懲りずに但馬探索〜GW・8日目〜06.5/6

<1> 但馬・三川山周辺 続き

  
さて、山頂近くで一休みして引き返すと、道端に満開のミヤマカタバミ(左)を発見して撮影。
と、そこになんとギフチョウ(右)が出現したのです。5月なのにまだいるんですか!!!
それも新鮮な感じの個体で、ヒラヒラと舞ってろくに撮影させてくれませんでした。
その後、数回ギフチョウは見れましたが、すべて一直線にどこかに飛び去りました。

  
さらに下のほうまで戻ると、面白い花を発見。なんと、コケイランが咲いていたんです。
影が薄くなるんじゃないかというくらい撮影しまくり、花のドアップ(右)もきっちり撮りました。

  
あたりにはまだフサザクラ(左)もきっちりさいていますし、キブシまで咲いていたりしました。
ふもとを探索すると、ニリンソウ(右)も咲いていてそれは見事。

  
大満開のツボスミレ(左)やスミレ(右)などを見てるうちに、急にそらが掻き曇り、
えらく不穏な雰囲気に。今のうちに、と豊岡平野方面に移動しました。

<2> 豊岡盆地〜箱石海岸

  
いつもの水田をうろうろすると、こちらでは早くもホオノキ(左)が咲き、コバノガマズミ(右)も
花をつけていて、まるで季節が違うような気分。

  
うれしかったのは、水田地帯に立派な婚姻羽になっているアマサギ(左)がいたこと。
まだ白い個体もいて、2羽揃ったショット(右)もなんとかGET。

  
近くにはチュウサギ(左)もいましたが、期待していたシギチはなんだか空振りで、
クサシギをようやく見つけるも飛ばれて撮影できず。かわりといってはなんですが、
えらく堂々としていたアオダイショウ(右)を悔し紛れにバシバシ撮影。

  
そうこうすると、賑やかな声と共にキセキレイ(左)が出現。なんか威嚇しているらしく、
デジスコで撮影しているうちに、入りきらない至近距離まで近づいてきて、
PowerShotでもどど〜んとドアップが撮影できちゃうくらい。

  
これは近くにヒナでもいるのかな、と思っていると、なんと目の前の木にそのヒナが出現。
暗かったのでブレまくりでどうしようもなかったのですが、かわいいあたりを撮影できました。

  
水田地帯では、なんか堂々とした場所で佇んでいる、少し大型のジシギ(左)を撮影。
あまりいい位置で撮影できなかったのですが、どうもこれはチュウジシギだったらしいです。
それ以外は、タシギが数羽、コチドリ(右)が1羽いただけ。賑やかと聞いていたのに、何故?

  
最後に箱石海岸に到着した頃にはすでにかなり暗くなっていました。
そんな時に限って、沖合いにはシロエリオオハムの夏羽(左)が悠々と泳いでいましたが、
アップで撮ったものは全てブレブレで使い物になりませんでした。
ハマシギ(右)も群れていましたが、もはやどうにもならないシャッタースピード…

  
キアシシギ(左)が何羽欠いて、いい位置にいてくれたのが収穫かな。
メダイチドリ(右)も出現し、なんとか数枚だけ撮れました。

  
さらに日も暮れる頃、遠くに今度はオオハム(左)が出現。シャッタースピードは1/2秒とかで、
涙を流しながら諦めると、海岸沿いにはまだハマハタザオ(右)が咲き残っていました。

  
暗い中、磯をのぞくと、ムラサキウニ(左)や、ヨロイイソギンチャク?(右)などを発見。
しばらく眺めていると、日も完全に沈んでしまい、さらに小雨が降り始めました。

というわけで、やっぱり但馬は面白い☆
ここのところ、この巡回コースが定着しつつありますので、また別ルートも
開発せねばと鋭意考えております。でもまだしばらくはシギチが楽しそうだから、
きっと近いうちにもう一度くらい来ちゃうんでしょうね。あははは。


次へ⇒

topへ⇒