不謹慎的鳥見A〜話題モノ巡り〜 11.3/13
  
<2>阪神間某所

  
さて、お次にやってきたのは数回目の某水田地帯。
ツグミ(左)なんか見つつ歩いていると、水田地帯の中で粘っている鳥屋さん数名を
発見。こりゃまた今日も難儀しそうだなぁ、と思っていると
そこからヒョイと飛び立って遠くの岩上に降りたのは、マキバタヒバリ(右)じゃ
ないですか!慌てて1枚撮って近づこうとしたら飛んじゃったけど。

  
と、思ったら彼は水路までビュンと飛んで、しばらく草むらの中で
ごそごそしたあとで、ヒョイとロープの上にとまってくれたんです。ラッキー♪

  
その後もしばらくチョロチョロと水路沿いを動きますが、なんかこの日は愛想が
良くて、何度かロープ上(左)やら、杭の上(右)にとまってくれたり。
でも、何度かのサービス後、ビュイと大きく飛んだっきり見失ってしまったんです。

  
しょうがないので、他の鳥屋さんたちとウロウロと探し回りますが、見つかるのは
普通のタヒバリばかり。むむ、こりゃメンドくさそうな展開だぞ。 

  
おおっ!と思ったのは、近距離でドバトの群れに突っ込んだハヤブサ(左)。
でも、興奮しながら連写したら、間が悪くすぐにメモリー残量ゼロになりやがって、
慌てて交換した頃にははるか遠く(右)を飛んでしました。とほほのほ。

  
川面には、このひものんびりとアカミミガメ(左)が浮かんでいました。
一面に咲き誇るナズナ(右)なんてあたりも見れたあたりで、一計を案じて
あたりの鳥屋さん達に「今までのパターンから考えると、私が裏側に探しに行くと
すぐに水路に出るんですよ。ちょっとやってみましょうか。」とのたまったり。

  
というわけで、しばし裏側に移動して、ミヤマガラスの群れを眺めたりしながら
しばらく他の鳥探し。でも、思った以上に鳥影は少なく、成果は結局さっぱり皆無。

  
んで、5分ばかりウロチョロしてから戻ってみると、予言は大当たり(^^;
水路沿いにマキバタヒバリ君がチョロチョロと走り回っていらっしゃいました。
相変わらず画角に入れれずに難儀しましたが、なんとか数枚GET。

  
しばらく草むらの上でのんびりしてくれたのでバシバシ撮りますが、その後は
ちょろちょろとひたすら動き回るのでまるで撮れず。ほんとデジスコ向けじゃないよなぁ。

  
などと文句を言っていると、彼はそれならば、とばかりに再度ロープの上(左)から
杭の上(右)と移動してくれて、なんとかすっきりしたあたりも撮影成功。

  
その後は、すり路沿いの草陰をチョロチョロするもので、いるのは分かるけど
姿が見えないとか、そんな状況ばかりしばらく続きます。
気合で粘って、なんとかこんなのが数枚だけ撮れたんですけどねぇ。

  
しばらくすると、彼は再度ロープにのぼって(左)、そのままの場所でポリポリと
頭掻き(右)もご披露。このポーズのときだけは愛想いいんだよなぁ。

  
さらに至近距離にある草陰のロープでもしばらくのんびりしてくれましたが、
陰になってしまって色がハンパなショットしか取れなかったのがなんとも残念。。

  
その後も、結局チョロチョロしてはロープ上に登場するというのを何度か
繰り返したあとに、またフッと消えたんです。しょうがないからもう一度探しにいくか、
と思ってなにげなく時計を見ると、戻る予定の時間をはるかにオーバーしている
という圧倒的事実に気付き、大慌てで帰路に着くことに。

  
しかし道中で連絡を取ると、予定がずれて早く帰る必要がなくなったことを発見。
それではと、これまた何度か目の河川敷に立ち寄ると、なぜか大量のスズメ(左)。
しばらく粘るとなんとかオオジュリン(右)も登場しましたが、なんせ
スズメが多すぎて、他の鳥が探しにくい状態なんです。むむ、メンドくさいなぁ。

  
その後も完全日没まで粘りましたが、コジュリン(左)、シベリアジュリン(右)ともに
1度ずつ登場しただけで、なんともハンパな締めくくりになったのでした

というわけで、まとめてアレコレ見れた1日となりました。
いずれもそこそこの珍品揃いなのですが、ちょうど間が良くというのか
この後しばらくして全て抜けてしまったようなので
情報規制版版ではなく公開版でアップすることにいたします。
しかし、帰路に車載TVから聞こえてくるニュースは
本当にドレもコレも想像を絶する状態で、
グングン増える犠牲者の数、メルトダウンの可能性が現実味を
帯びてきた原発の背筋の寒くなるような現実
そして、短時間で落ち着くと思っていた首都圏への影響の予想外の深刻化
などと、本当に背筋の寒くなるような事実に打ちのめされます。
そして、何度も書きますが、本当にやれることがないという寂しさ。
物を送ることも現実味がなく、せめて義捐金を送る程度の事しかできない、という
情けない事実に、深く考えさせられるものがありました。
改めて、被災地の皆様、そして影響を受けている皆様には深く深く
お見舞いを申し上げまるとともに、一日でも早い復興をお祈りしております。

そんな中での更新、「不謹慎だ」とのバッシングも
届くだろうな、と散々悩みましたが、やはりこんな大悲劇の中、
日本中が萎縮してしまうのも、またなにか大きな問題をはらんでいる
ような気がして、普段どおりのアップとさせていただきました。
なにとぞご理解いただければ幸いです。


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