大発作式西表島A〜Happy End〜 25.7/27
  
<3>西表島各所 続き

  
さて、一息ついてあたりをうろうろすると、水田地帯にたくさんの
リュウキュウトロロアオイを発見。こんなにあるもんだったっけ。

  
林道方面に向かうと、結構花盛りのキキョウラン(左)にも遭遇。
近くにはツマグロスズメバチ(右)もいましたがすぐ飛んじゃって残念〜

  
そこでお会いして嬉しかったのはこちらのヒゲマダライナゴ。
いや普通種なはずですが、なぜか今まで全くお会いできていなかったんです。
ようやくのお目通りというわけですが、思っていたよりデカいしゴツイのね。

  
チュウダイズアカアオバト(左)はここでものんびりしていらっしゃいました。
実をたっぷりつけたシマトネリコ(右)も発見。

  
オオハラビロトンボ(左)も飛び交っていましたがキイロの方は見つからず残念。
途中の草地には、相変らずナリヤラン(右)がスゴイことになっています。

  
せっかくなのでじっくりと撮影してみたり。この場所は保護のためにススキとかを刈り取って
整備されているのでものすごい群落になるんですよね。

  
さらに進んでいくと、オオハラビロトンボ(左)やらコフキショウジョウトンボ(右)やらも
登場されましたが、トンボ系は意外に少なめ。沢沿いなんかでは
珍品系が飛ぶかな、とものすごく期待してたんだけどナァ(+"+)

  
オオムラサキシキブ(左)は少し盛りを越した感じでした。
えらく面白い感じの赤い実をつける樹(右)もありましたが、
調べてもイマイチお名前分からず。めっちゃ特徴的なのになぁ…

  
小さなサキシマキノボリトカゲ(左)が走りだしたりもしました。
嬉しかったのは、ひょっこりとご登場されたリュウキュウウラボシシジミ(右)。

  
クワズイモの葉上にお米を乗せたかのように大量の花(左)が積もっていたりも。
見上げると、やはりここでも正体はアオバノキ(右)でした。
などと楽しみながら歩いていったのですが、以前は大量にあったはずの
アオイボクロが全然見つからん。てか他の期待してたラン系もないぞ(^^;

  
それでもしつこくウロウロすると、面白い雰囲気のクロイワオオケマイマイ(左)を発見。
リュウキュウヒメジャノメ(右)はアチコチに飛び交っていらっしゃいました。

  
アダンの雄花(左) も発見。分かりやすく撮れなかったけど。
リュウキュウキビタキ(右)もひょっこりとこずえに出てきてくれたりします。

  
時間が怪しくなってきたので大急ぎで引き返していくと、道端の低い位置日も
可愛らしく咲いているアオバノキを発見。この時期は多いもんなのね。

  
ここでもアカスジベッコウトンボ(左)を発見。なんかオープンランドじゃなくて
林道沿いで見ることが増えてる気がするんだけど気のせいかしら。
辺りには大量のマツバラン(右)がついている樹なんかもありました。

  
草地まで戻ってきたあたりでは、ひょっこりとナミエシロチョウ(左)に遭遇。
アマミウラナミシジミ(右)もいたりしましたが、これも密かに期待していた
珍品系マダラ類とかはご登場されず。まぁ時期的には遅すぎたかな…

  
最後に再びヒゲマダライナゴをバシバシ撮ったあたりで完全にタイムアップ。

  
で、大急ぎで港に向かったのですが、着いてみるとなんと湾内にイルカ類が
入り込んでいてすぐちかくを泳ぎ回っていたので大慌てでバシバシと撮影して、
ちょっと嬉しくなっての幸せなエンディング、と思ってたんですが、
石垣島まで戻ってみたら、通り過ぎたからもう関係ないと思ってた台風の影響で、
沖縄からの飛行機が大幅遅延、ということで1時間以上待ちぼうけになったあげくに
関空に戻ってからもギリギリの乗り継ぎ続きでバタバタになるという
なんというかわかりやすいどんでん返しが待っていたのでした(笑

〜おまけ〜

  
おまけは地元の花火大会の駐車場係をしてた時に拾ったタガメ。
その後職場でも死骸を拾ったり、ちょっと地元では数が復活してそうですね。

というわけで、なんやかんやときっちりと楽しめた1日となりました。
なんといっても、ようやくお目通りかなったエンレイショウキランが最高でしたね。
ずっと憧れてたけど、こんな天下の大珍品はお会いすることはないんだろうなぁと思ってた
ものにお会いできちゃうなんて、しかも時期的にギリギリ1花でも残ってたら、
と思ってたのにめちゃくちゃ大満開なんて本当に嬉しい限り。
こちらもようやく遭遇できたサイジョウチョウトンボもめちゃ嬉しかったし、
うっすら期待していたようなやつらはほとんどヒットしなかったりはしたけど
それでもいろいろ面白い出逢いは続いてくれたし、
やっぱムリヤリでも突撃して良かったなぁとしみじみ思いますな。
しかし、この日の神様の帳尻の取り方というか、
『ラッキーを1つ与えたらその分ちゃんと同じだけのアンラッキーを渡す』
という手法はなんとも分かりやすいものがありました。
エンレイショウキラン見た後の大豪雨はマジで死ぬかと思いましたし
水田地帯での出逢いが予想外に豪華だったら、林道がその分妙にしょぼくて
イルカ見てハッピーエンドと思ったら大遅延でバタバタって
逆にその場その場で帳尻合ったからこれ以上はないなという安心感がありましたね(笑
まぁそんなこんなでかなり楽しめた今回の旅。
まだまだ西表島は見たいもの会いたいものだらけですし、
面白そうな情報を頂戴できそうなルートも少しはできたみたいなので
これからも隙間をぬって、頑張って通い続けることにいたしましょう(^-^)♪


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