酷寒のでぇと〜阪神間ヤゴ探しA〜08.1/20

この日は、またまたU氏とでぇとしてきました。
地元でなかなか捕れない宿題数点について、氏がポイントをご存知とのこと
だったので、またぞろ図々しくご案内していただいたようなわけなんです。
いつも通り、早朝からアチコチ走り回って、挑戦を重ねてきましたが、
この日はまぁなんせ大変にお寒い。その中で胴長はいて水に入るなんてのは
我慢大会のような雰囲気もアリアリでしたが、なんと最後は吹雪になる酷寒ぶり。
なんとか宿題は解決?したものの、あまりもの寒さの中でいつもの勢いで遊んだ
もので、U氏およびお子様には非常に申し訳ないことをしたと猛省してます(^^;
#あ、ちなみにですが、U氏というのはお子様もいらっしゃる男性です。**
#私の小学校の同級生にUさんという大変可愛らしい女性がいるのですが、
#昨年「くりすますでぇと」編をアップしたあとで、どうやってあの子をクドい

#たんだという問い合わせがありましたので(笑)、弁明しときましょうかね。

#残念ながら彼女をクドくには私じゃちょっと役不足ですんで(^^;
*****

<1>阪神間各地

  
まず、最初は日も上らぬうちから、山裾の小さな溜池に向かいました。
痺れるような気温の中、網を入れてみますが、捕れるのはひたすらウシガエルのオタマ(左)。
そうこうしているうちに小型の成体(右)も捕れたので、ちょっとビックリ。

  
んで、あとは何が捕れたかというと、小さなギンブナ(左)が多数。
ミズカマキリ(右)も捕れましたが、結局この場所では目的のヤゴは捕れず、
う〜ん、かなり深い場所に潜っているのかなぁと悩みながらのスタートとなりました。

  
お次に近くの小さな池に行くと、周辺には雪の跡(左)が多数。場所によっては
まだこんな状態なんだなぁ、と感心してると、色鮮やかなツルリンドウの実(右)も発見。

  
そのあたりで網入れしてみたところ、シオヤトンボ(左)がやたら多数。
小さな流れの中でU氏がエゾトンボ系の幼虫(右)を捕獲されたので、期待しましたが、
調べてみると、これはタカネトンボなのでした。う〜ん、他の種類って捕れないなぁ。

  
それ以外に捕れたのはというと、お約束のミルンヤンマ(左)やら、
アサヒナカワトンボ(右)ヤらといった感じで、イマイチ不調。う〜ん、なかなかウマくいかん。

  
そのあとチョットした事件に度肝を抜かれたりしつつ、ますます濃くなる雲を
横目でにらみながら移動してきたのは、先日キイロヤマトンボを捕った某所。
U氏はお初だというので前回捕ったあたりをガサガサやってみると、ヤマサナエ(左)
なんかに混じって、なんとかキイロヤマトンボ(右)もGET!
ちなみに、写真をとり忘れたんですが、この時は同じ網にコヤマトンボも入りました。
この2種類が全くの同所で捕れるのはちょっと面白いですよね。

  
というわけで、終齢(左)、若齢(右)とも揃ったので、やらせ水中写真をやってみますが、
いやぁ、見事な保護色だわ。終齢幼虫の方なんて脚のあたりどこがどこだかわかりゃしない…

  
さらにお次にやってきたのは、川をかなり遡ったあたり。
Nさんに教わったポイントへ向かうと、なんと一面に吹雪が舞いはじめて、
さすがにちょっとたじろぐ雰囲気に。いや、ハンパなく寒いわけですよ、当然ながら。
そんな中、頑張って網を入れますが、ニホンカワトンボ(左)がやたら捕れるばかり。
もちろん、コオニヤンマ(右)なんかの常連さんも捕れますが、う〜ん、君じゃないんよね…

  
そうこうするうちに、U氏が怪しいヤゴをようやくGET!
実はこの場所の目的は、宿題でもあるアオハダトンボだったわけです。
大きな個体は捕れず、小さな弱齢ばかりでしたが、普通のハグロトンボに比べると
明らかにくっきりとした色合い、これは間違いなし!と思って小躍り。

  
ところが…なんかハンパな色合いの個体(左)もいたり、明らかにハグロトンボという個体(右)
もいたりして、頭はパニック。まだ弱齢なので翅芽の区別店もつかえず、尾鰓の先の
尖り具合と図鑑に書いてあるも何度眺めてもどうにもよくわからず…結局どっち?
ちなみにプロも、もう少し大きくならないと、とのお言葉でした。宿題は完了したのか(^^;)?

  
その他に何匹か捕れたのは、お約束のタビドサナエ(左)。それと、久しぶりでチョットだけ
嬉しかったのが、ゲンジボタルの幼虫(右)。このあたりだと夏は見事な光景があるんでしょうね。


次へ⇒

topへ⇒