謎のGWオフ会D〜蝶方面ご案内日〜 10.5/3

この日は、石垣島の第2日目。
そして、プロにご案内をいただくという特別企画日でもあります。
今回お願いしたのは、石垣島の蝶といえばこちら、
の有名な「蝶館カビラ」のirinoさん。
玄人にあれこれ面白いポイントを教えてもらってしまい、
残り少ない時間を効率よく活用しよう作戦です♪
てなわけで、昨日までの豪雨がウソのようなドピ〜カンの全面的夏日の中、
朝っぱらからあちこちの面白いポイントを巡って、
次々と面白い出会いを達成していく、大興奮な1日となったのでした。

<1>石垣島各地

  
てなわけで朝も早くから合流して、初手でご案内いただいたのはゲットウの咲く草地。
歩き始めると、訪花しているツマグロスズメバチ(左)がいたり、
 チャバネセセリ(右)がのんびりしていたりします。

  
んで、程なくこの場所の目的であるオオシロモンセセリがご登場!
ブンブン飛び回って撮影は難儀しましたが、さすがと思った瞬間でした。

  
さらに歩いていくと、ちょいボロでしたが、ヤエヤマカラスアゲハ(左)が
のんびりしていたり、吸密中のヤエヤマイチモンジ(右)に逢ったりします。

  
なんと、一寸野虫さんがゲットウの葉裏で羽化直後らしきオオシロモンセセリを発見!
蛹からも見えるし面白いなぁとバシバシと撮影していたのですが、
よく見ると羽化直後というよりは、羽化失敗で
触覚が蛹殻から抜けなかったというのが真相のようでした。嗚呼、哀れナリ。

  
大柄で面白い模様のトビサシガメ類(左)も発見。ヤエヤマカラスアゲハ(右)も
のんびりと吸蜜を披露してくれました。

  
ノアサガオ(左)なんぞみていると、すぐ近くで、何度見てもムダにハデな
イヌビワオオハマキモドキ(右)を発見。キラキラだなぁ。

  
嬉しかったのは、珍しくえらく愛想のよかったヤエヤマイチモンジ。
まずは♂からご紹介いたしますが、ペンキの落書きみたいな面白い白線ですよね。

  
続いて、ヤエヤマイチモンジの♀。こちらも同じく珍しいくらい
愛想良くご登場いただけました。なんとも嬉しい限りじゃわい♪

  
さらに、ベニモンアゲハ(左)もご登場。地面で吸水中のオオシロモンセセリ(右)も
見れましたが、カメラを向けると口を引っ込めちゃいました。いぢわる。

  
センダングサに捕らわれたリュウキュウアサギマダラ(左)なんてシュールな物件も発見。
オオシロモンセセリの巣(右)もみつかりましたが、残念ながらこれは空巣でした。

  
お次に転戦してきた場所では、毎度にぎやかに鳴きまくるイワサキクサゼミ(左)に
続いて、フワフワとミカドアゲハ(右)もご登場。てんで近づけなかったけど。

  
なんだか面白いジガバチ類(左)もいました。ここのはなんて種類かなぁ?
道端では、ホソミシオカラトンボ♀(右)なんかも登場してくれます。

  
ちょいと意外だったのは、勢いよく咲いていたナンバンギセル(左)。
昨秋にも見てますが、このあたりだと年がら年中咲いているんですかねぇ。
クワズイモ(右)も何度見ても面白い不思議な花をつけていました。

  
そうこうするうちに、タイワンアオバセセリ(左)が登場。素早すぎて正面顔しか
撮れなかったけど。 近くには、マメ科らしき変な形の実(右)もぶら下がっていました。

  
お次に登場したのは、いきなりキミスジ。
改めてアップで見ると、なんとも不思議な色鮮やかさで面白いですねぇ。

  
キミスジの翅裏(左)も、これまた前衛芸術風でなんともイカします。
あたりでは、ここらでは迷蝶扱いのモンシロチョウ(右)も見れました。

  
小さな水溜りでは、アオスジアゲハ(左)やら、クロアゲハ(右)やらが
吸水もしていました。敏感すぎて、ぜんぜんアップでは撮らせてくれませんでしたが…

  
道端では、コノハチョウ(左)もご登場。しばらく見ていると、フワッと
高い位置に飛んでから開翅(右)してくれましたが、角度が悪いぞ〜〜。

  
さらにうろうろしていると、いきなりオキナワチョウトンボもご登場。
しかもこれがえらい色の淡い個体で、まさにベッコウ色じゃないですか!
かなり敏感で苦労しましたが、なんとか接近してバシバシと大量撮影♪

  
いきなり頭上をバサッとカンムリワシ(左)が飛んだりもしました。ピンボケになったけど。
近くのカラスザンショウでは、シロオビアゲハの幼虫(右)も見つかったりします。

  
そろそろお次の場所へ、と移動しようとすると、道端に変な蝶を発見!
これがなんと予想外のタイワンシロチョウだったのでびっくり仰天したのでした。
昨秋にはかなり発生していたそうですが、「まだいたんだねぇ」と驚かれた
ほどだったので、こいつは相当ラッキーな出会いだったようです♪


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