酷寒のでぇと〜阪神間ヤゴ探しA〜08.1/20

<1>阪神間各地 続き

  
もちろんそれ以外にもいろんなヤゴが捕れました。お約束のアオサナエ(左)やら
オジロサナエ(右)も多数。このあたりは初夏に来ると本当に楽しそうだナ。

  
ヒゲナガカワトビケラ(左)もたくさん捕れました。いわゆるザザムシですね。
ちょっと予想外だったのは、こんな場所でも結構捕れたナベブタムシ(右)。

  
あとは、久しぶりに地味な川虫系から、モンカゲロウ(左)と、チラカゲロウ(右)。
ちなみに、密かにチラカゲロウはカッコもよく、大好きな川虫TOP10に入ります。

  
それからヒラタカゲロウ類(左)と、撮影しようとしている間中、一度も静止してくれずに
こんなショットしか捕れなかったセンブリ類(右)。最近入手した図鑑によるとネグロセンブリか?
そう思って過去の写真を見直すとことごとくネグロっぽいんですが、う〜ん。

  
その後、さらに移動して、いい雰囲気の林に到着。まだ花の跡が残るナワシログミ(左)
なぞ見ながら歩き出すと、すぐさまわりとヤバそうな雰囲気で雪が舞いはじめます。

  
U氏の案内で小さな池に網をしばらく入れてみると…
おっしゃ!もう一つの宿題、オグマサナエです。う〜ん、いい感じのプロポーション。
とりあえず宿題が片付いたことに一安堵。Uさん、ありがとうございました!
でもよく考えると、このあたりのサナエトンボはあまり真面目に探してなかったんですよね。
来春は成虫もキッチリとした写真を捕るべく遊びにこなきゃナ〜。

  
まだかなり小さな弱齢幼虫(左)も混じって捕れました。同じ場所では、
クロイトトンボ(右)なんかのイトトンボ類も何匹か捕獲。

  
よくよく見ると、尾の部分が短い、フタスジサナエっぽい個体(左)も混じってましたし、
真っ赤になったタベサナエ(右)も捕れたりして、なかなかイイ感じ。

  
さらにがさごそ遊ぶと、オオシオカラトンボ(左)が捕れたり、小さなオニヤンマ(右)が
捕れたり、ごくごく小さな池ながらなかなか面白い雰囲気でした。いい場所です♪

  
そして、最後には予想もつかないサプライズもありました。
しつこく網を入れていると、メダカ(左)に混じって、なんか不思議な魚(右)が網に入ったんです。
「なんか捕れましたよ。タモロコ?…いや、ちがう!これは川端大先生だ!」
ということで、幸運にもまったく期待していなかったカワバタモロコをGET!
密かに今まで縁がなかった魚なので、これは予想外のサプライズでした。

  
しかし、そのあたりから雪は舞う→吹き付けるといった按配(左)にかわり、大雪の様相に。
寒さでU氏のご子息は半べそ状態だし、こりゃダメだということでこの日は解散。
私は、しばらく車の中でその日の成果を整理したり、撮影したりしていたんですが、
帰ろうと思って外を見た時には、もう雪が積もり始めて(右)おり、再度仰天。
帰路は、網走か羅臼かという雰囲気の吹雪をたっぷり堪能する、心細き家路となりました。

〜おまけ〜

  
恒例の自宅水槽から、かわいらしいメダカ(左)と、感激のカワバタモロコ(右)。
しかし、カワバタモロコは思ったよりも大柄でどっしりしていていい雰囲気♪

  
小型の個体(左)は、黄金色に輝くし、大型の個体(右)はその上に鱗模様の黒が
混じって鉄器か何かの名品のようだし、何度見ても見飽きません♪
ちなみに、あれこれいってるうちにうちの小型魚用水槽は現在20種ほどが収納されて
いるという笑えるような笑えないような事実も判明。単独写真が撮りにくい(笑
ちょっと数えてみると、本サイト開始後に飼育した淡水魚は…60種類くらいですね。バカだ(^^;

というわけで、今回もメチャメチャ楽しい一日でした!
まぁ、今回は、明らかに氷点下の朝から、吹雪の〆まで、ずっとひたすら徹底的に
あまりにも寒すぎたというトんでもない条件の中、あちこちご案内いただいて
本当に本当にありがとうございましたm(_ _)m。
単身気楽に走り回る私と違って、寒さで言葉少なになるお子さんの世話も
焼きつつだったわけで、ご無理お願いしすぎたなぁとちょっと反省してます(^^;
しかし、これでまた宿題が2つ片付いたのはなんとも嬉しい限り(謎)
後残るのは相当な難題ばかりなので、これでひとまず〆括りです。
しかし、ここんとこヤゴ巡りしながら、いろんな場所に遊びに行ってますが、よく考えると
ヤゴがたくさん捕れて楽しい場所は、春先からはトンボが舞う楽園なわけで、
そういう下調べをしていると思えば、来る春がさらに待ち遠しくなりますね♪
今年は春からどこに行こうか、カレンダー片手に妄想が走る今日この頃です(笑


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