オレンジ・リベンジA〜課題クリア!〜 11.6/4
  
<3>信州某所

  
さてさて、元の場所でうろうろすると、イイ感じに開いているカタクリ(左)やら、
ちょっと遠いけど大満開のユキグニミツバツツジ(右)やらが目に付きます。

  
結構ビックリしたのは、シラネアオイの大群落(左)。急斜面ですが、かなりの株数がありました。
アップ(右)で撮ると、いやはや、やっぱりなんとも素晴らしい花ですよね。

  
真っ赤に色づいたヤグルマソウの芽生え(左)も発見
あまり見慣れない雰囲気のマルハナバチ類(右)もいましたが、え〜とお名前は?

  
その後は、パラパラと咲いているユキグニミツバツツジ(左)の花を撮ったり、
ふわりと足元に飛んできたモンキチョウ(右)を撮ったりして遊びます。

  
そうこうするうちに、こちら岸でも何匹かのクモマツマキチョウが飛び始めました。
再度興奮しながら狙いますが、先ほどまでの愛想良すぎる個体とは違って、ちょこちょこ
飛び回るもので、こんなのが数枚撮れただけ。出現回数は多かったんだけどなぁ。

  
まだ咲き残りのあったオオヤマザクラ(左)やら、とんでもなく大満開状態の
イタヤカエデ(右)やらを見たあたりで、次なるポイントを目指して下山することに。
写真のデキはさておいて、十分にオレンジは堪能できたしネ♪

  
結構ビックリしたのは、道端のなにげない水溜りに大量に産んであったヒキガエル類の卵(左)。
これは幼生が孵化した後にものすごい苦労しそうな雰囲気が満点ですなぁ。
などと思っていると、近くでノビネチドリ(右)に再会できてまたちょいと大興奮。

  
ma23さんがみつけてくれたのは、作りかけのスズメバチ類の巣(左)。ここだとなんて種類かな?
道端にはそこここにラショウモンカズラ(右)が大満開で、なかなかお見事です。

  
クルマバソウ(左)もあちこちで大群落を形成していました。こちらも大満開でお見事
だったのは、ナツグミ(右)。あま〜い匂いがなんともいい感じでしたぞ♪

  
この時期のお約束、アオカメノコハムシ(左)は求愛中の個体を発見。
サカハチチョウ(右)も何度も登場します。ちょっと悔しかったのは、数度登場してくれた
ギフチョウ。全てが高くを舞うばかりでさっぱり降りてくれなかったんですよ。
ここでイエローバンドなんて見れた日にゃ、『OYB制覇』の可能性もあったんですけどね(笑

  
木影には、先初めでしたが、サイハイラン(左)も発見。シャク(右)はため息が
でるくらいの大満開でしたが、意外にも蝶影は全くといっていいほどありませんでした。

  
トチノキ(左)も、もうものの見事に大満開状態で、見ていると嬉しくなります。
暗い場所ばかりでしたが、ユキザサ(右)もパラパラと何株か発見。

  
ある意味意外だったのは、1株だけ見つかったギンラン(左)。時期も場所も半端だなぁ、と
思っていると、フデリンドウ(右)も発見。ここらだと低地とほぼ1月ズレですかね。

  
この日もエゾハルゼミ(左)は賑やかに飛んでました。
ヒロハツリバナ(右)は、これまた大満開といいたくなるくらいの花をぶら下げています。

  
こちらもイイ感じに咲いていたのはヤマモミジ(左)。あたりには、なんか
面白そうな色合いのヨツモンカメムシ(右)もひっそりと愛を語らっていました。

  
そこでビックリ仰天したのは、こちら。なんとタケウチトゲアワフキです!
シナノキなんてなさそうな場所なのに、なぜか葉上でじっとしてました。移動中かな?

  
さすがにちょいとヘロヘロになりつつ車の辺りまで戻ると、あちこちに大満開のヤマガラシ(左)が
あり、見ていると、ウスバシロチョウ(右)がフワフワと飛んでいてくれたりします。

  
というわけで、しばし遊んでもらって、吸蜜シーン(左)やら、正面顔(右)やら撮影。
その後、さらにグンと移動して、噂の某公園へ遊びに行くことに。

  
というわけで、さすがに日も傾きかけた頃にお会いできたのは、
久しぶりのオオルリシジミ。さっそく吸蜜(左)やら、産卵(右)やらが見れて大興奮!

  
葉上での半開翅(左)なんてあたりも見れましたが、想像以上に活発でなかなか
撮れないなぁ、と嘆いていたらなぜか近くではセンブリ類(右)が見つかったりします。

  
しばらくすると、求愛行動をとる個体を発見。でも、なんか様子がおかしいなぁ…
とじっくり見ると、手前はオオルリシジミ♂、そして追尾しているのはなんと
ヤマトシジミ♂なんですよ!種類も間違ってるし、性別も間違ってるし!

  
そのヤマトシジミはものすごくシツこくて、ひたすら追い続けては交尾を挑む感じで
オオルリシジミの方は心なしか疲れ果てた雰囲気。さすがにこの恋は実らなかったでしょうが(^^;

  
ふと気付くと、いきなり交尾態のサナエトンボ類(左)が登場する一幕も。後で拡大すると
意外にもダビドサナエでした。池の近くだからコサナエだと思い込んでいたんですけどね〜。
花上に静止するオオルリシジミ(右)も見れましたが、かなりの逆光で残念。

  
そのごもうろうろして、クララの花芽に止まる♀(左)や、求愛中のカップル(右)なんかを
見れましたが、さすがに夕方近くなったのでここでギブアップ。
登坂と渡渉の疲れでちょいとヘロヘロになりながらの帰路と相成ったのでした☆

というわけで、「ミッションクリア!」な大満足の1日でした。
いやぁ、一時はどうなるかと思いましたが、もう大成功といって過言ではないですね。
写真のデキは腕のモンダイですから置いといて、これだけの濃密な
出逢いがあれば、リベンジ成功なのでしょう。うんうん。
しかし、沢を渡るのにあんなに苦労するとは夢想だにしませんでした。
当初のプランでは、ズボンを捲り上げて裸足で渡ろう、でももしかしたら少し水量が
多いかもしれないから、念のため胴長を持参して、ロープと袋を持って
対岸に渡り、袋に胴長を入れて手前の岸にひっぱり戻してもらって、次々に
沢を渡って、全員対岸であとはひたすら粘る、という計画だったんですが、
大量の雪融け水が、あそこまでものすごい勢いだったとは、
そして、あそこまでトんでもない水温だったとは…まだリアルに感覚を思い出せるくらい(^^;
まぁ、なんせ、怪しいカルテット3度目の挑戦にしてようやくのクモツキ激写。
オマケのオオルリシジミやら、ウスバシロなんかもかなり楽しめちゃったし、
この調子で、今年もアチコチ、遠征計画を練っちゃいましょうね♪


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