不謹慎的鳥見B〜風負けな日〜 11.3/19

この日は、不謹慎な鳥見そのB。
本来であれば三連休ですから、何も考えずに遠くまでスッ飛んで車中宿旅する
トコですが、さすがにちょっとそれは気が引けていたところに
いくつか所用が飛び込んできて、結局は1日のみの旅に。
どこにいくか非常に悩みまくり、ダメモトで九州旅というのも視野に入れていたが
結局前日も所用で遅くなったので、大遠征は出来ず、
思い立って、再挑戦したかった山陰に向かい、
そろそろ頭の黒くなってきたはずの某珍鳥を狙ってみることに。
しかし、不謹慎かつ中途半端なその態度がよろしくなかったのか、
予想もしない強風に鳴かされた1日となったのでした(ToT)。

<1>宍道湖周辺

  
というわけで、とりあえず早朝から特攻してみると、予想外にも
まだ川の中にコハクチョウの群れを発見。そろそろ飛去してるかと思ってたんだけどなぁ。

  
しばらく見てると、バサッと飛び立った(左)ので、周辺の水田地帯を
うろついていると、ふとあぜ道に怪しい影。おや、ハヤブサ(右)が隠れてんじゃん!

  
ちょっと手前の草がジャマでピントが合わせにくかったのですが、こんな
いい距離で撮れることは滅多にないですから、大興奮でバシバシと撮影しまくり。

  
と、彼はこちらが気になったのかバサッと飛んで、水田の中の
さらに見やすい場所に下りてくれたんです。距離も近いしこりゃラッキー!

  
しばらくすると、再度バサッと飛び立ったので、とりあえずEZ100で連写しまくると、
ピンボケながら何枚か飛びモノが撮れたのでこれまた狂喜乱舞。

  
連写した中には、急降下中の姿を捉えたカット(左)もありました。気をよくして
さらに異動していくと、ノスリ&トビ(右)なんてショットも確保。

  
ノスリ(左)は何羽か飛んでくれたのでオオノスリがいないか探しますが、
やっぱり戻ってきてくれてはいないご様子。それでは、と水田地帯のヒバリ(右)を
丹念に見て行きますが、ハマヒバリも抜けたようで、これまた厳しい。

  
水路をノンビリ泳いでいるカルガモ&キンクロハジロ(左)なんか見ていると、その中に
怪しいカモ(右)を発見。一見カルガモですが、なんか羽色が中途半端ですよね。
単に中途半端な羽衣なのか、アヒルの血でも少し混じってらっしゃるのか…

  
などと思っていると、遠くをマガン(左)が飛んでちょいビックリ。まだいたのか!
道端には、オオイヌノフグリ(右)が大満開で春の気配を感じますが、このあたりから
なんかえらく風が強くなって歩いていると三脚に当たった風が甲高い風音を立てる程。
芦原はベッタリと寝てしまっていて、間に隠れているであろう小鳥なんて
とてもとても探せない雰囲気濃厚です。こりゃぁ、まいったなぁ(^^;

  
さらにうろうろしてとある観察舎によると、打ち上げられている魚を食べている
トビ(左)を発見。ガラス越しのデジスコだと、ボケてどうしようもなかったです(^^;
あたりには、すっかり夏羽のセグロカモメ類(右)もいました。
あまりにも頭が白すぎるので、密かにモンゴルカモメじゃないかと疑ってるのですが…

  
さらにうろつくと、なんとマガンの数十羽の群れを発見。
このあたりだと3月中旬には全て飛去していることが多いと思うのですが、
今年は寒かったから、季節感がずれているということなのかな?

  
しばらく眺めていると、伸びをしている個体(左)やら、一列に並んで
水を飲んでいる個体(右)なんかも見れて、結構楽しい時間をすごせました。

  
しばらくすると何に驚いたのか、バサッと飛び立った(左)ので、場所を変えて
うろうろすると、大満開のアセビ(右)を発見。こりゃぁ見ごたえがあるなぁ。

  
さらにうろうろしていると、窓のすぐ側といいたくなる場所に、少し夏羽になり気味の
タゲリが御登場。FZ100+テレコンで狙うと、こんなドアップになりました。
やはり前回のPowershotよりもアップに撮れて楽しいけど、やっぱり若干周辺が
流れる気がするのは、昔々思いっきり落としたことがある後遺症かなぁ?

  
セグロセキレイ(左)もチョロチョロとしていました。その後しばらくウロウロするも
さっぱり成果がないので、思い切って大きく移動すると、
いい感じに咲き始めたハンノキ(右)を発見。

  
いい感じに咲き始めたオオバヤシャブシもあったので、バシバシと撮影。
風は寒いし、春の訪れは実感できないけど、少しずつ近づいているんですねぇ。


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