但馬御案内紀行〜地元名産ご案内A〜07.8/26

この日は、なぜかO氏をご案内して但馬をうろつくという不思議な一日。
彼は神奈川在住なんですが、よく考えるとなぜか今年は3回もご一緒してます(笑
前日は琵琶湖でトンボ狙い→京都北部で海浜性昆虫狙いというハードなコースをこなしたO氏。
曰く、「琵琶湖までは案外近いね、5時間で着いたよ。もっとも、一度も抜かれなかったけど」。
いやぁ、あい変わらず、素晴らしき行動力に脱帽(^-^;)
んで、この日は但馬で合流してあれこれいっしょにアレコレ探そうという次第なのです。
O氏とは、トンボ・チョウ・バッタ・野鳥等どれにも興味があって、昔同じフィールドを共有
していただけに、その"いいモノ度評価"が似通っているので感嘆するタイミングがよく似てて、
さらに遠出癖も同じで(もっとも彼は沖縄や北海道までもだが)、なおかつ稼動日には日の出から
日没までメシも気にせずにひたすら走り回るという行動パターンも似通っているので、
一緒に走り回っていても、なんかペースが全然乱れなくて楽しいんですよねぇ。
もっとも、O氏の方は私と違い、自制心・計画性等々段違いにすぐれているんですが…
そんな不思議なコンビで但馬を練り歩き、感嘆し、あまりの暑さにヘバる、そんな一日でした。

<1>豊岡盆地周辺

  
というわけで、早朝から活動開始。まずは、一度狙ってみたいというナゴヤサナエの
ポイントへご案内。とはいえ、私も3年連続で振られつづけているんですが…
川辺に下りると、ニホンジカの足跡(左)と、なんとアライグマらしき足跡(右)があってビックリ。
んで、彼にポイントを説明。「ここなんだ、これは難物だなぁ」と彼もすぐに納得。
二人で川面を睨みますが、やはりこの日もその姿はありません。

  
諦めて一度車の方へ戻ると、草原にマメハンミョウ(左)をやたらたくさん発見。
近くには、よくみるとえらくキレイな模様の蛾(右)がいたりもしました。

  
うろうろしてると、草むらからクロアナバチが登場。それもウマオイ類をくわえてる!
なかなかの迫力にビックリしました。よくみると触角をくわえてるんですねぇ。
でも、ちょっとでかすぎない?体より大きいよ? そう心配してると、
彼女は"バカにすんなヨ"とばかりこちらを一瞥した後、力強く飛び去ったのでした。

  
さて、この後も川を遡りつつよさそうなポイントを探しますが、上空をミサゴ(左)が飛んだり、
立派なオオケタデ(右)が咲いていたりはしましたが、トンボ方面は成果なし。
少し遡ったあたりで、両面が護岸になったので、なにげなく河原まで行き
「ここらへんだとこんな感じなんですよね、やっぱ最初のポイントがいい感じでしょ?」
などと説明していると、川面をにらんでいたO氏が
「あ!あそこ飛んでる!」
ええっ!? 見ると、軽やかに水面を飛ぶ大型のサナエトンボらしき影。それも数匹が
飛び交い、時折縄張り争いのようにケンカを繰り返します。でも距離があってよくわからない。
しかも、なかなか止まってくれないので、少し上流側に移動しようと振り返った時でした。
「あそこ!とまってる!」
とO氏が叫びます。

  
うぉっしゃ〜〜〜!!!
ビックリするほど以外にあっけなく訪れた感激の瞬間。3年間の空振りが報われたんです。
見つけてくれたO氏に大感謝。でも、なんでまたこんなどうでもよさそうな場所に?
そんな話しつつバシバシ撮影してると、また川面から1匹のナゴヤサナエが飛んできて、
今止まっている個体にせまってきたんです。あ〜、これじゃ飛んじゃうなぁ…

  
…って、おい! ヾ(−−;
その個体はそのまま真上に止まり(左)、涼しい顔をしているんです。
ちょっとまて、さっきまでオマエら縄張り争いしとっただろうが。ちょっとは気にならんのか?
O氏とともに心の底からツッコミつつ、とりあえず新参者のアップ(右)を撮って遊んだり。
長年憧れつづけたトンボはとびっきり不思議なトンボでもあったのでした。

  
もっと他の個体もいるかとうろついてみると、河原にはハネナガイナゴ(左)が多数。
ニホンジカの頭骨(右)が何故か流れ着いていたりもしました。

  
川辺にちょっと気になるヒシバッタ類(左)を発見。
「これ場所的に怪しくない?」とO氏と批評しながら、頑張ってドアップ(右)でも撮影。
あとで調べると、やはり、河川敷などに住むという憧れのニセハネナガヒシバッタでした。
これも長らく現物を見ることができなかったもので、ちょっと感激☆

  
その後もウロウロすると、意外にもコンクリ製の擬石護岸の上に止まっている個体を多数発見。
直前にO氏と「ナゴヤはなぜかヤナギの葉の上の写真しか見ないね」と話していただけに、
これもかなり意外な生態でした。その区間では、かなりの数をみることができて、大満悦。
初手からの成果にスキップ踏みつつ、次の場所へ移動したのでした。
ちなみにO氏は琵琶湖でメガネ・オオサカを撮影しているので、この旅で一気に3種制覇です。

  
お次に来訪したのは、コウノトリの里。
さっそく飼育されている個体(左)なんかみてると、放鳥個体が数羽飛んできて、
一羽が今回も人工巣にとまり(右)ました。今頃営巣準備かいな?
よく見ると、他の固体が近づくとクラッタリングしてるんですよねぇ。

  
飛びモノ(左)も狙いましたが、うちのカメラだと限界がアリアリで…
すぐ近くの渓流では、なぜかウチワヤンマ(右)がテリ張ってました。池じゃないんだ?

  
この日も大量のオオアカウキクサ(左)なんぞみながら池の辺りをうろうろ。
この日も裸地にはマダラバッタ(右)がやたらめったら跳ねてました。

  
そこでO氏が発見したのは、なんとピンク色の個体!
それもこれは、ピンクと緑が混じっていて、いやぁ、色鮮やかさったらタマりません♪
バッタ類はどうも茶色の部分の色素変異でピンクがでるようなんですが、
茶色と緑の両方があるマダラバッタならではのピンク型ですね。キュ〜ト☆

  
池をうろつくと、ミズオオバコ(左)が多数。場所によっては、かなりの群生(右)で、
ちょっと見惚れてしまうほどでした。こういう時はPLフィルターが欲しくなりますね。

  
意外にも1個体だけでしたが、スゲハムシ(左)も発見。ピントが合ってないけど…
オオイトトンボ(右)は相変わらず多くて、そこら中を飛び交ってました。
これも考えたら神奈川だと産地が1箇所くらいしかないんですよね。所変われば、かな?

  
池をじっくりのぞいていくと、ヤチスズ(左)が鎮座していたり、まだまだ幼虫状態の
エンマコオロギ(右)がなぜか泥の上を泳いでいたりします。。


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