねぇ
ってのは撮れるんですが、肝心要の狙いの某蝶は今年もサッパリ登場されず。むむむのむ。


次へ⇒

topへ⇒