酷暑の6連休D〜薬師岳→薬師沢〜07.8/15

<2>薬師岳→薬師沢 続き

  
沢を歩いていくと、オオレイジンソウ(左)を発見。ひょろ長くて木漏れ日が当たって、
なんとも撮影しにくかったですが…。オオヒョウタンボク(右)もまだ咲き残っていました。

  
クロクモソウ(左)もあちこちに咲いています。マルバダケブキ(右)も
あちこちに咲いていましたが、日差しが強すぎてなんか上手く撮れずに残念。

  
イワショウブ(左)咲く草地に差しかかると、またミヤマモンキチョウ(右)が出現。
今度は♀で、食草の周りを飛び回って、産卵っぽいポーズもとるんですが、なんせ
警戒心が強くて、あとちょっとの距離で撮影できず四苦八苦。
汗だくでかなり走りまくって、ようやく1枚だけ撮ることができたような感じでした。

  
そうこうするうちに、太郎平小屋に到着。やっぱり案外時間かかんなかったなぁ。
小屋の周辺はやはりたくさんの人でにぎわっていたので休憩せずに先に進むことにすると、
すっかり実になったコバイケイソウ(左)や、アカバナ類(右)なんかを発見。

  
ヒメクワガタ(左)もポツポツと見れました。やっぱりこの系はかわいいですね。
薄紫色の不審なリンドウ(右)も見れました。ミヤマリンドウの色変わりなのかな?

  
坂道をえっちら下っていくと、シラフヒゲナガカミキリ(左)が登場。これまた久し振りだねぇ。
コガネイチゴ(右)も小さな花が1つだけ咲き残っていてくれました。

  
ノウゴウイチゴ(左)も白く清楚な花がいくつか咲いていました。
若い実(右)のついている株もありましたが、これが赤くなったら美味そうだなぁ♪

  
さらに歩いていくと、沢沿いで期待していた花に遭遇。ミヤマアケボノソウです。
日差しが強すぎて上手く撮れませんでしたが、どうッスか、この独特のイイ雰囲気♪

  
途中の湿地には、一面のモウセンゴケの絨毯がありました。本当に緋毛氈の雰囲気ですね。
あちこちで白いカワイイ花も咲いていて感激しました。上手く撮影できませんでしたが…

  
さらに沢沿いで、ミヤマトリカブト(左)やら、ミソガワソウ(右)やらを眺めていると、
向こうからなんか見慣れた人影……ありゃ!Yさんじゃないッスか!
ということで、突然山小屋に押しかけてビックリさせる作戦は見事失敗、こちらが
ビックリすることになったのでした。なんでも太郎平小屋までおつかいだそうで。
黒部ダムからまわってきたというと「おっ、ちょっと山男風になったね。でも荷物少なすぎ」
と言われました。すいません、相変わらず下界と大きくは違わない装備で来てますんで(笑

  
さらにうろうろすると、シロウマチドリ?(左)を発見。この手のランはよくわかりません。
湿地にはおもしろそうなスゲ類(右)もたくさん咲いていました。これもミヤマイですか?

  
さらに行くと、キヌガサソウ(左)が出現。小躍りしてると、すぐ先にはかなりの群落(右)が
出てきてビックリしました。一度花が終わっていない時期にきちんと見たいモンです。

  
一休みしてると、ベニヒカゲが登場。汗まみれのズボンから吸水(左)しはじめました。
これでは絵にならないのでそっと手を差し伸べてみると、お次は指から吸水(右)開始。
よしよし、と思いながらそぉっと手近な花に乗せた次の瞬間、飛んで消えたのでした。トホホ。
もう一回飛んで来い、としばらく草地を睨んでいると、ミヤマモンキチョウも登場。
近くには来てくれませんでしたが、このあたりにもいるんだなとかなり仰天。

  
道端の草むらをよくよく見ると、ここにも小さなラン類(左)を発見。コバノトンボソウかな?
ベニバナイチゴの実(右)もあちこちでみれました。あんまり美味しそうじゃないですけど。

  
   キンコウランは(左)あちこちでかなりの群落になっていました。
憧れのムシトリスミレ(右)はちょうど花が終わったところの雰囲気で、今回も花は見れず。

  
さらにすすむと、湿った斜面にはゴマナ(左)が群生。ハンゴンソウ(右)なんかも
混じっていました。あたりはメボソムシクイなんかの声がにぎやかに響き、いい雰囲気♪


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