広島遠征A 〜昆虫探求編 Part1〜05.06/04

A 広島県賀茂郡の湿地

八幡湿原でトンボを満喫したあと、そろそろこのあたりの探求に行ってもよいかな、
ということで賀茂郡まで移動して、某超稀産種を探しに行きました。
しかし、天気予報では大快晴のはずだったのですが、移動途中に相当な勢いの
雨風が嵐のごとく吹き荒れ始め、現地についた頃には雷鳴が聞こえる有様。
そんな中ですが、走りながらめぼしそうな湿地を順番にのぞいて回りました。
わりとスルドイ成果があったので場所は秘密です。

  
何箇所か湿地を訪ねると、コアジサイ(左)が満開になっていたり、
ウリカエデ(右)が鮮やかな実をつけていたりとそれぞれの場所で楽しみがあります。

  
ふらふらと探索していると、アサマイチモンジ(左)やムカシヤンマ(右)など、
湿地ならではの昆虫にも出会えました。

  
最後に訪れた場所ではサラサヤンマ(左)がたくさん飛翔していました。
わりと付き合いのいい個体がいて、飛翔写真(右)がオンボロデジカメでも撮れちゃいました。

  
木陰にはツボスミレ(左)が満開だったし、湿地の小さな水溜りには
イトモ?らしい沈水植物(右)もあったりして環境は良好でした。

  
右は湿地の脇でみつけた小さいけど可愛い花。多分、マメガキかな?
うろうろしているとヒメオサムシの仲間(右)にも出会えました。

実はここの目的は超貴重種、ヒョウモンモドキ。
でも天候が悪いからか、どこでも見つけることは出来ませんでした。

  
と、歩いていると水溜りに泥まみれになった毛虫(左)がもがいていました。
かわいそうだったので拾い上げて水溜りで泥を落としてあげると……
うぉっ!?
これがなんとヒョウモンモドキの幼虫(だと思う…)!!!
想定外の成果に大興奮してしまいました。
識者によるとこれはオオウラギンスジヒョウモンの幼虫のようです。

 というわけで、こちらも大満足成果になりました。
ヒョウモンモドキについては、近いうちに広島の観察会に参加してくる
予定ですので、成果をまた報告いたしますね。


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